台湾に行く飛行機に乗るために、羽田空港から乗り継ぎでやってきた福岡空港。ちょうど2024年9月に国際線ラウンジがリニューアルしたということで行ってみました。
航空会社のステータスだけではなくプライオリティ・パスでも入場可能なラウンジで、広々ゆったりとした空間と無料の軽食が楽しめます。
プライオリティ・パスも使える「ラウンジ福岡」へ
福岡空港の国際線出国エリアには、航空会社ラウンジが2つと、カードラウンジが存在。今回は最近リニューアルした航空会社ラウンジ「ラウンジ福岡」へやってきました。場所は出国手続きを行う場所のすぐ先で、見つけられないということは無いと思います。
本来はプライオリティ・パスが使えるラウンジなのだけど、一時的に利用不可になっているらしい。とはいえ、今回はANAのステータス(スターアライアンスゴールド)で入るので問題なし。
おしゃれな入口のラウンジ福岡。入口で搭乗券を見せたら何かのステータス無いかと聞かれたのでANAのステータスカードを提示。どっかに電話してOKということで入れました。
室内は清潔感あふれる広々とした空間。コンセントを備えたソファ風の座席や複数人でもゆったり過ごせそうな大きなソファなどを完備。混雑具合もそこそこだったけど、これはプライオリティ・パスで入れないからかな。
他にも向かい合わせで座れる喫茶店やレストランのような席や、滑走路を眺めながら過ごせる席もありました。多くの席にコンセントやUSBの設備があるのも助かります。
国際線のラウンジには国内線とは異なり、ビュッフェ形式の軽食が提供されていることが多く、ここ「ラウンジ福岡」でもズラっと並んでいました。国際線ラウンジでの食事も海外旅行の楽しみだよね。
卵焼き。中には博多明太子がたっぷり入ってます。
博多名物らしい焼き鳥。鶏皮だけだったけど……。
とんこつラーメン。スープの味は濃厚で美味しかったんだけど、麺が一般的な中太麺。博多のラーメンって細麺な印象があるので、できれば細麺にしてほしかった。
ご飯は白米のほかに五目釜飯のラインアップ。あんまり五目感はなかったけどね。
ゴロゴロ野菜(?)のビーフカレーとミネストローネ。ご飯に乗せてカレーライスとかも作れます。
パンコーナー。ロールパンやチョコ入りの食パンのほか、明太フランスもありました。すぐ温まるトースターがあるので、さっと焼いてカリカリの食感を楽しめます。
ぐるっと回ってサラダコーナー。レタスをはじめとしてブロッコリーやヤングコーンなどがありました。ブロッコリー好きだからうれしい。
横にはミートソースを絡めたペンネにジャーマンポテト、肉団子とソース焼きそばがありました。
先ほどの卵焼きとは別の場所にオムレツもあります。似たような料理が2種類あるのも珍しいかも。
サラダの裏手にはさつまあげと筑前煮、青菜のおひたしのほか、みそ汁やじゃがいもの豆乳スープといった汁物が用意されています。
デザートコーナー。カットゼリーにフルーツポンチ、さらにイチゴのロールケーキがありました。
なおメニューに関してはずっと同じわけではなく、ローテーションで変わっているみたい。私が居たときにも「鮭の塩焼き」がなくなって「さつまあげ」に変わっていたし。
続いてはドリンク。ジュースやコーヒーなどのソフトドリンクのほか、ビールを含むアルコール飲料が提供されています。
また、お茶のティーバッグが置いてあるコーナーには、紅茶に合いそうなルマンドも置いてありました。
一通り食べたいものを持ってきた1巡目。内容としてはビジネスホテルの朝食のような雰囲気だけど、福岡名物のメニューがあるのはうれしい。
2巡目にはとんこつラーメンも持ってきました。スープはとても美味しいのに、やはり麺が違うのが気になる。ぜひ細麺に切り替えてほしいけど、いろいろ問題があったりするのかな。
福岡空港の国内線TIMEサウスラウンジで提供されている「コスタコーヒー」も提供されており、美味しいコーヒーやミルクと合わせた「ホワイト」など、さまざまなメニューを楽しむことができます。このコーヒーが飲めるのも、福岡空港のいい点だなぁって思ってる。
出国前にゆったりと過ごせる快適なラウンジだった
リニューアル前を知らないので比較はできないけども、今回訪問して感じたのは「想像以上のきれいな空間が広がっていた」ということ。座席数も多くて席が無いようなことも無く、1人で使える作業用のテーブル席や複数人で座れるソファ席など、1人でも複数人でも快適に過ごせる場所となっています。
また、フードに関しては「博多明太子」や「とんこつラーメン(麺は謎だけど)」といったご当地メニューもあり、品数も十分で「軽食」と言わずにしっかりと食事を摂ることもできるのではないでしょうか。
あんまり福岡から出国する機会も多くないとは思うけど、また行ってみたい、そう思えるラウンジでした。
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