こんぴらさんで片道1,368段の階段を上ってきた – 新年四国へ、愛媛から香川横断旅行:3日目

2025年の旅行記

本日は旅行最終日。今日の目的四国に来た目的である「こんぴらさん」への参拝です。なんだかんだ毎年来ているけど、いつまで来るのだろうか。いつか◯◯年とか言っちゃうのかも。

松山から高松まで鈍行で移動、5時間の列車旅 - 新年四国へ、愛媛から香川横断旅行:2日目
今日は愛媛から高松まで鈍行で移動。寄ったことのなかった「今治」に行ってみたり、いつも通過している「児島」にも行ってみました。

スーパーホテル高松禁煙館の朝食

朝食は1階のスペースでいただきます。そんなに席数は多くないので、集中するタイミングだと結構混雑していました。料理は都度補充されるので、混んでるなら出直すのも有り。

レタスやキャベツなどが入ったミックスサラダ。スーパーホテルのこのサラダは結構好きで、選べるドレッシングを掛けていただきます。

隣においてあるのはコロッケ。半分に切ってあるのが嬉しい。

卵焼きに根菜と鶏肉のあんかけ、肉だんご。

上段には海苔やふりかけ、生卵に納豆が並びます。下段にはマカロニサラダと小松菜のおひたし、サバの塩焼きがありました。

香川らしい讃岐うどんと、オリジナルの「健康増進カレー」です。讃岐うどんはコシも無い茹で麺だったので、食べたいなら外で食べてきたほうがいいと思う。

香川県産のお米を使用したごはんとお味噌汁。ごはんは良い感じに炊けてて美味しかった。

パンコーナーです。パンケーキやメロンパンといった菓子パンのほか、クロワッサンやロールパンというラインアップ。そして真ん中にあったブランデーケーキが結構クオリティ高くて好き。

デザートコーナー(ブランデーケーキもデザートなような気がするけど)にはヨーグルトとりんご。牛乳もあるのでドリンクバーのコーヒーをカフェオレにできます。

そんなわけで持ってきました。結構健康バランス取れたラインアップが選べるのは、さすが「健康朝食」と言うだけはある。サラダはおいしいからたくさんお変わりしちゃったし。ごちそうさまでした!

食事も終えて出発。お世話になりました。

ことでんで琴平に向かって、こんぴらさんへ参拝

スーパーホテル高松禁煙館から歩いて、ことでん瓦町駅にやってきました。ここは駅が大きな商業施設になっていて、数多くのお店が出店しています。

駅構内のチャージ機で「IruCa」に1,000円チャージ。Suicaなどの全国共通交通ICカードも使えるけど、IruCaなら割引などもあるんだよね。どうせ余ってもまた来るし。

瓦町から琴電琴平まで(高松琴平電気鉄道琴平線)

改札を通ってホームへ。一時期は数か月おきに来ていた瓦町駅だけど、ここ最近は年に1回くらいになりました。それでも多いのかもしれないけど。

長尾線の列車が反対側に停車中。この車両は元京急1000形で、一時期クラウドファンディングによって原色の復刻なども行われていました。

  • 瓦町→琴電琴平:高松琴平電気鉄道 琴平線
  • 普通
  • 高松築港→琴電琴平
  • 瓦町→琴電琴平
  • 10時04分→11時02分

琴電琴平行きは大体30分間隔で運用中。このくらいの本数があれば途中下車とかもしやすくて便利に使える印象です。

所要時間は約1時間で、高松・高松築港〜琴平・琴電琴平の所要時間はほぼ同じ。運賃に関してはJRよりことでんのほうが安価なので、高松から琴平に行く人はことでんを使う人が多そうです。

カラフルなラッピングをされた列車がやってきました。これは元々京王電鉄で使用されていた車両で、全国の中小私鉄で見かけることが多い。

ガッタンゴットン揺られて(かなり揺れる)琴電琴平に到着。少し肌寒いけど、これから登ればポカポカになるでしょう。

さて、それでは1年ぶりのこんぴらさんにレッツゴー!

腹ごしらえにうどんを食べてきた

こんぴらさんに向かう前に、腹ごしらえとしてうどんを食べに来ました。参道の店は高いし混んでるので、少し離れたところにあるお店「こんぴらうどん工場店」へ訪問。

お値段は340円で安い!

かけうどんの(大)でと注文したら、かなりたっぷりのうどんが入って出てきました。そうだ、香川の店の「一玉」は店によって違いが有りすぎるので、事前に確認しておくんだった……。

ちょっとコシは弱めだったけども美味しいだしと合わさっての讃岐うどん。やっぱり讃岐うどんが好きなんだなーと思いつつ完食です。ごちそうさまでした。

こんぴらさんの本殿まで階段を上っていく

腹ごしらえも済ませたので参拝です。まずはお店が数多くある表参道を進みます。屋台とかあって食べ歩きも楽しめるスポットになってる。

参道のうどん屋さん。かけ(小)で490円は高すぎるって思うんだけど、それでも並ぶから場所の力は強い 。

少し階段を上った先で振り返った景色。結構こんぴらさんを紹介する記事などで見かけることが多い光景です。でも今日は天気があいにくな感じ。

先ほどの場所から先は屋台やお店はなく、完全に境内の中に入っていきます。参道では多くの犬を連れた人を見かけるけど、ここは「こんぴら狗」と呼ばれる犬が一匹で江戸から参拝に来たという言い伝えがある神社。そういう歴史から犬を連れている人が多いようです。

先ほどの道は少し休憩ポイントで、ここからは階段が復活します。さあこれからだ。こんぴらさん。

しばらく階段を進んだ先にある「旭社」と呼ばれる建物。一見本殿に見えるけども違います。

お正月期間は旭社から一方通行。右手の細い道を進んで本殿へと向かいます。

最後に待ち構えるのは急な長い階段。これを乗り越えれば本殿です。

無事に本殿に到着。今年も参拝に来られたことを感謝しつつ、今年こそ「彼女を作る」という意思を伝えてきました(?)。

本殿の横からは市街地や瀬戸大橋を見下ろすことができます。今日は微妙な天気だけど、もっと天気が良ければ絶景。

ここで昨年のお守りをお返しして新しいお守りを入手。以前は天狗守りにしてたけど、今年は「幸福の黄色いお守り」にしてみました。今の初穂料は1,000円だけど、4月からは1,500円になるらしい。

今まで引いたことがなかったおみくじ。触ってパワーを感じるのを取ってきました。結果は秘密。

さらに先にある「奥社」へ

こんぴらさんには本殿のほかに「奥社」と呼ばれる場所があります。それは本殿からさらに600段ほど階段を上った先なので、ある意味本殿は中間地点。

奥社に向かう途中にもいくつかの神社があり、一気に人が減るのでゆったり参拝できます。

奥社へは木々が生い茂る道を歩くので、ちょっとした森林浴を楽しめます。寒いけど。

本殿と同じように最後に階段が連なっているので、体力を残しながら進みましょう。一応休憩ポイントはあるけど、一気に上るほうが楽だと思う。

ようやく奥社に到着。ここまで来るとやり切った達成感が気持ちいい。

奥社に参拝。なんだかとても神聖な雰囲気で、参拝後は心が洗われたような感じで清々しい。

奥社の横から見える景色。本殿よりも高い場所にあるのでより良い眺めが見られるんだけど、モヤが掛かっているのが残念。まあこれは運次第です。

一番下から1,368段の道のりを乗り越えた人だけが入手できる厳魂神社のお守り。今年は下で入手してしまったので、ちょっと違うのを選んでみました。

紙のお守り「小守」です。紙のお守り……神のお守り……なんか守ってくれる守り神になってくれそう。家に飾っておこうかな。

高松空港に向かって関東に帰還

奥社で琴電琴平の列車を調べてみると、次の列車は40分後くらい。これは間に合うのではという希望を持って急いで下っていきます。

琴電琴平から綾川まで(高松琴平電気鉄道琴平線)

  • 琴電琴平→綾川:高松琴平電気鉄道 琴平線
  • 普通
  • 琴電琴平→高松築港
  • 琴電琴平→綾川
  • 13時42分→14時03分

参道を降りて全速力で走った結果、出発の1分前に琴電琴平に到着。諦めなければ何とかなるもんですね。電車に乗って向かうのは途中の綾川駅で、イオンモールの最寄り駅になっています。

ヤドンがたくさんいる「ヤドン公園」に行ってみた

綾川駅に来た理由は、近くにある「ヤドン公園」に来ること。ここはポケモンのヤドンのモニュメントがたくさん置いてあって家族連れでにぎわう公園です。正直ぼっちで来ると場違い感が半端ない。

ヤドンとしっぽに噛みつこうとしているヤドン。後ろにはシェルダーが待ち構えていて、もしかしたらヤドランに進化する5秒前なのかもしれない。

しっぽで釣りをしている様子のヤドン。これでシェルダーが噛みつくとヤドランに進化します。

お風呂のような場所でのほほんと過ごしているヤドン。見ているとなんだかこっちまで「のほほん」という気分になります。

高い場所でのんびりしているヤドン。かわいい~~!

ヤドーーーーーン。でっかいヤドンかわいい。口の中に入ることだってできるみたいです。

ベンチにはピカチュウが居ました。ポケモン尽くしの公園なので、ポケモン好きにはぜひ来てみてほしい。

「香川屋本店 綾川店」でかけうどんを食べてきた

さっきうどん食べたばっかりだけど、早めの夕食ということでうどん屋さんに来ました。「香川屋本店 綾川店」というお店で、以前にも来たことあるけど美味しいうどんが楽しめます。

うどんに無料の薬味をたっぷり入れてもぐもぐ。寒い所を歩いていたので温かいうどんが染みます。食べごたえのある量でお値段は390円で、香川県のうどん〆として満足の一杯でした。ごちそうさまです。

綾川駅から高松空港まで(琴参バス)

綾川駅からは高松空港行のバスがでており、運賃は600円。すぐ近くにイオンモールがあるので時間潰しもできるし、こんぴらさん帰りに直行するなら綾川経由が良いかも。

裏手の駅から発車していくことでんをお見送り。次に来るのは1年後かな?

時間通りにバスがやってきました。このバスは丸亀から走ってくるバスで、運賃としてもそこまで高くない。やはり琴平からのバスが高すぎるように感じる。

高松空港の「ラウンジ讃岐」で休憩

無事に高松空港に到着。まだ1時間半ほどの時間があるので制限エリア外にある「ラウンジ讃岐」で休憩です。ここはエポスカードが使えないので注意。

ここのフリードリンクは自動販売機スタイル。いろいろなメニューが選べるのはうれしいけど、1杯出てくるまでの時間が長いのがネック。タイミング悪いと結構待たされます。

アイスコーヒーと抹茶フローズンを持ってきましたが、抹茶フローズンはこぼれすぎてて机が汚れる。おいしいんだけどあんまり何度も飲みたくないなぁ。

高松空港から羽田空港まで(ANA/NH538便)

搭乗時間になったので搭乗口へ。松山空港だと制限エリア内にラウンジがあるからギリギリまで過ごせるけど、高松空港は航空会社ラウンジがないんだよね。行きと帰りを逆にしたのが良かったかも。

機体はエアバスA321でした。コンパクトな機体に座席モニター(USB充電可能)が備え付けられており、スマートフォンの充電を気にしなくてよいのは助かります(私はそれよりカメラ充電してたけど)。

どんよりした雲模様だけど、上に上がれば夕焼けを見られそう。

こちらが上空からの景色。夕暮れの空と地平線(?)に見えるオレンジの線が美しい。雲がなんだかふわふわした地面のようにも見える。

高松から東京まではあっという間のフライト。気がついたら羽田空港に到着していました。そんな機内でバトルしていたのはドコモの「Galaxy S24」の購入。dアカウントと四苦八苦していたら売り切れちゃったよ……。

羽田空港から品川まで(京急空港線・本線)

羽田空港ではいつも「パワーラウンジ」で休むんだけど、ドコモオンラインショップで買い損ねた「Galaxy S24」を店頭で入手しようと早々に離脱。ビックカメラならオンラインより安いらしい。

  • 1931N
  • 羽田空港→京急蒲田:京急空港線
  • 京急蒲田→品川:京急本線
  • 快特
  • 羽田空港→印旛日本医大
  • 羽田空港→品川
  • 19時19分→19時36分

夜遅くだと急行ばっかりだけど、この時間なら快特も結構走っていました。快特ならば品川まで17分。このくらいの時間なら品川始発の常磐線直通に乗ると思えば京急のが良いよね。

車両は北総線の7800形。京成3700形に北総線のロゴなどをつけた車両なので、見た目などは京成にしか見えない。さて、ケータイ買いに行くかな。

新年のこんぴらさん参りは気分が良くなる

個人的な考え(?)として、こんぴらさんの階段を上ることで昨年の邪念を一歩ずつ落として行くみたいな印象で行っている新年こんぴらさん参り。

気の持ちようかもしれないけど、奥社からの帰りは清々しい気分で天気は曇りでも心は晴れやかって感じでした。

さて、今年は少し旅行の頻度を落とそうと思ってるけど、もう予約しちゃったものは行くしかない。なんで来週にも旅行予定があるんだ……。

そうそう、目的のGalaxy S24は、オンラインより実質16,000円安い値段で無事に買えました。売り切れて運が悪いなんて思ってたけど、売り切れたことこそが運が良かったのかもしれない。

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