今日は旅行2日目。朝からゆったり過ごしていたらあっという間に10時近くになってしまって慌ててたりする。でも今日どこ行こうか何も考えてないんだよね。どうしよう。

バランスの取れた健康的な朝食

朝起きて窓を開けると、何ともどんよりした空が広がっていました。晴れていれば絶景だっただろうに残念。これじゃ展望台とか行ってもあんまり景色楽しめ無さそうだし、なんで天草に来るとこうなんだ。

さて朝食です。焼き魚をメインにサラダや卵などの小鉢が並ぶラインアップ。バランスの取れた食事で朝から元気たっぷり。ごちそうさまでした!
天草を中心に散策しながら阿蘇へ
今日は天草を中心に車を走らせ、夕方には阿蘇に向かっていく行程。泊まる宿までは90キロくらいあって、所要時間は3時間ほどって遠い……自分で選んだんだから文句は言えないけど。
Googleマップにも載ってない「金比羅大権現」に参拝

海沿いを走っていると、ながーい階段のある神社を発見。金比羅って書いてあるので海の守り神のようですね。香川のこんぴらさんに毎年参拝している私なので、ちょっと行ってみましょう。

思った以上に長い階段を上っていきます。手すりはあるけど、かなり狭いのでちょっと怖い。

上りきると広場のような場所に御本尊がありました。海の方を見つめるように設置されているので、海の安全を見守っているのでしょう。
参拝を終えて帰ろうと下っていたら、事件発生。階段でツルっと滑ってしまい、思わず手すりを掴んだものの尻もちを付くような形で転んでしまいました。幸い階段を転げ落ちるようなことにはならなかったけど痛い……。なおカメラなどはぶつけることなく無事でした。しかし神社で転ぶって何かの災いを防いでくれたのかな。
「天気が良ければ絶景」の竜洞山展望台へ
続いては本来の目的地であった「竜洞山展望台」です。ここは山の上に作られた展望台で、晴れていれば天草の島々を一望できる絶景スポットとして評判な場所。晴れていれば。

既に宿で見ていたとおり、今日のお天気は曇り空。逆にモヤっていて神秘的な雰囲気も感じるけど、やっぱりこういう場所は晴れ渡った日に来たかった。奥に見えるのは以前行った諸浦島かな。

展望台の近くには「竜の穴」と呼ばれる自然の洞窟があります。その昔、穴の先がどうなっているのか気になったお坊さんがにぎり飯と共に犬を入れたところ、瀬戸の海から出てきたとかいう伝説が残っています。でも実際のところどこに繋がっているかは謎。

そしてその穴はこれなんだけど、これって犬入って行けるのかな。浅いような深いような不思議な洞窟です。
明治時代に作られた、今でも渡れる「楠浦の眼鏡橋」へ

展望台から降りて走っていると路肩に猫が一匹。危ないから車道に出ないでね~。

到着したのは、以前も来たことがある「楠浦の眼鏡橋」という橋。明治11年に作られた橋で、現在でも当時のまま残されていて渡ることもできます。

アスファルト舗装ではなく、土の上を歩くってのがちょっと新鮮な感じ。しかしこの橋の先って今は分かれ道になってるんだけど、橋を作るなら真っすぐ道があったんじゃないかなーって思って資料を探しに行ってみることに。

その前に橋の手前にある「諏訪神社」に参拝。神聖な空気がただよう静かな神社です。

神社の中にもいくつかの神社が存在しているけど、なんだか天に上る階段みたいな雰囲気で個人的に好きなのはここ。以前はクモの巣アタックされたけど……。

先ほどの眼鏡橋の情報を調べようと図書館に来て見たけど、前後の風景があんまりわかる写真は無く。1960年代くらいの航空写真では今と同じような道路になっているようで、それ以前がどうだったのかが気になる。

ここなら情報あるかなと郷土資料館にも来て見たけど、ちょっと古すぎるか戦争の話とかが多くて見つけられなかった。古地図とかどっかにあれば良いんだけどなぁ。
江戸時代の天保3年(1832年)に出来た橋が残る天草市

天草には、さきほどの楠浦の眼鏡橋より古い橋が現存しています。それが天草市内中心部にあるこちら。見ただけでも古そうだけど、造られたのは江戸時代の1832年。歴史で習った記憶がある「天保の飢饉」があった天保3年に造られた橋です。今が2025年なので、193年もこの地に掛かっていることに。

現代の橋に比べると橋脚がめちゃくちゃ多いのが特徴ではないでしょうか。石を置いているので石の長さに合わせて橋脚を置いているんでしょうね。

橋の前後の石垣も当時の物なのかな。この部分だけタイムスリップしてきたようにも見える。

なおこの橋、2018年くらいまでは歩いて渡ることが可能だったけど、石が落下したとかで現在は通行止めになっており、再び渡れるように修繕計画があるようです。でも下手に綺麗に直さないで歴史を感じさせる雰囲気は残しておいてほしいところ。
天草瀬戸大橋の近くにある定食屋「盛」で海鮮丼を食べてきた

昨晩も海鮮を食べたけど、まだ海鮮が食べたりない~と思ってランチに海鮮丼を食べに来ました。色々調べてやってきたのは、天草瀬戸大橋近くにある「盛」という定食屋さん。普段は昼から夜まで通しの営業をしているらしいけど、土休日は魚が無くなることもあるらしいので早めに行ってきました。

海鮮系以外もあるけど、目的は海鮮丼なので早々にオーダー。お値段は1,500円で、大盛りにすると200円増しらしい。

しばらく待っていると注文した海鮮丼が到着。天草のブリ(じゃなくてもう少し小さいのらしいけど、名前を忘れてしまった)とタイがたっぷり。昨晩の夕食でも同じようなラインアップだったから、今の天草の「旬」はこのふたつなのかな。
もちろん新鮮さは抜群だけど、ブリ(?)は歯ごたえがあってコリコリした食感なので、人によって結構好みが分かれるかも。しかしこれで1,500円は安いよ。ごちそうさまでした!
山を上った先にある「祝口観音」

熊本市内方面に向かう途中、教良木ダムのほとりにある「祝口観音」に立ち寄ってみました。結構な山登りっぽい階段を上った先にあるらしい。

200メートルの坂道や階段を上った先には小屋があり、ここの中に観音様が祀られているみたいです。

ガラガラ……と開けると観音様が鎮座していました。裏の雰囲気的に山の石っぽい感じにも見える。入って良いのかわからないので入り口で手を合わせてお参りです。
ところで、ここには「祝口観音の滝」っていう滝があるんだけど、音はすれども全体を見られる場所が無く。Googleマップの写真ってどこから撮ったんだろう。
阿蘇のふもとにある静かな宿「ペンションあかね雲」に宿泊

本日宿泊するのは、阿蘇山のふもとにある「ペンションあかね雲」という宿。以前にも2回宿泊しており、今回で3度目です。初めて泊まった時に夕食の豪華さと美味しさに感動して、それ以来阿蘇に来ると毎回泊っているような気がする。

1階にあるフリースペース。冷蔵庫やポット・電子レンジなどが用意されていました。インスタントコーヒーとか持ってきてひと息するのに良さそう。

部屋はツインルームを予約。部屋にあるのはエアコンとテレビのみで、バス・トイレなどは共用設備。個人的には気にならないけど、部屋にないと困るって人は注意。

今回の部屋には広々としたテーブルがありました。私は宿泊先でもパソコンで作業(このブログの執筆)をしているので、こういうテーブルがあるのは助かります。コンセントはちょっと上の方だったので、OAタップとか延長ケーブルがあると良いかも。
牛ステーキがメインディッシュ! 豪華なフレンチコースが楽しめる夕食
ペンションあかね雲の楽しみは、豪華なフレンチコースが楽しめる夕食。見た目にも美味しそうな料理がこれだけ食べられるのに宿泊費が1万円くらいってホントに良いのかな。

まずは生ハムや鴨肉などが並ぶ前菜。少しずつ色々なものが味わえます。

レタスとキャベツにトマトが添えられたサラダ。量もちょうどいい感じ。

濃厚なかぼちゃのポタージュ。火傷しないように冷ましてくれている心遣いがうれしい。

チーズときのこが入ったパイ包み。サクサクとろ~りでめちゃくちゃ美味しい。見た目的に1/4サイズっぽいけど、まるごと1個食べたい……!

ここでライスが登場。本来はメインディッシュのステーキの時に出てくるんだけど、以前の時も早めにライスをお願いしたからか持ってきてくれました。もう10か月くらい前だけど、覚えているのすごい。

パイ包みでご飯を1杯食べ終わったころにメインディッシュの牛ステーキが登場。

少しレアー気味に焼かれていて、柔らかくて食べやすい。ソースもあっさり系なので、思ったよりもさっぱりいただけます。ステーキと共にライスをもう一杯食べて完食。ごちそうさまでした!

食後にはパウンドケーキとジェラートなどが盛られた創作デザートが出てきました。見た目がかわいいから食べるのがもったいない……けど食べちゃう!

甘いものの後はコーヒーでひと息。何度来ても満足できる食事で大満足でした。
大きな浴槽でゆったりできる大浴場

大浴場は貸切スタイルなので家族風呂としても利用可能。結構大きめな浴槽なので2、3人なら入れそうです。個人的には部屋にあるより準備とかしなくていいから大浴場のが好き。ぽかぽかです。
明日はどこに行こうか
今日は天草から阿蘇に行くっていう目的があったけど、明日は夕方に熊本空港に行くだけで特に何も計画していない状況。
阿蘇から空港は近いので、阿蘇を中心に観光スポットとかを巡ってみようか。あとは「馬肉」を食べたい気もあるから、ランチに食べられる店探してみるかな。
あとはあれだ、いきなり団子にからし蓮根に……って食べ物ばっかりじゃん。

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