「ホテル御前水」宿泊記 – 部屋から湖が一望できる、阿寒湖畔にある温泉宿

宿泊記

JALパックで北海道旅行を予約した時に、お値段が安く出ているのが気になっていた「ホテル御前水」に宿泊してきました。湖側の部屋からは阿寒湖が一望できる絶景が楽しめる(晴れてれば)ので、泊まるならぜひ湖側をおすすめです。

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知床を出発して常呂でホタテを満喫。留辺蘂でかわいいキツネに癒されつつ、阿寒湖に宿泊する1日です。

宿泊した時は北見市から留辺蘂を越えて阿寒湖へと向かう行程でした。阿寒湖温泉は明かりがついているけども、そこまでは暗い道なので運転には注意しましょう。

阿寒湖温泉にある「ホテル御前水」に宿泊

本日の宿泊先は、阿寒湖畔にある「ホテル御前水」です。JALパックで阿寒湖周辺を調べると毎回出てきて、ちょっと気になっていた宿。雰囲気の割にはお値段が安めなイメージ。

ホテル御前水(じゃらん)

ホテル御前水(楽天トラベル)

徒歩圏内には阿寒湖のお土産屋さんや「アイヌコタン」もあるので、早めにチェックインして観光をするのにも便利な立地。また、徒歩圏内にはセイコーマートにローソンもあるので、宿泊中の買い出しに車を出さなくても良いのはうれしい。

入口で車停めればいい? と聞いたら写真の右側辺りにってことだったので停めて宿へ。

ロビーにはたくさんの椅子が用意されていて、ツアーのお客さんなどが座って待っていたり。1人で来ると存在価値をあんまり感じないけど、ツアーで椅子があるとゆっくり待てそう。

ウェルカムコーヒーのサービスがありました。

こういう旅館でよくある売店。お土産のほか、浴衣とかも置いてありました。

部屋は湖が一望できる和室

部屋はこちら。完全に1人で宿泊するには広すぎるスペースです。今だと真っ暗で何も見えないけども、窓からは阿寒湖を一望できるお部屋。阿寒湖畔に泊まるならば、やっぱり湖を見られる部屋のが良い。

奥の広縁にはメイクスペースのような場所も。置いてあるものが「ポット」と「ドライヤー」というのは、ちょっと組み合わせが謎だけど。

テレビと金庫・コンセントなど。ちょっとコンセントが使いにくい場所にあるので、延長ケーブルなどがあると良さそうです。

空っぽの冷蔵庫。昔のこういう旅館は冷蔵庫に飲み物が入っていて、抜いたものを清算みたいなのが多かったような記憶。今はその方がレアな感じ。

棚の中には浴衣とタオルが置いてありました。このタオルは持って帰れ無さそうなタイプで残念。

テーブルには「まりもの実」というオリジナルのお菓子が置いてありました。ちょっとしたものだけども、置いてあると嬉しい。

トイレと洗面所は一体型。バスもあるけど、こういう旅館で使う人はあんまり多くないんじゃないでしょうか。しかしトイレの紙がドアの裏についていて、ちゃんと閉めないとトイレできないのは不便かも。

夕食は品数豊富な会席料理

夕食は「レストラン石狩」でいただきます。クラブツーリズムのツアー客も来ているみたい。

「なごみ膳」という会席料理が出てくるみたい。生ビール付きだったけど、飲めない(飲めなくはないけど飲みたいと思わない……)のでソフトドリンクをいただきました。

料理はこんな感じ。釜めしや石狩鍋・シチューなどが並びます。

お造りは「阿寒湖の鯛」に「阿寒サーモン」と地場産の食材を使用。でも1枚1枚が薄くてあんまり魚の味を味わえなかったのが残念。鯛は川湯で食べたのが美味しかったなぁ。

シチューはビーフシチューではなく、鹿肉が使用されている「鹿肉シチュー」です。クセもなく柔らかいお肉で美味しい。

釜めしは既に出来上がった状態で出てきます。まぜまぜ。

山菜釜めしってことで山菜が入っているけども、あんまり具材は多くない感じ。

たっぷりの野菜に鮭が入った石狩鍋。外が寒いので温かい鍋は嬉しい。

デザートはケーキでした。どっかの既製品を切っただけな雰囲気だけど、甘くて美味しい。普段食事のプライオリティを優先して宿を選んでいるからか、無難ではあるけども「そこそこ」かなって印象でした。ごちそうさまです。

食後に部屋に戻ると、布団が敷かれていました。普段は最初から敷いてある宿が多いので、ちょっと新鮮な気分。

大浴場は露天風呂もある天然温泉

画像:ホテル御前水

「阿寒湖温泉」にあることもあり、大浴場では天然温泉が楽しめます。源泉かけ流しで温度が違う2種類の湯舟があるので、交互に入ることで長湯することも可能。

画像:ホテル御前水

露天風呂もあり、外の空気を感じながら温泉に入れます。でも壁に囲まれているので、景色を見たりすることはできないのが残念。

温泉はpH6.8の単純温泉、刺激の少ないやさしい泉質です。こうやってエレベーターに泉質を記載した紙があると、写真が撮りやすくてうれしい。

20時からはちょっとした花火大会が開催

「夜に花火やりますよ~」という話を聞いて、20時ごろに外に出てみました。しばらく待っていると「ドーンドーン」と上がりだす花火たち。

大規模な花火大会ではないけども、混んでない場所で見る花火は良いものである。しかしこれって阿寒湖のイベントにも載ってないし、何の花火かと思ったらクラブツーリズムが主催するツアー(ばんえい競馬「クラブツーリズムカップ」と2日間限定の「クラブツーリズム貸切阿寒湖花火クルーズ」北海道の魅力詰め合わせ 4日間)の企画だったらしい。クラブツーリズムには1円も落としていないけど、便乗させてもらえたということで感謝。

貸し切り状態で食べる謎のバイキング

朝食は昨晩と同じ「石狩」でいただきます。あんまり期待してないけども、どんな感じのメニューなんだろうか。

シーーーーン

朝食会場の中はだーれもいない。客どころかスタッフもどこーな状態で、ここで良いのかなと思いつつも着席。

もちろん料理が並べられた場所にも誰もいません。これで何も置いてなかったら出ていくけど、一応並べられていました。

塩焼きそばにじゃがバター、スクランブルしすぎな気がするスクランブルエッグ。

きんぴらごぼうにふきの煮物など。なんか既製品を開けて並べただけという雰囲気を感じる品々です。

ミートボールとウインナー、焼鮭です。安めのビジホの朝食バイキングでよく見かけるようなラインアップ。

フルーツ缶詰をあけたっぽいみかんに、ハムとキャベツにポテトサラダという申し訳程度のサラダコーナー。

ドレッシングにお漬物などもありました。

別のテーブルには焼き海苔や納豆、生たまごがありました。温泉なのだから温泉たまごが欲しい。

白米に和牛カレー、パンコーナーです。

ドリンクはオレンジジュースと牛乳。

最後にヨーグルトと味噌汁が用意されていました。味噌汁の具はほぼなし……。

とりあえず食べたいもの……よりも食べる気になるもの(?)を持ってきました。そもそも白米があんまり美味しく感じなかったので、全体的に微妙な印象。やっぱりレビューでみた食事がイマイチというのが納得できる。

そうそう、別の部屋にある「リッチモンド」にはたくさん人が居ました。プランによって食事のグレードを変えてるみたいですね。次泊まるとしても食事は良いかな……。

チェックアウト時にはパンがもらえた

食事も終えて出発時間。窓からは阿寒湖が一望できるので、晴れていれば絶景……晴れていれば。

遊覧船も運航されているけども、このお天気ではなんとも微妙な感じ。晴れた日に泊まりたかったな。

プランの特典なのか、チェックアウト時にパンをもらいました。メロンパンらしい。

カリッカリふわふわしたメロンパン。朝食よりもこのパンが一番美味しかったのは何とも言えない。てかこのパンと牛乳で済ませたほうが幸福度は高かったのかも。

窓からの景色や温泉は良いけども……?

写真が傾いている……

今回はじめて宿泊した「ホテル御前水」でしたが、部屋は広々としていて窓からは阿寒湖が一望できるなど、部屋の良さはかなり感じられました。また、温泉も源泉かけ流しで阿寒湖温泉を楽しむことができます。

一方で、食事は価格なりなのかなという印象。「エゾシカのシチュー」や「阿寒湖の鯛」などの北海道らしいメニューはあったものの、全体的なクオリティはそこそこかなという感じ。

でもじゃらんで見て土日祝で食事付き1万円少しなので、部屋のクオリティなどを考えると全体的なバランスは取れているのかもしれません。

ホテル御前水(じゃらん)

ホテル御前水(楽天トラベル)

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