今日は旅行最終日。ちょっと名残惜しいけども夕方には帰国する飛行機に乗って羽田に帰る予定です。行程としては朝から高鐵で台北に行って、少し台北観光をして空港へという感じ。国際線だからあんまりゆっくりはできないんだよね(ついでに時差があるのも)。

「御宿行旅 雄中館(Royal Group Hotel Xiong Zhong Branch)」の朝食バイキング

朝食はバイキングスタイルで提供。チェックイン時にもらった朝食券を渡すスタイルです。まずはモヤシ炒めっぽい料理。

これはスナップエンドウかな。ヤングコーンも入ってる。

スクランブルエッグがいっぱい。

そぼろを唐辛子とかと炒めたもの、これはご飯に乗せたらおいしそう。

チキンナゲットとハッシュドポテト。ハッシュドポテト好きなんだよね。

キノコの炒め物と、ちゃんぽんのような麺料理。

あたたかいスープ。料理名が書いてないから何スープなのかはよくわからない。

おかゆとトッピングコーナー。やっぱりこれは台湾の定番朝食なのかな。

白米とカラフルな焼売。蒸し器で蒸されていてホッカホカ。

隣には夜にも置いてあった中華まんが並びます。よく見たらこれ日本のメーカーの蒸し器だ。


ドリンクコーナーは昨日にも置いてあったジュースやコーヒーのほか、豆乳と牛乳が用意されていました。

ポップコーンも昨晩と同じようにおいてありました。ちょっと摘まみたくなるよね。

生野菜コーナー。レタスやトマトのほか、デザートとしてパイナップルも置いてあります。台湾パイナップルは美味しいので好き。

アイスクリームもそのまま置いてありました。朝食バイキングの一部を24時間無料提供してるって感じみたいね。

パンコーナー。食パンなどのパンと、ジャムやマーガリンが用意されています。

クッキーは別コーナーに移動して置いてありました。

朝食バイキングで持ってきたのがこちら(ねえ生野菜は?)。一番美味しかったのはご飯に乗せたそぼろで、何杯でも食べられそうな雰囲気。そして想像以上に焼売は肉の食感があってよかった。

デザートはパイナップル。めちゃくちゃ甘くておいしいので、台湾に来たら食べなきゃ損。食べ放題なので6個くらい食べちゃった。ごちそうさまです!
台北に高鐵で向かって軽く観光してきた
本当は7時に起きて早々に朝食を食べ、ゆっくりしてから駅に行こうと思っていたのに起きたら7時45分で大忙し。乗る電車は8時24分だったけど、駅近くなのでギリギリ間に合いそうで何より。高鐵の速達便に乗り遅れたら結構到着時間変わっちゃうしな。
高雄から新左營まで(台鐵縦貫線)

高雄駅に無事に到着。予定通りの8時24分発の列車に間に合いました。一応次の列車でも大丈夫だったっぽい。

しかし台湾に来ると漢字の偉大さをとても感じる。日本人的には英語を見るよりも漢字部分のが即座に判別できるんだよね。「方向」とか日本と意味も感じも同じだし。

昨日反対側で見た車両に乗車。普通列車だけど特急のような見た目してる。
左營から南港まで(高鐵)

予定通り高鐵の左營に到着。乗車するのは8時55分発の列車で、途中停車駅は台中・板橋・台北だけという速達列車。日本と違って種別があるわけではないので、停車駅を見て適切な列車を選びましょう。

台鐵では「新左營」だけど高鐵だと「左營」で、台鐵にも別に「左營」という駅があるので、台鐵から来るときには降り間違えに注意。新大阪みたいに同じにしておいた方が良いんじゃないかとは思う。

12両編成で10号車から12号車までが自由席。左營からなら座れると思うので、安い自由席でも良いとは思う。

車両は日本の700系をベースにしているので、すごい見覚えがある形。日本ではN700Sまで出ているけども、こっちでは全車両が700系ベースで運行されています。

「本日も新幹線をご利用いただきありがとうございます」なんてアナウンスが聞こえてきそうな車内。注意点としては座席にコンセントが無いので、充電が必要な場合は12号車にある充電スポットまで行く必要があります。これは700系ベースだから仕方ないかなって感じ。

車内販売で35元(151円)のミルクティーを購入。ちょっとお高めなんだけど、以前飲んで美味しかったので購入。濃厚で美味しいけどカロリーが100mlで50kcalもあるのがネック。

あんまり防音壁が高いことも無いので、東海道新幹線のように景色を楽しみながらの旅が楽しめます。全部高架になっているので見下ろすような感じ。

途中駅の台中に停車。台鐵の台中とは別の場所にある駅で、大体ここからは満席になる印象。台中から自由席に乗ろうとすると最悪台北まで立ちっぱなしになるので、台中からは指定席を抑えておいた方が無難です。

気づいたら台北に着いてました。ここで9割以上の旅客が降りていき、残ったのは数名程度。まあ私も南港まで行くのが目的じゃなければここで降りてる。

台北を出発してから10分ほどで終点の南港に到着。こうやってみると日本の新幹線と見間違えそうな雰囲気です。


終点の南港は左營に比べると人は少なめ。一応MRTや台鐵も通っていて、ターミナルのような雰囲気は醸し出しています。

南港直結のショッピングモールにダイソーがあったので見てくると、110円の商品が214円もする。輸入コストとかで仕方ない気がするけど、およそ倍かぁ……。
南港から西門まで(台北捷運・板南線)

南港からはMRTで台北中心部へ。観光地としても有名な西門へと向かいます(実は行ったことない)。

そこら辺のベンチのような固い椅子で20分ほどの乗車。飲み物が飲めないのが結構きついんだよね。
西門を散策しながらご飯を食べてきた

西門に到着。行ったことないと思っていたら来たことあったわ。完全に忘れてた。

西門で目立つのがゴミ箱の数。目に見える範囲に何個も置いてあって、ちゃんと捨てろよという意気込みを感じられます。日本もこれくらい置いてあれば良いのに。

日本の牛丼チェーン「すき家」はそのままの看板で営業中。結構台湾ではこういう日本語のままのお店をよく見ます。コンビニとかでも午後の紅茶とかそのまま売られてるし(成分とかは日本語じゃないけど)。

さて、西門でフォロワーさんとエンカウント。海外でエンカウントするのは初めて! 沖縄とかでは良くあるけど。一緒に軽く観光することに。
人気の麺料理店「阿宗麺線」でランチ

やってきたのは、結構人気らしい「阿宗麺線」というお店。小サイズと大サイズで65元(284円)と80元(350円)という価格で、結構並んでいてもメニューがサイズだけなので回転は速いです。

モツが入った麺にパクチーを乗せた一杯。よく台湾では食べる味だけど、何味と聞かれるとちょっとわかりにくい。結構ボリュームあるので小でも十分だったかも。ごちそうさまでした!
日本統治時代に最高統治機関として作られた「台湾総督府」を見てきた

台北で見たいなと思っていたのが、台湾統治時代に最高統治機関として作られた台湾総督府。西門から歩いて行ける範囲に位置しています。

入口にはライフルを持った警備員が居て物々しいけど、普通に写真を撮ってるくらいでは問題ありません。でも銃を構えているってのが日本とは違うよなって感じる。

近くにある公園にあった銅像。なんか偉人っぽいけど誰なんだろうと思って調べてみると、国民政府主席だった林森銅という人の像だとか。

台湾総督府の前に位置する横断歩道から全体を撮影。なんだかどこかの大学みたいにも見えるね。
台北松山空港に戻って日本へと帰国
台湾で過ごす時間もそろそろ終わり。台北松山空港に向かいたいと思います。西門辺りから空港まではMRTで40分程度で、バスとかでも行けるけど変な所に行ったら困るので無難なMRTに乗って行くことに。
西門から忠孝復興まで(台北捷運・板南線)

西門からは板南線に乗って乗換駅の「忠孝復興」まで向かいます。初日に空港から出てきたのとほぼ同じ経路。

列車は結構混んでいたので立席で。途中駅でフォロワーとはお別れです。
忠孝復興から松山機場まで(台北捷運・文湖線)

忠孝復興で乗り換えて空港まで乗車。なんだかこの路線は大江戸線みたいに小さな車両なので、席と席の間も結構せまい感じ。スーツケースとか多いと歩ける場所がなくなりそう。

台北松山空港って上空からの撮影禁止って言われるんだけど、MRTからは普通に写真が撮れる。

そして松山機場に到着。後は飛行機に乗って帰るだけです。

というか空港には展望台まであるんだけど、今は休止中。なんだか撮影禁止なのがどこなのかもよくわからない。
プライオリティパスで入れる「プラザプレミアムラウンジ」へ


台北松山空港ってプライオリティパスで入れるラウンジが無い印象だったんだけど、2025年3月に桃園空港ではお馴染みの「プラザプレミアムラウンジ」がオープンしたようで、プライオリティパスでも入場可能。

場所は航空会社ラウンジの少し先で、行こうと思わないと行かない場所にあります。

まだ知られていないのか、室内はガラガラで快適に過ごせそう。きっと多くの人が知ったらめちゃくちゃ混むんだろうけどね。


ドリンクコーナーにはソフトドリンクのほか、ビールなどのアルコール飲料も豊富に用意されています。フルーツが入ってるのはなんだか健康に良さそうな雰囲気。

ちょっとした揚げ物やパンも同じコーナーに置いてありました。

こちらはサンドイッチや小分けにされたサラダコーナー。下にはお馴染みの丸ごとフルーツ。

スープコーナーにはコーンとキノコのスープがありました。薬味とか有るから自分でアレンジする感じっぽい。

チキンのトマト煮。たっぷりのチキンが入っていて食べ応え十分。家でも作ったりするけど美味しいよね。

白菜やきくらげっぽいやつの炒め物。ご飯に乗せたりしてどんぶりとかにしたくなる。

ブロッコリーやカリフラワーなどの野菜を茹でて味付けした料理。ブロッコリー好きだからうれしい。


続いてオーダーメニュー。牛肉麺や角煮丼など、全6種類のメニューから好きなものを注文できます。

そうして持ってきたのがこちら。既にご飯食べてるんだけど、さらに牛肉麵とかチキンなど食べたいものを持ってきました。牛肉麵はお肉がゴロゴロ入っていて本格的な味。

もう少し食べようと角煮丼もオーダー。どれも美味しいので普通に食事をここで済ませても良いかもしれません。今ならまだ空いているしね。
めちゃくちゃ混んでる「AIRLINES VIP LOUNGE」

続いては隣にある航空会社ラウンジの「AIRLINES VIP LOUNGE」にやってきました。こちらはプライオリティパスで入ることはできず、航空会社のステータスが必要です。

なんか入る前に並んでいたのを見て心配だったけど、やっぱり中にも人がいっぱい。座席の写真を撮ってる場合じゃなさそうなほどでした。

隣にあるプラザプレミアムラウンジよりもフードメニューは充実している印象で、まずは春雨炒めにお肉の炒め物。

続けては台湾のコンビニでもよく見かける茶色い茹で卵。何味なんだろうこれ。隣にあるのはキャベツ炒めに豚肉の野菜炒めっぽい。

ベジタリアン料理って何だと思ったら焼き芋だった。隣には白米と台湾風のそぼろ煮。

反対側には生野菜が並ぶサラダコーナーに丸ごとフルーツ。

隣には台湾でよく見かける豆腐料理のほか、右上にあるのは独特な味わいの何かの臓器を固めた料理。これは確実に好みが分かれるけど、ぜひチャレンジしてみてほしい。

スープはつみれスープと鶏肉のスープがありました。

たっぷりのせいろが置いてある蒸しコーナー。肉焼売に小籠包、ゴマ饅頭に餃子と黒糖饅頭というラインアップです。


ドリンクは台湾ビールとキリン一番搾り、紙パックのジュースなどが並びます。他にもドリンクバー方式でジュースやコーヒーもありました。個人的には冷たい烏龍茶が欲しいんだけど、あんまり置いてないんだよなぁ。

デザートコーナー。自分で入れられるアイスがありました。

なんか離れた場所にも冷凍ボックスがあったので見てみると、冷凍のフルーツのようなものがたくさん。個包装になっているので食べやすそう。

というわけで持ってきたのはこんな感じ。オーダーコーナーで牛肉麺と、小籠包に餃子という組み合わせ。独特な台湾の料理(黒いやつ)も食べてみたけど、やっぱり独特である。何とも言えない味がします。

ドリンクはパックのミルクティーとコーヒー。このコーヒーは台湾のコンビニとかでも売ってるんだけど、結構おいしくて好きなんだよね。

入口やフードコーナーに近い場所は混んでいたけど、奥の方は空いていてくつろげる場所も残っていました。でも現状はプラザプレミアムラウンジに行った方が休めると思う。
行かなかったけどプライオリティパスで食べられるレストランもある

台北松山空港には以前からプライオリティパスで食べられるレストラン「hómee KITCHEN 好饗厨房」があります。今回は食べなかったけど、ハーゲンダッツなどもあるようなのでちゃんと食べるならここで食べても良いかもね。もう私はお腹いっぱいです。
台北松山空港から羽田空港まで(ANA/NH854便)

そろそろ出発時間になるので搭乗口へ。桃園に比べてラウンジから果てしない距離にあることも無いので、そういう意味では良いのかも。

GROUP 2で搭乗してゆったり。エコノミーなので機内Wi-Fiはまともに使えないので、テキストエディタで下書きを書きまくっている。これだけでも後が楽だし。にしても高雄の寺院のポストの反応がめちゃくちゃ来るな……。

定刻で離陸して羽田空港へ出発。松山空港からそこそこ離れた場所で一枚。また来るね台湾(というか来る前提で現金も残しているし、悠遊卡の残高もいっぱい。

完全に食べ過ぎだと思うけど機内食が来たのでいただきます。2種類あったけど鮭の南蛮漬けをオーダー。そういえば香港便ではハーゲンダッツが来たけど、台湾便は無いのかな。なんだろうこの差は。

日が暮れて境目が美しい景色が窓から見られました。こういう景色が見られるのも夕方のフライトの良い点だよね。

そうしていつの間にか都内上空まで飛んできました。行きに比べると偏西風の影響もあってあっという間です。

そして無事に着陸。バスで移動して到着ロビーへと向かいます。帰ってきちゃったなー。
羽田空港から品川まで(京急空港線・本線)

入国審査や申告するものは無しってことで無事に入国完了。今回は預け入れ荷物とすることでペットボトルの飲み物とか色々持って来てみた。

- 2133T
- 羽田空港→京急蒲田(京急空港線)
- 京急蒲田→品川(京急本線)
- 快特
- 羽田空港→印旛日本医大
- 羽田空港→品川
- 21時30分→21時46分
帰りは値段を考えて京急に乗車。330円でタッチ決済7%還元なので、いつになっても乗り換え改札の利用を再開できない。一番前で待てたので無事に座れそうです。

車両は都営5500系。無事に着席して快適に品川までの移動が約束されました。なんか思ったよりも疲れたのは、時差的に2日間は午前1時に寝てたからかもしれない。さて、家に帰りましょう。
台湾3回目で台鐵を一周できて満足
今回の旅行の目的は台鐵で台北から高雄まで行くことだったので、無事に目的も達成できて満足です。しかしやっぱり感じたのは「現地の言語話せないとつらい」ってこと。なんか勢いで中国語教室(台湾語)の体験申し込みをしちゃったので、次回行くときは少しでも話せるようにしたい。
うーん、次はいつに行こうかな。12月くらいに行きたいかも。年に3回以上行くと入手できる「常客証」も気になるし、2024年の訪台から1年以内になるような時にしたいな。
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