先週四国に行ったばっかりなのに、今週も旅行の予定が入っている。これ2024年8月に予約していたものなのだけど、こうも2週間連続で入れなくても良かったんじゃないかと思っているこの頃。とりあえず今後の予約は抑えたいけど、取っちゃったのは行っていきたいと思います。
そして行き先が宮崎なのよね。先週に結構大きめな地震があったけど、大丈夫だろうか。
羽田空港から宮崎空港へとフライト
羽田空港から宮崎空港へのソラシドエアでの初便は7時前。さすがに間に合わないので、次の9時55分の飛行機に乗って宮崎空港を目指します。7時台とかに比べて起きる時間も1時間くらい遅くて済むし、これだけでもゆったり感は大きく違う気がする。
品川から羽田空港まで(京急本線・空港線)

急ぐ旅行でもないので京急に乗って羽田空港へ。品川駅から乗車です。

- 622N
- 品川→京急蒲田:京急本線
- 京急蒲田→羽田空港:京急空港線
- 急行
- 印旛日本医大→羽田空港
- 品川→羽田空港
- 7時31分→7時57分
「急ぐ旅ではない」なんて言いながら、時間は7時半。いつもなら家で起床しているような時間です。急行の羽田空港行きに乗車して羽田空港を目指していきます。急行で遅いのに、京急蒲田で特急の接続を行う関係で所要時間は26分。遅すぎる。

車両は「住宅・都市整備公団9100形電車」なんていう何が何だかわからない車両。北総線の千葉ニュータウンへの延伸に合わせて製造された車両で、現在は北総線の小室~印旛日本医大の施設・車両を保有する「千葉ニュータウン鉄道」が所有。一部シートはクロスシートになっているので、長距離移動にも快適な車両です。

ところで、現在JCBではタッチ決済を使用しての公共交通機関への乗車で30%を還元するキャンペーンを実施中。京急電鉄も対象なので使用して来たけど、Suicaの感覚で下車したら反応の遅さで改札が閉まってしまう事態に。再度タッチしてもエラーとなり出られなくなってしまいました。
結局有人改札で対応してもらったけど、首都圏のメイン手段としてはタッチ決済での乗車は厳しいように感じます。
羽田空港のパワーラウンジで休憩

今日乗る飛行機は9時55分発。到着時刻は8時と時間はたっぷりあるので、保安検査などの手続きを済ませてパワーラウンジに向かいます。

ソラシドエアの搭乗口の上あたりに位置する「POWER LOUNGE NORTH」で休憩。飛行機だとこうやってドリンク付きでゆっくり待てるので、家でのんびりしてないで早く来ちゃおうと思うことが多い。新幹線はベンチか寒いホームでしか待てないから結構ギリギリだけど。
のんびり過ごしていると、近くに座っていた人のコンセントからいきなり火花が。眩しい光で驚いちゃったけど、間近で見ると怖いな。
羽田空港から宮崎空港まで(ソラシドエア|SNA55便)

あれこれやろうと思っていても、結局できずに搭乗時間になるのがいつものこと。先に終わらせておけば楽なのに、どうでも良いことをして時間をつぶしてしまうの、2025年には何とかしたいと思っている。
ソラシドエアの「Group 1」はANAのようなステータスの搭乗順番ではなく、単純に席が後ろの方かって意味。座席指定を忘れていて窓側を取れなかったので、後ろの方の中央席になっちゃいました。

機体はボーイング737-800で、少し前に韓国で事故が起きたのと同じ機体。同じだからと危険というわけではないし、日本でも多数運行されている機体なのだけど、やっぱり少しは不安になるね。そしていつの間にかUSBの充電ができるようになってました。

機内ドリンクはホットコーヒーをオーダー。最近はジュースよりもコーヒーを頼むことが多いです。
宮崎空港の「ラウンジひなた」で小休憩して出発

無事に宮崎空港に到着。先週地震があったけども、震度5弱くらいではそこまで騒ぎにならないのが日本の凄いところだと思う。駅の窓は割れたらしいけど。さて、ここまでのブログを書くために少々ラウンジで休憩です。

カフェモカと日向夏ドリンクをチョイス。今年はダイエットも兼ねてジュースはあまり買わないようにしているけども、無料ならまあいいや(?)。日向夏ドリンクは果汁30%のご当地ドリンクなので、宮崎空港ではぜひ飲んでみてほしい。
車に乗って宮崎県最南端の「都井岬」へ
宮崎県、さてどこに行こうかなと考えていたんだけど、ふと地図を見たら最南端に「都井岬」という岬と灯台があることを発見。九州でも唯一の「上れる灯台」ってことなので、1日掛けて行ってみることに。こういう最〇端って往復するだけで1日終わりがち。

その前に先週の地震で割れたと話題になった宮崎空港駅の窓を見てきました。ブルーシートとかなのかなって思ったら、既に修繕が完了していて新しい窓が設置されてて驚き。仕事が早い。

今回はJネットレンタカーで車を予約。2日で6,600円なので、1日3,300円とリーズナブルな価格。6時間以内ならカーシェアは便利だけど、それ以上だと基本レンタカーだよなぁ。
「シャンシャン茶屋 日南店」で昼食

ちょうど昼時なので、どこかでお昼を食べたいなーって思って見つけたのが、日南市にある「シャンシャン茶屋」です。国道から少し外れた場所にあるけど、多くの車が停まっていて人気のあるお店みたい。

このお店の特徴として、店内から海を一望できること。青々とした海を見ながら食事をいただくことができます。

いろいろとメニューがあって「何にしよう」って悩んじゃったけど、一番推しと記載があった「あじ定食」をオーダー。時価ってことだけど、今日は1,580円でした。

しばらく待ってたらやってきました。フライと刺身、小鉢には鶏肉の煮付けっぽいものが入ってました。アジフライはサクサクのふわっふわだし、刺身は新鮮で臭みもなくて美味しい。九州らしい甘いしょう油を付けていただきます。

そしてやっぱり我慢できなかったので、単品で「チキン&エビ南蛮」のコンビを注文。こちらは1,000円だったので、合計で2,580円というそこそこなお値段のランチに。
エビ南蛮はプリプリの大振りの海老が入っていて口の中が幸せ。チキン南蛮は「もも肉」でジューシーながら、甘酢でさっぱりと食べられます。たっぷりのタルタルソースも合わさって食べ応えも十分。お腹いっぱいでごちそうさまでした!
宮崎県最南端の「都井岬」には野生の馬がいっぱい
日南市から1時間半ほど車を走らせ、途中の入場ゲートのような場所で「寄付金400円」を支払って目的の都井岬に到着。もし払いたくない場合は海岸線沿いの廃道を走ってくれば良いんだけど、ストリートビューを見る限り素直にお金を払った方が良さそう。

なんだか車が多く止まっている場所があったので、自分も立ち寄ってみました。小松ヶ丘広場という場所で、確かに晴れていたら夕日が綺麗そうなスポットです。

駐車場の向かいには、名前の通り「小松ヶ丘」という丘があり、頑張って上ると絶景が楽しめます。そしてここでの楽しみは景色だけじゃないんです。

それが野生の馬たち。牧場ではなく完全に野生で生きている馬がそこらじゅうにウロウロしています。シカならよく見る光景だけど、馬ってのはそうそう見ない光景。

基本的に大人しい性格でモシャモシャと草を食べているだけだけど、足で蹴られたりしたら大けがの可能性もあります。あんまり近づきすぎない範囲で眺めておくのが無難そう。

そしてもうひとつ歴史好きな人向けなポイントが1つあって、それは丘のてっぺんにあるコレ。これは戦時中に使用されていた対空レーダーの跡で、今でも台座だけ残されています。

これも台座っぽい。空が一望できる場所だったからこそ、こういうレーダーを置くにはちょうどよかったんでしょうね。

今となっては凹凸のある丘ってだけだけど、戦時中には軍事設備があった場所。こうして見ると平和になったなって感じます。

でも変わらないのは、この丘から見る景色がきれいだってこと。この景色だけは未来栄光変わらないものであってほしいものです。

そんな歴史を知ってか知らぬか、今では馬たちの憩いの場に。数多くの馬が食事をしているので、それを見に来る人もたくさんいるみたい。でもかなりの急坂を上ってこないとならないので、来るならスニーカーが必須だと思う。

海をバックに撮影会のように並んでくれました。周囲にやってくる人間を見ながら、一体どんな気持ちなんだろうかってふと考えちゃいます。何も気にしてないのかもしれないけど。
都井岬の負の遺産として残る廃墟ホテル

地方のこういう場所には1軒はある印象がある廃墟。ここ都井岬にも数件の廃墟があり、道路から丸見えの物もあります。これは「都井岬グランドホテル」の廃墟で、2000年ごろまでは営業していたらしいけど、当時の情報が全然ないんだよね。廃墟になった後の情報なら星の数ほどあるのに。
なお中心部にあった「都井岬観光ホテル」は串間市が多額のお金を掛けて解体し、現在は観光&宿泊施設として営業中だけど、他の施設までは手が回らず放置状態。お金だけではなく所有者が誰なのかって話もあり、各地で同様の問題が発生しているような状況です。

そんな廃墟の横にも馬がトコトコ歩いていました。館内とかに入り込んだりしないのかな。
九州で唯一の上れる灯台「都井岬灯台」へ

目的の都井岬灯台に到着。そこからの景色も絶景でした。

そしてここ都井岬には、九州で唯一上れる灯台「都井岬灯台」があります。時間もまだ間に合うので上ってくることにしました。

こちらが都井岬灯台。元々が高台にあることから、灯台自体の高さは低め。気軽に上れる灯台です。

入口には昭和4年に落成したという記載が残されています。

灯台内部では光を出す設備の下側を間近に見ることができました。こういうのってなかなか見られないから貴重な気がする。

灯台からは太平洋をぐるっと眺めるパノラマを見ることができます。奥の方に種子島と屋久島を見る古語ができるようだけど、今日はあんまり空気が澄んでないので薄っすら見えるようなレベル。いつか行ってみたいな~。

この辺りは航路になっているようで、海を眺めているとたくさんの船が行き来しています。この写真の中にも1隻運行しているのが見える。

北側をみると幸島を見ることができました。ここは天然記念物のニホンザルが生息する島で、別名「猿島」とも呼ばれています。道路では繋がっておらず、船で渡ることで上陸が可能みたい。
断崖絶壁に本殿がある「御崎神社」へ

都井岬灯台からの帰りに、近くにある「御崎神社」に寄り道。なんか海の近くにある神社っぽいし、景色も良さそう。手前の駐車場に車を停めて、階段を降りて下へと向かいます。

神社に到着。でも実は神社の社殿は左手の断崖にある建物で、立入禁止で行ける場所じゃない。そんなこともあって、下に拝殿が設置されています。

この神社は1184年に造られ、明治6年には一旦合祀されました。でもみんなここにやってくるということもあって明治13年に再度復社され、現在に至ります。ご利益は海上安全や航海安全のほか、縁結びもあるんだとか(縁結びを知らずに参拝してた)。

しかし何度見てもすごい場所にあるな。一応「裏ルート」があるみたいだけど、どんな光景が見られるんだろうか。で、思い出した。ここって以前「出川哲郎の充電させてくれませんか?」で紹介されていた場所だ。

神社の脇は大海原。灯台からはかなり下った場所にあるので、海が目前に見られます。
サーフィンの名所として有名な「恋ヶ浦」へ

帰り道に恋ヶ浦へ。ここは朝日を見ながらサーフィンができるとしてサーフィン好きな人には知られている場所なんだとか。綺麗な砂浜も広がっているので、夏場には海水浴客も多くやってきてそうです。

恋ヶ浦から山道を走っている途中、ふと空を見上げると星がいっぱい。今日は星を取る設備を持ってきたわけじゃないけど、ISO感度に任せて撮影。良い感じの星空を撮れたので満足。
九州に展開する低価格なビジネスホテル「HOTEL AZ 宮崎佐土原店」に宿泊

本日の宿泊先は、日豊本線の佐土原駅前にある「HOTEL AZ 宮崎佐土原店」です。「HOTEL AZ」は九州に多く展開しているビジネスホテルで、ファミリーレストラン「ジョイフル」と同じアメイズという会社が運営しています。

「4800円朝食付」という目立つ表示。九州のロードサイドでよく見かけますよね。このチェーンではダイナミックプライシングを設定しておらず、365日全日同じ金額なことが特徴。

そんな「HOTEL AZ」も値上げの波には歯向かえず、2025年6月からは1,000円の値上げが実施されます。それでも朝食付きで6,380円は安い。
レンジや製氷機のほか、雑貨が100円で買えるコーナーも

「HOTEL AZ」では、フロント前に100円ショップを展開。ここではおつまみとなるお菓子のほか、有ったらうれしい雑貨が販売されています。どれもこれも100均で売っているようで、ホテルの中で売っているのはとても便利。

他にもおつまみは充実。客室で晩酌するような人も多いんでしょうね。

電子レンジもあるので、買ってきたお弁当などを温めることもできます。

1階にも自動販売機はあるけど、別のフロアにはアルコールの自動販売機も用意されています。他には製氷機も用意されており、客室にある入れ物を持ってきて入れる仕組みのようです。

館内で使えるフリーWi-Fiの設備を見てみると、フルノシステムズの「ACERA」が使用されていました。これ結構お値段も高いものだし、宿泊費の安さを考えるとちょっと驚き。
必要な設備が揃ったシングルルームに宿泊

本日は禁煙のシングルルームに宿泊。大きなダブルベッドに必要十分なサイズのテーブルが設置されており、清掃も行き届いています。そしてなんか微妙に開いている引き出しが気になる。

引き出しの中を見てみると、仏教の本と会社の成長を記した本、そしてエッチな映像配信サービスの広告。ネカフェとかでもよくみるよね、これ。

お湯を沸かすケトルのほか、氷を入れるための入れ物などが用意されていました。

冷蔵庫は2リットルのペットボトルがすっぽり入るように作られています。小さくても使い勝手には考慮されているみたい。


部屋の電気はベッドの上に配備されているので、寝る寸前に電気を消せます。そして気になったのがメモの台で、ここには「KEMENOI HOTEL」と記されています。これは以前ビジネスホテルチェーンを「亀の井ホテル」という名前で展開していた時の名残だったりする。
なお現在全国にある「亀の井ホテル」はマイステイズが「かんぽの宿」をリブランド(別府のみ元々亀の井ホテル)したブランドとなっていて、資本関係などはありません。

ユニットバスはウォシュレットも完備。歯ブラシはカミソリのアメニティも用意されています。バスはすぐにお湯も出るし、水圧も十分。快適なバスタイムを楽しめます。
どんぶりの具が並ぶ夕食バイキング

HOTEL AZでは990円(2025年6月からは値上げして1,210円)で夕食を食べることができます。1日ごとにどんぶりとバイキングとなっていて、土曜日はどんぶりらしい。ちょっと残念。

それではバイキングコーナーへ。まずはキャベツと酢もつがありました。

合鴨とジャガイモのサラダです。

牛カルビの炙り焼きに甘辛プルコギ。どんぶり物になるようなものが並んでいました。

牛もつ焼うどんと豚汁のような豚肉鍋です。

国産蒸し鶏を使用した親子丼と、国産の白米。何杯でもどんぶりが食べられそうだけど、ちょっと油物が多い気がする。

キムチや漬物、マンゴープリンのほか、コーヒーがありました。他にはドリンクバーが設置されていて、炭酸飲料やお茶などが好きに飲めるようになっていました。

一通りのおかずを取ってきました。どんぶりもののおかずだったけど、そのままおかずとして食べてきました。日替わりだから仕方ないけど、通常のバイキングじゃないときは別で食べたほうが良いかもしれない。まあでも外に食べに行く手間が不要なのは助かるけどね(要は油物が多くて辛い)。ごちそうさまでした!
明日、どうしようか
今日は都井岬に行って来たけど、明日は何もやることは決めてない。昼食だけは良い感じのお店を見つけたんだけど、他に何もやることを決めてなかった。以前は雨が降っていた宮崎神宮とかにでも行ってみようか、でも駅から近いし、車でしか行けない場所に行ってみるのも良いのかなー。

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