美味しいホタテを食べて興浜北線の廃線跡をめぐる – 道北をぐるっと回るドライブ旅:1日目

2024年の旅行記

以前から旅行関連の記事を書くサイトを変えたいなと思っていて、ようやく重い腰を上げて新サイト「かえとりっぷ」を開設。今後はこっちで旅行記とか書く予定です。さて、今日は久しぶり(1か月)の旅行。稚内に飛んで道北を巡る2日間。

数日前までは天候が良くない予報でガッカリだったけど、次第に晴れ予報へ。滞在時間中はずっと晴れを楽しめそうで嬉しい。あんまり景色を目的としてはいないけど、晴れていたほうが良いよね。

  1. ゆったり羽田空港へ、稚内空港へのフライト
    1. 品川から羽田空港まで – 京急本線・空港線
    2. 羽田空港のパワーラウンジで休憩
    3. 羽田空港から稚内空港まで – ANA/NH571便
  2. 宗谷岬を経由して猿払でホタテ丼を食べてきた
    1. 最北端のセイコーマートでもやっぱりお米が無い
    2. 列ができている本土最北端の宗谷岬
    3. さるふつまるごと館でホタテ丼を食べてきた
    4. 猿払から浜頓別の間にある「エサヌカ線」
  3. 繋がらずに廃止となった「興浜北線」を巡る
    1. バスターミナルとなっていて、痕跡の残らない「浜頓別駅」跡
    2. 自然に還っている「頓別仮乗降場」跡
    3. 簡易駅舎と時刻表が残る「豊牛駅」跡
    4. 痕跡を確認できない「豊浜仮乗降場」跡
    5. 駅舎が残されている「斜内駅」跡
    6. ゴツゴツとした岩が突き出る「北見神威岬」
    7. コミュニティセンターが建っている「目梨泊駅」跡
    8. 謎の広場が残る「山臼仮乗降場」跡
    9. ここもコミュニティセンターとなっている「問牧駅」跡
    10. クマが出るから立入禁止となっていた「ウスタイベ千畳岩」
    11. 駅の跡が整備されている「北見枝幸駅」跡
  4. クッチャロ湖畔にある、天北線の記憶を残す「トシカの宿」に宿泊
    1. トイレや洗面台は共用設備
    2. 近くにある「クッチャロ湖」から眺める夕日は最高
    3. ジンギスカンやカニ・ホタテが並ぶ夕食
    4. 近くの温泉施設「はまとんべつ温泉ウイング」でお風呂
  5. 明日は宗谷本線側から稚内へ

ゆったり羽田空港へ、稚内空港へのフライト

今日の飛行機は10時40分。早朝便ではないので始発出発という過酷なことはしなくても良いのだけど、輸送障害リスクだったりラウンジでの休憩を考えて早起き。6時半くらいに出発して羽田空港へと向かいます。

品川から羽田空港まで – 京急本線・空港線

急行ばっかりになって遅くなった京急空港線。しかし東京モノレールは高いしと、不便を強制的に強いられている感じが好きになれない。まあモノレールの利用率が上がっているのは確かだけどね。

  • 品川→京急蒲田:京急本線
  • 京急蒲田→羽田空港:京急空港線
  • 急行
  • 印旛日本医大→羽田空港
  • 品川→羽田空港
  • 7時31分→7時56分

所要時間は25分。列車が混んでいて立ちっぱなしだし、100円程度の差額で着席できる東京モノレールのがやっぱり良いんじゃないだろうか。都営地下鉄経由が最速だったエアポート快特が多かった時代が懐かしい。

北総線所属の車両。あんまり京成には詳しくないので、パッと見ただけだと何系かわからない。

羽田空港のパワーラウンジで休憩

この大きな画面を見ると空港に来た感じがして好き

羽田空港に到着。B保安検査場の前にある大きなモニターを見て、色々な行き先を見るのが好き。

早々に保安検査場を通過してパワーラウンジへ。結構混雑している様子だけど、作業スペースは無事に確保できて良かった。搭乗時間までは1時間半ほどあるので、ゆったり過ごせそうです。

ドリンクはカフェオレとトニックウォーターをチョイス。トニックウォーターってほんのり苦くて美味しいんだよね。ドリンクバーに追加されたのはかなり嬉しい。

羽田空港から稚内空港まで – ANA/NH571便

搭乗時間ギリギリに搭乗口に到着。プレミアムクラスとかだと早々に入りたくなるけど、普通席なら直前で良いんじゃない? というのが私の感覚。稚内空港行きは久しぶりだな……。

搭乗時間は2時間ほど。北海道の端なこともあって、新千歳空港とかよりは時間が掛かる印象。沖縄よりは近いけどね。

バス移動で飛行機に搭乗。面倒ではあるけども、こうして晴れている時なら青空と飛行機をセットで撮影できるのは利点。でもやっぱりそのまま搭乗できた方が楽かな……。機体はエアバスA321で、あまり乗る機会が無いので嬉しい。

ここ最近は夕方のゲリラ豪雨によって定期的に大きな遅延が発生している羽田空港。明日の帰り時間に影響を受けないかが心配だなぁ。成田にダイバートなら良いけど、戻られたらたまったもんじゃない(でも営業時間的に戻るってことは無さそうだけど)。

無事に羽田空港から離陸。東京の天気も良いし、北海道の天気も良い。旅行をする日としては最高のお天気です。

離陸してしばらくすると、天井付近からミストが放出されます。これA320とかA321でよく見かけるけど、知らない人からしたら「大丈夫なの」って心配になってしまいそう。

宗谷岬を経由して猿払でホタテ丼を食べてきた

レンタカーを借りて出発。今回はトヨタレンタカーでエコカーを予約し、アクアが割り当てられました。燃費最高レベルの車種なので、どれだけ走るのか楽しみ。

今日の行程は宗谷岬を経由して猿払でごはんを食べ、浜頓別へと向かうルート。比較的時間の余裕があるので、気を付けて運転していきたいと思います。

最北端のセイコーマートでもやっぱりお米が無い

宗谷岬に行く途中にあるセイコーマートは日本最北のコンビニとして話題性がある店。この先は猿払まで無いので、ここで買い出しをしてくることに。

ここ最近「米不足」が話題となっているけども、セイコーマートでもやっぱり売り切れ。もうそろそろ新米の時期になるので、それまでの辛抱かなって感じ。下手に買い込むよりも新米を待った方が美味しいだろうし。

セイコーマートではお茶とアイスコーヒーを購入。セイコーマートのアイスコーヒーはたっぷり入って100円。酸味よりも苦みが強いタイプなので、カフェオレにしても美味しそうです。

列ができている本土最北端の宗谷岬

本土(一応日本最北端は択捉島なはず)最北端の宗谷岬。何度も来ているので感動はないけども、毎回サハリン(樺太)が見えなくてリベンジを繰り返しています。

いつも来るときはそんなに人も多くないのに、8月の繁忙期ってことでバスで来ている人も多くて列が出来ていました。写真は何度も撮影しているし、別に撮らなくてもいいや。

人が入れ替わるタイミングで碑を撮影。最初にたどり着いたときの感動をまた味わいたいな。

ところで、海を眺めると遠くにサハリンを見ることができました。納沙布岬も4回くらい行ってリベンジ成功だったけど、宗谷岬もようやくリベンジ成功かな。

しかのこのこのここしたんたん

先に行こうと思ったら、むしゃむしゃ草を食べている鹿を発見。かわいいね。

さるふつまるごと館でホタテ丼を食べてきた

昼食を食べに来たのは、猿払村にある「さるふつまるごと館」というお店。ここでは猿払産のホタテを買うことができるほか、ホタテやカニのどんぶりなどを食べることもできます。

注文したのはホタテ丼(1,780円)です。猿払産の大粒ホタテを5粒も使っていて食べ応えたっぷり。ホタテを心行くまで食べることができます。

ご飯が見えないほどのホタテ。このレベルのを関東で食べたらいくらするんだろう。

中央のホタテは切らずにまるごと1個。新鮮な活きホタテらしく、冷凍では味わえないしっかりとした食感が楽しめます。いつも食べているホタテとは全然違うって感じられるはず。

合わせて購入したのは猿払産の牛乳。低温殺菌牛乳でサラサラしつつも濃厚な味わい。

猿払から浜頓別の間にある「エサヌカ線」

猿払から浜頓別までは国道238号線で行くのが早いけど、横に「エサヌカ線」という道があり、北海道らしい景色をドライブできます。少し所要時間は増えるけど、天気も良いので経由して浜頓別へ向かいます。

良い景色

これぞ「北海道」と思える光景がそこにあります。地平線と青い空、左右に広がる草原。ホントに天気が良くて良かった。

横の草原を眺めると、たまに親子のシカが走り回ってたりする。道路に出てこないのであればかわいい動物なんだけどな。飛び出してこないでほしい。

繋がらずに廃止となった「興浜北線」を巡る

今日のメインとなる目的は、浜頓別から枝幸(江差ではない)を結んでいた路線「興浜北線」の廃線跡を巡ること。この路線は当初「興部」から「浜頓別」を結ぶ計画で、全線開業すれば「興浜線」となるはずでした。

しかし計画半ばで建設が中止され、出来上がった区間のみ「興浜北線」「興浜南線」として開業。でも国鉄末期に双方とも廃止され、線路が繋がることは叶わなかった路線です。

ホタテを食べて興部南線の跡を巡る – オホーツク紋別空港に飛んで廃線跡を巡る1泊2日旅行:2日目
季節外れの暑さの中で食べるソフトクリームは絶品だった。

反対側の「興浜南線」は以前訪問済み。ってか「興浜南線」じゃなくて「興部南線」って書いてあるじゃん……気づかなかった。

バスターミナルとなっていて、痕跡の残らない「浜頓別駅」跡

稚内から天北線の廃線跡を巡って音威子府へ-新千歳と稚内を車で往復旅:2日目より

浜頓別の市街地にあった浜頓別駅。天北線と興浜北線が所属していた駅だったけど、双方とも廃止になり、跡地はバスターミナルとなっています。特に看板などは無く、駅だったと示すものはありません。

自然に還っている「頓別仮乗降場」跡

浜頓別の市街地から頓別川を渡った先にあった頓別仮乗降場。今は線路やホームの跡なども確認できません。

簡易駅舎と時刻表が残る「豊牛駅」跡

草むらにひっそり駅舎の残る豊牛駅。ポツンと取り残されてしまったような雰囲気です。

駅舎は天井が崩れるなど老朽化が著しく、いつ崩壊してしまうかもわからないような状況。中には当時の時刻表がそのまま残されていました。廃止直前でも1日6往復が運行されていたようです。

痕跡を確認できない「豊浜仮乗降場」跡

この先……?

草原となってしまっている豊浜仮乗降場跡。もう少し先のようですが、一面の草むらで跡らしきものは確認できません。

駅跡の近くには、廃止代替バスとして運行されている宗谷バスのバス停が設置されています。

駅舎が残されている「斜内駅」跡

先ほどの豊牛駅と同じく、簡易駅舎が残されている斜内駅。現在も管理されているようで、比較的綺麗な状態で現存しています。

裏手にはホームへと続いていたはずの出口もあるけども、ホーム跡は全く残っていません。

何故か踏切に設置されているであろう「止まれ見よ」の看板が駅舎に付いていました。興浜北線の廃線跡の中でも、一番最後まで残りそうな遺構です。

駅舎へと向かう道の手前には、宗谷バスの「斜内」バス停が設置されていました。

ゴツゴツとした岩が突き出る「北見神威岬」

廃線跡巡りの途中だけど、一旦寄り道。浜頓別と枝幸の境界線に位置する場所にある北見神威岬です。ここは突き出た半島のような場所で、海の方を見るとゴツゴツとした岩場が広がっています。なんだか神聖な雰囲気も感じるのは私だけでしょうか。

コミュニティセンターが建っている「目梨泊駅」跡

廃駅跡の典型的な再利用がされている目梨泊駅。駅があった場所にはコミュニティセンターが設置されており、駅の痕跡は残されていませんでした。

謎の広場が残る「山臼仮乗降場」跡

山臼仮乗降場があった場所に行ってみると、意味深な広場がありました。廃線跡の一部が林道に転用されているようです。

ここもコミュニティセンターとなっている「問牧駅」跡

先ほどの目梨泊駅と同様に、ここ問牧駅も跡地はコミュニティセンターとなっていました。例によって痕跡は何も残っていません。

クマが出るから立入禁止となっていた「ウスタイベ千畳岩」

道中の看板が気になって寄り道しようとしたウスタイベ千畳岩。行ってみたらクマが出たからと通行止めになっていました。残念。

駅の跡が整備されている「北見枝幸駅」跡

ここまでまともに自治体が残そうという気配がしなかった興浜北線だけど、終点だった北見枝幸駅跡だけは交通公園として整備されています。北海道に数多くある交通公園は大体廃線跡な気がする。

公園の中央には「北見枝幸駅跡」と記された石碑があり、ここに駅があったことを後世に残しています。乗って見たかったな。

ところで、石碑の裏を見ると廃線の1年後に石碑が設置されたことがわかります。なんか廃止されたら早々に撤去が進んだのかもしれない。

駅前には年季が漂う食堂があります。佇まいからして鉄道があったころから存在していたものと思われますが、今は営業はしてなさそう。

さて、これで興浜北線の廃線跡巡りも終了。本日の宿は浜頓別にあるので、また30キロほどを戻る行程です(って書いてるけど、実は北見枝幸駅から戻りつつ寄って行ったのが事実)。

クッチャロ湖畔にある、天北線の記憶を残す「トシカの宿」に宿泊

今日の宿泊先は、浜頓別の市街地から少し離れた場所にある「トシカの宿」という宿。北海道を中心に広がる安宿のネットワーク「とほ宿」のひとつで、2食付きで7,000円以下で宿泊できました。周囲は木々に囲まれて自然いっぱいです。

建物と建物の間にある通路が入口。スリッパがあるので履き替えて食堂方面に進みます。

食堂兼フリースペース。夜10時まで解放されていて、宿泊者同士で談笑したりする場所になっています。でも聞いてみたら今日は私しか宿泊しないとのこと。ここはネット予約は行っておらず、昔ながらの電話予約のみなので、知らない人も多いのかもしれない。

ここ「トシカの宿」は50年ほど前から営業していて、壁には昔の紹介ポスターが貼られています。一番左のポスターには英語で「国鉄天北線」の記載もありました。

徒歩数分の場所にある廃線跡を転用したサイクリングロード

実はすぐ横に天北線が走っていたトシカの宿。当時は定期的に列車の音が響いていたんじゃないかな。

天北線の歴史と廃線跡を記したポスター。音威子府駅から稚内までを宗谷本線と天北線でぐるっと回ってこられた時代、タイムスリップして行ってみたい。でもいつかは「稚内まで列車で行けた時代」なんて言われるときも来てしまうのだろうか。

天北線が走っていた頃に書かれた周囲の案内マップ。インターネットに書かれた情報はある日消えてしまうことも多いけども、こうして紙に書かれたものは長らく残るよね。私も本に記すことをしないとな。自己満足でも良い。

こういう宿にあることが多い旅ノート。ちょっと見てみると、30年以上前の天北線や興浜北線が走っていた頃に来た人の記載が残ってました。今では荒廃している飛行場前駅や山軽駅で降りてここまで来た……など、当時の貴重な資料となっています。

同じ8月24日の日付もあり、当時東京の大学生だったグループが上野から夜行列車で青森へ、そこから青函連絡船で北海道に上陸したと書かれていました。津軽海峡冬景色で歌われることが当たり前だった時代があったのだなとしんみりします。記した人は今では50代から60代くらいでしょうか。

トイレや洗面台は共用設備

ここでは洗面台やトイレは共用。まあこういう宿では一般的ですね。

洗面台は真ん中だけ自動水栓。しばらくすると温かいお湯が出るようになっていました。

洗濯機と乾燥機。有料で使用することができます。

近くにある「クッチャロ湖」から眺める夕日は最高

宿のすぐ近くにあるクッチャロ湖。似た名前の「屈斜路湖(くっしゃろこ)」と混同しないように注意が必要です。ちょうど夕暮れ時だったこともあり、日暮れを眺めてきました。

静かな湖畔で沈む太陽を眺めながら、何も考えない時間。あれこれ悩みも多いこの頃だけど、そんな悩みなんてちっぽけなことなんだ……と思える光景が広がっています。グルメも良いけども、これこそが北海道の楽しみ方だと私は思う。

ジンギスカンやカニ・ホタテが並ぶ夕食

日暮れを眺めて宿に戻ったら夕食です。以前はジンギスカンの食べ放題を提供していたようだけど、現在では原材料の高騰などによって終了。現在ではジンギスカンをメインにホタテやカニなどの北海道らしい定食スタイルで提供されています。

柔らかいお肉がたっぷり入ったジンギスカン。味付けはあまり濃すぎないけども、焼き加減も絶妙でご飯があっという間に掻き込まれていきます。ご飯はおかわりできるので、無くなっても安心。

ホタテと毛ガニ。カニは多すぎると身を取るのが大変だから、これくらいの量だとちょうど良いなって思う。

今年は豊漁と言われている新物のサンマ。焼き立てで香ばしい香りが漂います。脂が乗って柔らかいサンマを食べると、だんだんと秋の訪れを感じられます。関東ではまだまだ「秋ってどこ」って雰囲気だけど。

食後には紅茶とお手製のケーキが出てきました。甘さは控えめのケーキで、食後の口直しにもちょうど良い。ごちそうさまでした。

近くの温泉施設「はまとんべつ温泉ウイング」でお風呂

宿にもお風呂はあるけども、近くに温泉施設「はまとんべつ温泉ウイング」があるので入ってきました。トシカの宿で入浴券を購入すると、現地で買うよりも安価に入浴できます。

泉質は「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉」で、トロトロとした肌触りが特徴の美肌の湯。サウナもあるので、温泉やサウナが好きな人はぜひ行ってみてほしい。

明日は宗谷本線側から稚内へ

明日は浜頓別から中頓別を経由して宗谷本線側へと移動します。音威子府まで行っても良かったけども、最終的な時間の余裕を取りたいので少しショートカットです。なんだか天北線と宗谷本線でぐるっと回るような感じだね。

天気は明日も良好で稚内からのフライトは心配していないのだけど、逆に心配なのは都心部の天候。今日も埼玉県を中心に土砂降りが降っていたようだし、天候が荒れないことを祈りたい。

廃止が秒読みな宗谷本線の駅を見てきた - 道北をぐるっと回るドライブ旅:2日目
浜頓別から宗谷本線方面へと車を走らせて、廃止が噂される駅を中心に巡る。稚内市内ではご当地グルメも食べた1日。

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