土日で沖縄と新千歳を往復、飛行機に乗るだけの旅:1日目

2024年の旅行記

今年の5月から行っているANAの上級会員であるSFCを目指す修行。今回は完全に修行にフォーカスした旅行……というか移動をしてきます。土日で沖縄と新千歳を往復するというルートで、北海道にも沖縄にも微妙にしかいない。

実際何が楽しいのと言われそうだけど、これって完全な自己満足です。物を買い集めるみたいな感じ。

始発で羽田空港に出発

沖縄から新千歳に行く時点で、出発便が「7時35分発」に固定されてしまっています。この時間なら始発なら余裕をもって、始発の次でも間に合う時間。運賃も比較的安価なので、沖縄に行くならベストだなと思っている便です。

上野から浜松町まで – 東北本線・東海道本線

旅行記のスタートは上野駅から。ここから山手線か京浜東北線に乗って浜松町まで向かいます。2023年くらいまでは京急ルートのが最速だったけど、運賃も上がって時間も遅くなった現状。選ぶ理由を自らなくしているような気がする。

  • 505G
  • 上野→東京:東北本線
  • 東京→浜松町:東海道本線
  • 各駅停車
  • 大崎→大崎
  • 上野→浜松町
  • 6時00分→6時14分

浜松町まで14分の乗車。いつも京浜東北線で座れない印象があったけど、山手線なら座れた。今度からは急いで京浜東北線に乗らないで、山手線に乗って行こうかな。

車両は全てE235系になった山手線。最近車内のモニターで「TRAIN TV」という謎番組がやっているけども、YouTuberの「〇〇やってみた」というのよりニュースと天気を見たい。

浜松町から羽田空港第2ターミナルまで – 東京モノレール羽田空港線

浜松町に到着。ここからは東京モノレールに乗り換えて羽田空港へ向かいます。先着は空港快速だったけど、到着時間差は5分。多くの人が空港快速に向かって座れなさそうだったので、確実に座れる普通列車に乗って行くことにしました。

  • 浜松町→羽田空港第2ターミナル
  • 普通
  • 浜松町→羽田空港第2ターミナル
  • 浜松町→羽田空港第2ターミナル
  • 6時19分→6時47分

各駅停車なのと、昭和島で空港快速の通過待ちをするために所要時間は28分。京急線のエアポート急行と同じような雰囲気で、速達列車に比べるとかなり遅さを感じる。

東京モノレールの良さは、車窓から臨海部の工業地帯だったり大井競馬場近くのお馬さん、東京湾などを高い場所から見ることができること。ちょっとした観光列車のような雰囲気もあります。

東京モノレールに乗るときに使うのはJTBチケットで買えるパス。値段は同じだけど、三井住友カードのタッチ決済で購入できるので実質価格を抑えられます。有人改札必須なのは手間だけどね。

エアポートラウンジにて小休憩

羽田空港に到着後、まずはエアポートラウンジへ。あんまり時間も無いのだけど、飲み物を飲みたいのとちょっとでも充電しておきたい。「ゆっくりお過ごしください」と言われたけども、居られるのは15分位なんだよなぁ。

パワーラウンジにはある「トニックウォーター」が無いので、ジンジャーエールで妥協。充電は一応できたけど、やっぱり15分では……。

沖縄に飛んでから新千歳空港へと向かうフライト

今日の行程は羽田空港から那覇空港、那覇空港から静岡空港、静岡空港から新千歳空港というルート。静岡空港は同じ飛行機で乗り継ぎとなるほか、搭乗口も同じなのでトランジットには便利な印象です。

羽田空港から那覇空港まで – ANA/NH463便

毎回同じ64番搭乗口からの7時35分発の飛行機。土曜日の沖縄便は乗客も多いので、ギリギリに行っても呼び出されるようなこともありません(紋別行きとか15分前でも名前読み上げられた……)。

前回はプレミアムクラスに乗って行ったけど、もう課金しなくても「50000PP」への達成可能な予定なので普通席。JALみたいに別のラウンジに入れるならば、課金したくもなるけどね。

日中時間帯には混雑で出発遅延も起きがちな羽田空港。でもまだ早朝なので混雑も少なく、遅延なしで出航して一安心。あまり遅れるとトランジットが不安になります。

機内でWi-Fiを使ってブログ更新とかをしようと思ったけども、いつになってもWi-Fiが利用できない。どうやら機器の故障によって使えないようで、沖縄までの時間全く使えませんでした。トイレに行ったら石けんも切れているし、どこのLCCなのだろうかって感じてしまう。

そういえばドアに有ったレバーに「ARMED」と「DISARMED」って記載がありました。これが「客室乗務員はドアをアームドに」のアームドだったのね。

沖縄本島に行く前に小さな島々を通過。こういう小さい島めぐりもしてみたいけど、直行便が無いとかなりハードルが高いんだよなぁ。

高度を下げて那覇空港に着陸。今日の沖縄はお天気も良くて旅行日和な1日で、機内ではどこに行くみたいな会話で盛り上がっている人もちらほら。そんな中、私は1時間後には飛び立ってしまう……。

那覇空港でアイスを食べて昼食を調達してきた

那覇空港では1時間ほどの乗り継ぎ時間があるので、いったん制限エリアを出てコンビニへ買い物に行くことに。出るのは楽だけど、また保安検査受けることを思うと若干憂鬱。那覇空港は羽田空港みたいに荷物を出さなくても良い機械じゃないし。

購入したのは沖縄限定の「ポーク玉子サンド」です。数種類ある中で、沖縄の方言で高菜炒めを指す「チキナー」が入ったものを購入。ちょっとだけでも沖縄を感じます。

もう一つは、以前から食べてみたいなと思っていた「紅いもタルトアイス」です。2種類のアイスが半分ずつ入っていて、見た目以上にボリュームがある一品。沖縄でしか見たことないので、沖縄観光に来た時にはぜひ。

那覇空港から静岡空港まで – ANA/NH1264便

保安検査を受けたら間もなく搭乗締め切り時間。あんまり充電できなかったので、機内でコンセントかUSB給電がないと厳しいかも。おそらくB737-800なので、USBの給電口くらいはあったと思う。

搭乗券の発券前に座席の空き状況を再チェック。7列目が誰も居なかったので変更して来ました。一方で静岡空港から新千歳空港への便はかなり混んでて、当初の席から動かせなくて残念。

少し前に沖縄に来たばっかりなのに、もう静岡に向かって戻る時間。いったい何をやっているんだろうなと思っちゃうけど、1日に羽田沖縄ピストンよりはよっぽどマシだと思う。正直単純ピストンは何も面白くない。

空港は晴れていたけども。少し先の海上は黒い雲がうようよ。まるでゲリラ豪雨が降っている場所を遠くから見たような光景です。さようなら沖縄、また明日来るね。

静岡空港へのフライトはずっと海上フライト。まだら模様の雲がきれい。

お昼ごはんには沖縄で購入したポーク玉子サンド。1個でもボリューム多めなので、2個も食べたらお腹いっぱいになりそう。他の種類の味も食べてみたいな。

富士山静岡空港に近づくと、海から一気に内陸に入って着陸アプローチ。全体的にモヤっていて、あんまり富士山とかが良く見える状況ではなくて残念。

下を通る道は東名高速道路かな。10分ほどの遅延で到着です。

富士山静岡空港を少し散策してみた

富士山静岡空港では40分しか乗り継ぎが無いけども、ちょっと制限エリア外に出てみました。

富士山静岡空港はフジドリームエアラインズがメインの空港として使用している他、ANAが沖縄と札幌を結んでいます。以前は繁忙期だけの運行だったけども、2024年7月からは毎日運航。徐々に使いやすい空港になっています。

空港内には売店やフードコートのほか、カードラウンジまで設置されています。想像以上に設備が充実していて驚きだけど、トランジットの時間が短すぎてラウンジに行けない……。

富士山静岡空港から新千歳空港まで – ANA/NH1261便

14時10分と15分にANAとFDAが出発する静岡空港。たった1つしかない保安検査場に2便が集中するので、この時間は大行列の大混雑。もう少し時間をずらしてくれれば混雑も緩和できると思うのに、なんで時間がほぼ同じなんだろうか。

数分ほどの遅延で新千歳空港に出発。本日最後のフライトです。

青森県上空を飛行中。地上を車で走っているとひたすら時間が掛かるような場所でも、飛行機ならあっという間。沖縄便以降はWi-Fiも使えるし、飲み物も言えばもらえるので快適です。

遅れながらも新千歳空港に着陸。でも混雑していてなかなか駐機場に行くことが出来ず、予定の時間から30分位遅れての到着。電車の時間が迫ってしまう……。

新千歳空港の「スーパーラウンジ」で牛乳を飲んできた

新千歳空港に着いたら牛乳を飲みにスーパーラウンジへ。やっぱり北海道に来たら牛乳が飲みたくなる。

満席状態で混雑しているので、さっと牛乳を飲んで出発。明日の朝にまた来ようかな。

千歳線に乗って今晩の宿がある「沼ノ端」へ

今日の宿泊先は千歳市内ではなく、隣の苫小牧市に予約。色々調べていて1泊3食!? という宿を見つけて予約。明日も朝から飛行機に乗ってしまい、沖縄に着くまで買い出しする時間も無いので助かる。

新千歳空港から南千歳まで – 千歳線

北海道の大きさを内地民に教える図

新千歳空港駅前には、北海道の大きさを本州に合わせた図が掲載されています。知床から函館に行こうなんて考えると、福島県から三重県まで行くようなものって遠すぎ。

今日の目的地「沼ノ端」までの乗車券を購入。北海道ということで、青函トンネル開業記念のオレンジカードを持ってきました。載っている特急北斗星は今では廃止された寝台列車。乗らなかったのは一生の悔いになりそう。

新千歳空港から出発。北海道には多く来ているけども、新千歳空港駅からスタートするのは久しぶりかもしれない。

  • 1935M
  • 新千歳空港→南千歳:千歳線
  • 快速エアポート135号
  • 新千歳空港→小樽
  • 新千歳空港→南千歳
  • 16時54分→16時57分

新千歳空港から隣駅の南千歳駅まで乗車。快速エアポートは本数も多くて1本乗り遅れても問題ないんだけど、乗り換え先の関係で54分発を乗り逃すと1時間くらい遅くなっちゃいます。

車両は731系。オールロングシートで札幌とか小樽に行くときは避けたい車両だけど、隣駅までならどっちでも良い。

南千歳から沼ノ端まで – 千歳線

空港方面と石勝線、苫小牧・室蘭方面の乗換駅である南千歳駅。ここで苫小牧行きに乗り換えます。

  • 2756M
  • 南千歳→沼ノ端:千歳線
  • 普通
  • 小樽→苫小牧
  • 南千歳→沼ノ端
  • 17時04分→17時16分

快速エアポートとは泥沼の差となっている南千歳以南の普通列車。毎時1本くらいはあるけども、場合によっては無い時間帯も。ほとんど所要時間も変わらないのに特急列車に乗らないとならないってのもなぁ。

車両はまた731系。沼ノ端まではクロスシートの車両で行きたかったなぁ。

沼ノ端駅で室蘭本線のキハ150系とキハ40系をお見送り

本日の目的地の沼ノ端駅に到着。すぐに出発しても良かったけども、室蘭本線がやってくるみたいなので少し待機。H100系じゃつまらないけど、キハ40系が来たら嬉しい。

動画にて到着シーンを撮影。いつまで見られる光景なのだろうか。

やってきたのはキハ150系+キハ40系の混合編成。想像以上にレアらしい。でも今日は乗って岩見沢に行くような時間も無いし、泣く泣くお見送りです。

JR北海道らしいと感じるサボ。やっぱり北海道はこうじゃないと。

キハ150系の方には付いていませんでした。付け忘れなのか、意図的なのかは謎。

ぶっこわれている沼ノ端駅のテレビ

沼ノ端駅から出ようと思ったら、出口にぶっこわれたテレビ。倒れちゃったのか、もしくは壊されちゃったのか。

それでは沼ノ端駅から今晩の宿へと出発。途中のホクレンショップで飲み物とかを買ってきました。

沼ノ端駅から徒歩圏内、品数豊富な夕食が美味しい「佐竹旅館」に宿泊

本日の宿泊先は、沼ノ端駅から歩いて15分ほどの場所にある「佐竹旅館」です。食事の評判が良いことが選んだ理由で、夕食と朝食、さらにお弁当も付いてくる「3食プラン」で予約しました。お弁当が付くプランがあるってのは、ビジネスユースで連泊する人が多いからってのもあるのかもしれない。

旅の我が家 佐竹旅館(楽天トラベル)

宿泊料は2食付きで6,600円、お弁当付きの3食でも7,300円から。部屋の仕様によって値段は異なるけども、かなりリーズナブルな値段で宿泊できる旅館です。

駅から宿までの間には「ホクレンショップ」や「ツルハドラッグ」があり、飲み物やお菓子などを仕入れてくることができます。また、ちょっと道が外れるけどコンビニも何軒かありました。

ロビーにはちょっとした会談スペースの他、ソフトドリンクとアルコール、パンやお菓子が買える自動販売機が設置。受付でチェックインして部屋へと向かいます。

ちなみに今回はオンライン決済で払ったけども、現地では各種クレジットカードやバーコード決済も利用可能でした。楽天ペイが使えるならば現地払いにしておけば良かったかも……。

廊下には給茶機が設置。お茶や水を無料で飲むことができます。

パソコンとマンガコーナー。さらに館内にはWi-Fiが飛んでおり、宿泊者は無料で利用することができます。速度測定をすると上下100Mbps程度で快適に使えました。

今日泊まる部屋は2階の洋室。同じ2階でもエリアが繋がっていないので、部屋がある場所を確認して階段を上りましょう。

部屋は洋室でバス・トイレ付き

この宿には和室と洋室があり、今回予約したのは洋室。部屋にはベッドとテーブル、冷蔵庫にテレビなどがあり、一般的なビジネスホテルにありそうな設備は揃っています。

北海道の宿ではエアコンが無い場所もあるけども、ここには部屋ごとにエアコンが設置。好きな温度で快適に過ごせます。

テーブルにはコンセントが1つ設置されていますが、ちょっと壁の高い位置なので延長ケーブルがあると良いかも(貸し出しもしている)。ケトルも置いてありました。

共用の部屋もあるようだけど、今日の部屋はバス・トイレが備え付けられているタイプ。でもお風呂に関しては大浴場を使う予定なので使いません。

歯ブラシや髭剃りなどのアメニティが用意されていました。

フェイスタオルとバスタオルは部屋の入り口近くにあり、大浴場を使う時には持参が必要です。

お刺身や鮭の包み焼きなど、日替わりメニューの夕食

夕食は決まった時間ではなく、18時から21時までの好きな時間に行けば食べられます。料理のレパートリーが110種類以上あるようで、連泊しても同じメニューが出てくることはないとのこと。泊まるたびに何が出てくるかワクワクできます。

今日の夕食は鮭の包み焼きや刺身、ホタテやアスパラのあんかけなど、北海道らしいメニューが並びます。宿泊料からすると豪華すぎるような食事でびっくり。どれも家庭的な味付けで、ご飯が進みます。

鮭の包み焼きはアルミホイルにくるまれてアツアツ。自分もこういうの作ってみたいな。

お刺身は日高産の平目と、苫小牧らしくホッキ貝もありました。ホッキ貝美味しいよね。

これで全部かな。いっぱいあってすごい! って思ってたらもう一皿来てびっくり。餃子にサラダ、デザートのフルーツの盛り合わせです。ボリューム満点とは聞いていたけども想像以上でした。おひつのご飯も完食して大満足。ごちそうさまでした。

お風呂は男性専用の大浴場が用意されている

画像:佐竹旅館

男性専用ではあるものの、大浴場が用意されています(女性は部屋の風呂か、貸切風呂が用意されている模様)。天然温泉ではありませんが、人工の光明石温泉でポッカポカになれます。

画像:佐竹旅館

また、露天風呂やサウナの設備もありました。外の空気を感じながら入るお風呂は最高。

明日は沖縄に飛んで帰還へ、少し沖縄で滞在できそう

明日は朝から新千歳空港から静岡経由で那覇空港へ、今日と逆ルートで戻る行程です。沖縄では16時前から20時前までの滞在時間を確保しているので、少し空港の外に出て足を伸ばして来られたらいいなって思ってる。でも出たところで何をするか、何も考えてないんだよな。

しかし今から考えると、やっぱり3連休にして1日北海道滞在にすればよかったかもしれない。

土日で沖縄と新千歳を往復、飛行機に乗るだけの旅:2日目
朝から新千歳空港を出発して那覇空港へ。沖縄県のバスフリーデーを活用して、国際通りを散策してきました。

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