今回は土日で行く広島旅行。もともと目的があって予約を入れていたんだけど、その予定が無くなってしまったので計画変更して井原鉄道に乗りに行くことに。これまで未乗区間として残っていたんだよね。
早朝の羽田空港から広島空港へとフライト
今日のフライトはANAのセールで予約していた便。片道9,000円以下とリーズナブルな価格(?)で広島まで連れて行ってくれます。昔はLCCとかに良く乗っていたけど、だんだん面倒になったしステータスも撮ってしまったからANAやJALばっかりになってる(ソラシドエアは別)。
浅草から羽田空港まで(都営浅草線・京急本線・空港線)

とうきょうスカイツリー駅の近くが高架されたこともあって、ちょっと乗ってみようと浅草駅までやってきました。なんだか「東武電車」という表記が無い浅草駅は違和感を感じる。

東武浅草駅から少し歩い都営地下鉄の駅へ。晴れている日は良いけど、雨のときとかは憂鬱になりそうな乗り換えです。

- 520N
- 浅草→泉岳寺(都営浅草線)
- 泉岳寺→京急蒲田(京急本線)
- 京急蒲田→羽田空港(京急空港線)
- 急行
- 印旛日本医大→羽田空港
- 浅草→羽田空港
- 6時06分→6時53分
今日の飛行機は8時10分と少し余裕があるので、都営浅草線からの直通列車に乗って羽田空港へ。早起きで眠いので羽田までの50分近くを睡眠時間とさせてもらいましょう。こう考えるとやっぱり直通は楽。

やってきたのは千葉ニュータウン鉄道所属っぽい列車。個人的には京急の車両のがゆっくり寝られるので良いんだけど、まあ席が空いているので贅沢は言えない。
そしてスヤスヤしていて目が覚めると「羽田空港第3ターミナル駅」でした。よく眠れた気がする。
羽田空港の「ANA LOUNGE」で休憩

羽田空港に到着したら専用の保安検査場を通過してANA LOUNGEへ。いつもの「おかき」の他にチョコレートが置いてありました。甘いものがあるのは嬉しいモグモグ。
羽田空港から広島空港まで(ANA/NH673便)

ANA LOUNGEからは結構遠い搭乗口。以前に広島へ行くときも急いで向かった記憶でした。GROUP 2で早めに搭乗できるのに、GROUP 999のような状態で搭乗。呼び出されるほどではありませんでした。

ちょっと曇り気味な羽田空港を離陸。中央に見えるのはアクアラインでしょうか。
広島空港の「いせや みっちゃん」でお好み焼きを食べてきた

朝4時に起きたけど二度寝して4時半に起床。朝食を食べる時間も無く広島まで来てしまったので、空港3階にある「いせや みっちゃん」でお好み焼きを食べてきました。広島のお好み焼きはたっぷりのキャベツと豚肉を焼いて、上から焼いたそばを乗せたようなスタイル。個人的には関西の物より好き。
関東で食べるものに比べたらやっぱり美味しいんだけど、どうしても「新天地 みっちゃん」の味が恋しい。今夜は絶対食べに行くぞ。
未乗だった「井原鉄道」へ行きつつ乗り鉄の旅
今日の目的は、長らく未乗として残ってしまっていた「井原鉄道」に乗車すること。岡山県の総社から広島県の神辺を結ぶ路線で、山陽本線の並行路線のような雰囲気です。元々は国鉄の「井原線」として建設される予定だったけど未成線に。その後、第三セクターの「井原鉄道」として開業しました。
広島空港から三原駅まで(中国バス)

お好み焼きを食べ終えて急いでバス停へ。広島空港行きは本数が多いけど、三原駅行きは少ないので乗り遅れたら大変です。

途中渋滞にハマって10分ほどの遅延で到着。三原駅前のホテルがどう見ても商業施設の跡地にしか見えない。
今日の行程に必要な乗車券を購入(?)

あらかじめ購入しようと思っていたけど、関東では発券できなかったので西日本の窓口に……って空いてないし。

仕方がないので「みどりの券売機プラス」でオペレーターを呼び出して依頼。ちゃんと発券できるのかな。なお今回の経路は以下となっていて、乗車券だけで7,000円近くの費用が掛かります。結構高い。
- 三原(山陽本線)福山(福塩線)神辺(井原鉄道)総社
- 総社(吉備線)岡山(山陽本線)三原(山陽新幹線)広島(山陽本線)海田市(呉線)三原
- 三原(山陽本線)糸崎

しばらく話して出てきたのがこちら。無事に発券完了……と思ったけど、よく見たら経路が違う気がする。また途中の福山駅で相談しないとならなさそうです。
三原から糸崎まで(山陽本線)

三原駅の改札に入って電車を待ちます。以前青春18きっぷとかで広島に行ったときに通ったけど、あんまり降りたことも無かったんだよね。駅前にはお城の跡やお店もあって、結構栄えている雰囲気です。

- 1742M
- 三原→糸崎(山陽本線)
- 普通
- 三原→福山
- 三原→糸崎
- 11時53分→11時56分
列車は目的地の「福山」行きだけど、なにやら糸崎駅で20分近く停車するらしい。早く福山・岡山に行きたいならば隣の「糸崎」で乗り換えるようにってことなので、1駅のみの乗車です。

車両は「RedWing」の愛称で呼ばれる227系。広島シティネットワークを中心に運行されている車両で、「国鉄広島」と揶揄された広島地区を一気に近代化させた立役者です。
糸崎から福山まで(山陽本線)

- 1742M
- 糸崎→福山(山陽本線)
- 普通
- 糸崎→岡山
- 糸崎→福山
- 11時57分→12時25分
糸崎駅では始発の岡山行きに乗り換え。この駅は周囲に何かあるわけではないけども、終着駅として設定されていることが多いので名前はよく目にする駅。青春18きっぷでの旅行では駅前のセブンイレブンが「補給スポット」として重宝した記憶です。

この区間では車窓から海を眺めることができ、天気が良ければ美しい海を眺めながらのゆったり乗車になるんだけど、見ての通りのどんより空。広がるのは黒っぽい海だけ。
福山駅で正しい経路にきっぷを変更したら「補充券」になった

福山駅に到着後、改札内にある「みどりの窓口」で誤発券のきっぷを提示して修正してもらうことに。間違いというのは経路で、本来は「広島駅で途中下車」するために海田市から広島までの折り返し特例を外してもらう必要があったんだけど、それは補充券でしか出せないとこんなきっぷが出てきました。
ちなみに2枚目のきっぷは、明日糸崎まで行くので連続券で発券していたもの。連続券にしておくことで日付をあんまり気にしなくて良くなるから便利です。
福山から総社まで(福塩線・井原鉄道)

補充券の発行には結構時間が掛かったけど、乗車する列車には無事に間に合ってひと安心。福山からは井原鉄道を経由して総社へと向かいます。

- 293D
- 福山→神辺(福塩線)
- 神辺→総社(井原鉄道)
- 普通
- 福山→総社
- 福山→総社
- 13時22分→14時54分
1日に数本しかない井原鉄道へと直通する列車。多くは境界駅である「神辺」で乗り換えとなるので、福山から乗りっぱなしで行けるのは助かる。

JR西日本の「キハ120形」を基にして新潟トランシス(新潟鐵工所)が製造した「IRT355形」という車両。わずか1両での運行だったけど、それでも多数の空席が目立っていました。通勤・通学時間帯はもう少し混雑しているのかな。

井原鉄道との分岐駅「神辺」に到着。本来は専用のホームから出発する井原鉄道だけど、JRからの直通泉に限ってはJR側のホームから出発。渡り線を通って井原鉄道に乗り入れる様子を見ることができます。

途中の井原駅でしばらく停車。「井原鉄道(井原線)」の名前のもととなった街で、1999年に開業。現在の井原鉄道の中では最大規模の駅となっています。

立派な駅舎もありました。上には10人以上で井原線を割引にするって掲示が書いてあるけど、実際に使った比呂はどれくらいなんだろうか。

さて、そろそろ総社に向けて発車なので、乗り遅れないように乗車。

羽田空港に到着してから「ライトニングケーブルを忘れた」と気づいた私。充電が無くなってしまうのは困るので、Xperiaから「おすそ分け充電」を使ってQiでちまちま充電。遅いけど充電が無くなるよりはよっぽど良い。

ローカル線という印象が強い井原鉄道だけど、かなりのエリアが高架なので乗り心地は良好。そこそこ人数は乗ってくるけども、1両で賄えてしまう路線がいつまで残るのか……がちょっと心配。

さて、列車は「清音駅」に到着。ここから「総社駅」までの区間は、JR伯備線でもあり井原鉄道でもあります。でも東京メトロの北千住~綾瀬とは異なり、こちらは乗った列車によって有効な乗車券が異なる方式。JRのきっぷで井原鉄道は乗れないし、逆もしかりです。

終点の総社駅に到着。これにて井原鉄道も完乗となり、中国・四国地方の路線は全て乗車できたことに。あとは意外と大阪周辺がたくさん残ってるんだよね。

井原鉄道とJRの改札が分離されている総社駅。どっちの改札にも人は居ませんでした。
総社駅前にある「ドングウ」というパン屋さんへ

総社駅に井原鉄道が到着するのが14時54分。そして吉備線が発車するのも14時54分という嫌がらせのようなダイヤを恨みつつ、いったん駅から出て近くにあるパン屋さんに行くことに。ちょっと遅めのお昼ごはんです。

総社駅から歩いて1分ほどの場所にある「ベーカリートングウ」さん。総社で80年以上営業している歴史あるパン屋さんで、ボリュームあるコッペパンが有名なんだとか。店の外から見えるパンが美味しそう。

購入したのは180円のミルクフランスとコッペパン。まずミルクフランスはやわらかいパンで甘さ控えめのクリームをサンドした一品。結構大きいけど、甘ったるく感じることなく完食。

続いては名物の「岡山コッペ」です。今回はタマゴを購入して来ました。お値段は280円。

大き目のコッペパンの中には、塩味のたまごサンドがはみ出るほどたっぷり。最後までタマゴいっぱいのボリューム満点のコッペパンでした。値段だけ見ると高いかもと思うけど、この具材の量を見たら納得。むしろ安いくらいじゃないでしょうか。
そして両方食べきったらお腹いっぱい。ちょっと食べ過ぎちゃいました。
総社から岡山まで(吉備線)

- 754D
- 総社→岡山(吉備線)
- 普通
- 総社→岡山
- 総社→岡山
- 15時24分→16時05分
LRT化しようよみたいな話も出ている吉備線。愛称として「桃太郎線」という名前があり、駅での案内は愛称が使われています。岡山までの所要時間は約40分で伯備線経由に比べて10分遅いけど、そもそも双方本数が少ないから来た方に乗った方が早い感じ。

車両はキハ40系のなかでもロングシート化された3000番台。濃いピンク色のようなカラーなので、一部では「タラコ」などと呼ばれることも。

2ドアのロングシートなので、なが~い座席が左右に並びます。四国とかでも見かけることがある雰囲気だけど、ちょっと圧倒されそう。

人によっては押して良いのかもわからなさそうなこのスイッチ。夏場に使う扇風機で、あんまり効きの良くないエアコンの風を車内に循環させるのには便利。

北海道などでは「JNR(国鉄の略称)」がうっすら見えていたりしたけども、JR西日本のキハ40系では「JR西日本」と上からカバーが付けられています。

車両ナンバーがキハ40の3001ってことは、3000番台のトップナンバーなのかな。

朝早くから動いていたせいでウトウトしてたら岡山に着いていました。吉備線のホームの向かいには津山線の列車が停まっており、こちらはボックスシートの編成のようです。しかし双方とも国鉄時代の車両なので、ここだけ国鉄民営化されてないような状況に見えなくもない。
イオンモール岡山のラウンジでお茶を回収
岡山駅の目の前にあるイオンモール岡山。ここにもオーナーズカードの会員などが入場できる「イオンラウンジ」の設備があり、お茶を回収……じゃなくて休憩しに行ってきました。

本来はトップバリュのお茶が置いてあるんだけど、リニューアル対応のために生茶で代用されていました。おそらくこちらの方がコストが高いはずなのでちょっと得した気分。
岡山から三原まで(山陽本線)

岡山駅に戻ってきました。改札前にある大きな行き先案内表示器は、岡山駅から発着する多くの在来線が一度に見られるポイント。なんだかわくわくしてしまうのは自分だけでしょうか。

岡山駅からは広島方面へと戻っていきます。経路としては三原まで山陽本線で乗車し、そこからは山陽新幹線で広島までの道のり。

- 427M
- 岡山→三原(山陽本線)
- 普通
- 岡山→三原
- 岡山→三原
- 17時41分→19時16分
三原までの所要時間は1時間30分ほど。ちなみに東京駅から始発で普通列車に乗ってくると、大体これくらいの時間に岡山に到着するはずです。以前はそういう経路で高松とかにも行っていたけど、もうそんな元気もないし、費用対効果悪すぎるのでやりません……。

乗車する三原行きの前に、姫路方面からの回送列車がやってきました。岡山駅にもこんな新しい電車が来るなんて、時の流れを感じます。

でも先ほどの227系が去ってしまえば、いつも通り(?)の岡山駅でした。やっぱり115系がズラッといるほうが「岡山駅らしい」って感じてしまいます。昔は良く来ていたので懐かしい。

そして乗車する三原行きが到着。座席こそクロスシートで快適だけど、台座が古いので良く揺れる。乗り心地という観点では227系のが良いので、毎日使うような人からしたら早々に置き換えてほしいと思ってそう。
三原から広島まで(山陽新幹線)

三原駅に到着。ここからはきっぷの経路の関係上、山陽新幹線経由で行くことが「必須」となります。とはいえこの区間は特定特急券なので990円で移動することが可能。時間短縮効果を考えるとコスパ良い区間です。

- 861A
- 三原→広島(山陽新幹線)
- こだま
- 新大阪→博多
- 三原→広島
- 19時41分→20時07分
乗車するのは博多行きの「こだま861号」です。東海道新幹線の「のぞみ」の感覚を見てしまうと本数が少ないって感じてしまう。在来線との乗り継ぎが良い列車もあれば、かなり待たされて在来線経由と変わらない時間になってしまう列車もあるので、乗る前に確認しておいた方が賢明です。

車両は懐かしの500系。なんだか「のぞみ」が300系とか500系みたいな時代に幼少期を過ごしたので、新幹線ってイメージがこれなんだよね。流線型のデザインは今でもカッコいいと思う。

こだま号の博多行き。所要時間は掛かっても「バリ特こだま」とかの割引きっぷなら安く乗れるし、大体空いているのは利点。

20分ほどの乗車で広島駅に到着。昼頃から回っていた乗り鉄の旅も終了です。

改札できっぷの途中下車と、新幹線の特急券の無効印をもらって出場。きっぷは明日も引き続き使用します。
広島市内にある「新天地 みっちゃん」でお好み焼きを食べてきた

広島駅を出て小走りで向かったのは、広島市内にある「新天地 みっちゃん」というお好み焼き屋さん。以前来た時に美味しかった記憶があり、また食べに来たって感じです。

一番オーソドックスな「そば又はうどん・肉・玉子」のほか、さまざまなトッピングが乗ったお好み焼きがメニューにラインアップ。その中で今回は「特製スペシャル(生イカ・そば又はうどん・肉・玉子)を注文。お値段は1,150円でした。

薄いクレープ生地にたっぷりのキャベツとそば、さらに生イカを挟んだボリューム満点のお好み焼き。その上に特製の甘辛ソースと青のりを掛けていただきます。

キャベツの焼き具合と甘辛のソースの味がなんとも言えない味を生み出していて、他の店とは違うなと感じるクオリティ。ここで食べると「やっぱりこれだよ」って感じ。難点は他の店で満足できなくなることである。

お好み焼きに加えて注文したのは、冬季限定の焼き牡蠣でお値段は1,000円。鉄板で焼かれて美味しそうな焦げ目がついた牡蠣が出てきました。

焼き牡蠣をポン酢に付けていただく。焼き具合もちょうど良く甘酸っぱいお酢でさっぱりといただけます。あんまりお酒は飲めないけど、ビールと共に食べたりすると美味しいんだろうな(ビール飲まないけど)。そして最後に残ったキャベツはソースを掛けて完食。ごちそうさまでした!
サムティの優待で「ネストホテル広島駅前」に宿泊
本日の宿泊先は、広島駅近くにある「ネストホテル広島駅前」です。普通に泊まると結構するようだけど、今回はサムティの株主優待を使ったので無料で宿泊です。こんないい優待だったけど、TOBで上場廃止。ホントざんねんな最後でした。

部屋はダブルベットにケトルなどがある一般的なビジネスホテルスタイル。枕元にコンセントがあるけど、ちょっと遠いので落ちそうなのが心配かも。

ケトルの下の部分には金庫と冷蔵庫。ドリンクはコーヒーが用意されていました。

少し小さめだけど作業用に使えるテーブル。コンセントが机の上ではなく下なので、OAタップや延長ケーブルを持ってきた方が良いかも。

テレビは壁掛けで結構大型。テレビも見られます。

ユニットバス。ちょっと浴槽が小さめなのが気になるけど、まあシャワーを浴びる分には問題ないでしょう。

部屋に置いてないのでフロントから持ってくる必要があるアメニティ類。ヘアブラシやボディタオル、カミソリなどがありました。
共用スペースに製氷機や自動販売機も

3階の共用スペースには自動販売機やドラム式洗濯機のあるコインランドリーも完備。暗証番号式なので離れていても安心です。

製氷機は紙コップがあるので入れて部屋に持ち帰ることができます。でもコップはちょっと小さめなので、多めにほしい人は何回も来ないとならないかもしれない。

こちらはフロント前にある共用スペース。ゆったりと過ごせるソファーが多く設置されていて、ちょっとした喫茶店のような雰囲気です。朝には無料のパンやコーヒーが出るので、ここでゆったり食べられそうですね。
明日はフォロワーと一緒に尾道方面へ
今日は1日乗り鉄をして目的の井原鉄道に乗れて満足。久しぶりに青春18きっぷで旅行をしていた時の気分も少し味わえて懐かしい気分になっていました。
さて、明日は広島に住んでいるフォロワーと合流して尾道あたりに行こうかなと相談中。でも天気が微妙だからどうしようかなって感じである。昼過ぎからは曇りになっているけども、出来れば午前中には止んでほしいな……。

コメント