「そういえば米子空港って行ったことないな」「萩・岩見空港も行ったことない」ということで行ってみよう! という軽率な考えからフライトの予約を取って行く旅行。初日は米子から車を借りて回り、2日目は出雲大社に参拝に行こうかなって思ってます。
出雲大社はちょっと……切実なんです(白目)
旧サテライトの遠い道を歩いて米子へのフライトへ
今日のフライトは9時頃なので、普段に比べてゆったりできる……はずだけど、結局始発で行ってラウンジでゆったり過ごしたいという気持ちもあって早朝便と同じような時間に起床。始発ではないけども同じような時間の列車で出発です。
品川から京急蒲田まで(京急本線)

JCBのタッチ決済で30%還元が終わったので、ようやく乗り換え改札に戻れると思ったのもつかの間、そういえば三井住友カードで7%還元だったなと思いだし、結局高輪口を経由してタッチ決済にて乗車です。同じ金額払うなら還元率が高い方が良いし。

- 658H
- 品川→京急蒲田(京急本線)
- 特急
- 泉岳寺→三崎口
- 品川→京急蒲田
- 6時40分→6時50分
6時50分に羽田空港行きがあるけども、早く行くためには特急に乗って京急蒲田で乗り換える必要があります。スーツケースなど大きな荷物を持っている人が多いからか、この乗継ダイヤは比較的空いているのはありがたい。

やってきたのは泉岳寺始発の京急1500形でした。1000形よりも番号は新しいけども、こちらの方が古い車両になっています。見た目的に結構「ズッシリ感」を感じるのは私だけでしょうか。
京急蒲田から羽田空港まで(京急空港線)

京急蒲田にて羽田空港行きに乗り換え。とはいえホームの反対側に止まっている電車に乗るだけなので、そんなに手間でもありません。

- 656K
- 京急蒲田→羽田空港(京急空港線)
- 普通
- 京急蒲田→羽田空港
- 京急蒲田→羽田空港
- 6時53分→7時03分
普通列車の羽田空港行き。基本的に急行や特急・快特が多いので、普通って種別で運行されているのは結構レアだったり。京急蒲田と羽田空港の区間運行用なのかな。

車両は京成3000系かな? 無事に座席確保できたのでひと安心。
羽田空港の第1ターミナルにある「うちのたまご」で朝食

ANAは第2ターミナルだけど、第1ターミナルに寄りたい店があったので逆側から出場。やってきたのはJR九州の関連会社が運営している「うちのたまご」というお店で、たまごかけご飯や親子丼・たまご丼を食べられるお店です。

注文したのは午前7時から10時までのモーニング時間帯限定のセット。ごはん(大盛り無料)と生卵、みそ汁が付いて650円です。あとはテーブルにある漬物は食べ放題。なお普通のセットはみそ汁なしでご飯とたまごが1回ずつお代わり無料なので、たくさん食べたいなら普通のセットのが良いかも。
パッと見た感じは物足りないかなって思ったけど、実際に食べてみたら結構満足。今度は親子丼とかたまご丼も食べてみたいな。ごちそうさまでした。
ANA LOUNGEで休憩

食後はANA LOUNGEで飲み物とお菓子を食べてゆったり。1時間半くらい時間があるのでのんびりと思ったんだけど、昨晩辛いラーメンを食べたのが今頃やってきてトイレとの往復になってしまった……。

そうそう、今回の旅行にはメルちゃんも来てもらったんだよね。出雲大社ってウサギいるし。
めちゃくちゃ遠い搭乗口、羽田空港から米子空港まで(ANA/NH383便)

今日乗る米子行きの飛行機は、搭乗口が49番(変更になってた)という場所。なんか嫌な予感がしたんだけど、予感は的中でこの場所は以前「サテライト」と呼ばれる離れにあった搭乗口。最近連絡通路ができたんだけど、距離として1キロ近くあるんだよね……。

なが~~~い通路を歩いて搭乗口へ。バスの待ち時間という予測ができない時間が無くなったのは良いんだけど、ちょっと遠すぎるよ……。

ようやく搭乗口に到着。ラウンジからだと10分近く掛かるので、出発時間の25分前くらいにラウンジ出てないと微妙そうな雰囲気。ここだと51番近くのパワーラウンジのが良いのかもしれない。

機体はエアバスA321でした。以前はLCCで見ることが多かったけど、最近はFSCの小型機でも見かけるようになったよね。

ちょっぴり遅れて離陸。機内から東京湾を眺めるのも飽きちゃった。

フライト中には上空から雪をかぶった北アルプスを眺められました。4月になっても山の上はまだまだ春は来なさそうです。
カーシェアを借りて鳥取県西部をめぐってきた
今日はカーシェアで車を借りて大山周辺をめぐってくる予定。米子空港に到着してから列車に間に合うかどうかで結構時間が変わって来るので、到着してからダッシュで駅に向かわないと。
米子空港から米子まで(境線)

米子空港に着陸したのは10時33分、小さい空港なので数分で外に出られたので、無事に10分後の列車に間に合いました。これを逃すと1時間後だから助かったー。
- 1638K
- 米子空港→米子(境線)
- 普通
- 境港→米子
- 米子空港→米子
- 10時43分→11時11分
距離としては10キロちょいなのに、所要時間は30分くらいかかるみたい。やっぱり加速が遅いキハ40系が運用に使われているのがネックなんだろうか。

時刻通りに列車がやってきました。境線の終着駅である「境港」はゲゲゲの鬼太郎の作者「水木しげる先生」の生まれ育った街ということもあって、デザインや車内アナウンスでコラボレーションした車両が走っています。

米子駅に到着したら、今日の夕方使う「やくも 17号」と明日の「スーパーまつかぜ 5号」の特急券を発行。やくもは前日・当日のエリア限定の割引特急券「トク特チケットレス」で700円、スーパーまつかぜは「WESTERポイント特典チケットレス」で通常の半額相当の1,190ポイントでした。
それぞれ「チケットレス」で乗車可能にはなっているけども、JR西日本では指定席券売機で手軽にきっぷとして発行ができるのが特徴。きっぷ収集オタクにやさしいね。
タイムズのカーシェアで「ノート e-POWER」を借りてきた

米子駅近くのスポットでは「アクア」とか「ワゴンR」しかなかったので、少し離れた場所にあるスポットで「ノート e-POWER」を予約。結構山道とか走る予定なのでパワー重視ってことで。
「魚料理 海」でモサエビが乗った「鳴石丼」を食べてきた

鳥取といえば日本海の美味しい海産物。調べてみると「モサエビ」という美味しいエビがあるみたいで、レビューの写真がおいしそうだった「魚料理 海」へとやってきました。結構人気店のようで待ちもあったけど、少し待ったら入れました。

いろいろメニューはあったけど、モサエビと海鮮がたっぷり乗った「鳴石丼」を注文。お値段は1,980円と少々お高めだけど、ここ最近は「今が一番安い」と思って食べたい時に食べるスタンスを取ってます。

メインの丼ぶりとえび入りのお味噌汁に漬物がセットになっていました。海鮮丼おいしそう……。

上にたっぷりの「モサエビ」が乗っているほか、かなり分厚く切られた刺身がたっぷり。どの刺身も脂が乗っていてめっちゃ美味しい。これで1,980円なら妥当どころか安いくらい。

海鮮丼ってご飯だけ多く余ることも多いけど、この海鮮丼は刺身のが残ってしまうほどの量。そしてモサエビはプリップリで海老の味が凝縮されており、甘エビを口いっぱいに頬張っているような雰囲気でした。たっぷり海鮮を食べられて大満足。ごちそうさまでした!

今回食べた鳴石丼のほかにも、いろいろなメニューがある「魚料理 海」さん。またリピートしたくなります。
東横インじゃなくて東伯イン……?

スーパーで買い物をした後に見かけたホテル。名前は「ホテル東伯イン」って呼ぶようです。地名が「東伯」なので合わせたんだと思いますが、どうも「東横イン」と見間違えちゃうかも。
「竹やぶの中の線路」国鉄倉吉線の廃線跡を見てきた

今日の目的のひとつ、国鉄倉吉線の廃線跡を見に来ました。山陰本線の倉吉から山守までの20キロを結んでいた路線で、1985年に全線廃止となった経緯があります。

ほとんどの区間は道路などに転用されてしまっているようだけど、一部では当時の線路がそのまま残されていて観光スポットとして整備されているようです。

山守駅の駅名標が設置されている観光案内所。ここに車を停めて廃線跡の探索をすることができます。ちなみにこの場所は駅跡ってわけではないらしい。

1.5キロほど先にホームなどの残る「泰久寺」駅があるので、廃線跡を歩いて向かいます。結構歩きにくいのでスニーカーなどの靴で来ることをおススメ。

道路を渡っていた橋脚跡も残っています。金属が入っていたのか錆びてる……?

15分ほど歩いて泰久寺駅に到着。この先に「日本一美しい廃線跡」と呼ばれる場所があるみたい。

廃線跡を見に来たのに素通りなのって人が多かったけど、この駅にはホームも当時のまま残されています。ここだけ見たら実際に列車がやってきそうな雰囲気。

消えかかっている駅名標はレプリカ。運行当時は文字の部分がアクリルで後ろが見えるっていう独特なものが使われていたんだとか。

ホームから先に進むと線路が森のような場所に入って行きます。この木の大きさが廃線からの時の流れを示しているような感じがする。

「日本一美しい廃線跡」と呼ばれる場所に到着。竹やぶの中に線路が通っているような場所で、映画の世界のような光景が広がっています。結構人が多い時もあるようだけど、タイミングよく誰も居ないときに写真が撮れました。

枕木の間から竹が生えている。使われている線路では絶対に起きないことで、ここが廃線であることを物語っています。まあ「映え」ではあるのかもしれないけど、ちょっと悲しいね。

さらに先に進むとトンネルがあって行き止まり。中に入るには何かしらの有料イベントに参加しないとならないっぽい。ってことでここまでですね。

「線路は続くよどこまでも」なんて歌いたくなるような光景。でも「線路」は続いていても走るものは無いんだけどね。しかしこの路線、観光地として有名になり過ぎて当時の映像よりも竹やぶばっかりでてくるので、過去情報が探しにくくなってるかも。

ところで、小鴨川の近くにもうひとつの廃線跡があります。こっちは特に看板なども無いけども、上に上る階段だけ用意されている感じ。

鉄道関連の遺構も残っていました。何が入っているんだろう。

丘の上を走っていた倉吉線の線路がそのまま残されています。こうして忘れ去られているような廃線跡の方が個人的には好きかも。

川の手前で線路が途切れています。当時は橋が掛けられていたんだろうけど、今では橋脚なども無くなっているようです。向かい岸にある同じくらいの場所に対向っぽいのが見えるので、そこまで橋があったのかな。

そしてここが山守駅の跡。少し先まではサイクリングロードとして整備されていました。駅舎やホームなどはなくなっているので、知らなければ痕跡だとはわからなさそう。
大山をぐるっとめぐってみたかったが……?

廃線跡からは大山を通って米子側に戻る想定で山道を進みます。ちょっとした展望スポットから写真を撮ったんだけど、奥に見えるのは一向平と呼ぶらしい。

しばらく進むとカーナビでは通行止めの表示。ここまでGoogleマップの案内で来たんだけど、通行止めの情報は反映しておいてほしいかも。経由する方が遅い経路でよかった……。
大山乳業の直売店「カウィーのみるく館」でソフトクリームを食べてきた

元々は大山にあるソフトクリームを食べようと思っていたけど行けなかったので、成城石井で見かける「白バラ牛乳」を作っている大山乳業の直売店「カウィーのみるく館」にやってきました。

たっぷり巻かれたソフトクリームをもぐもぐ。さっぱり目で美味しかった。ちょっと暑くなってきたからちょうど良いね。
米子から「新型やくも」で出雲市へ

山陰道の無料区間を突っ走って米子に戻ってきました。今日の宿泊地は出雲にあるので、特急に乗って出雲に移動します。

米子駅前に謎に書かれた韓国語と中国語。なんだろこれ。

米子駅ってこんなんじゃなかったと思うんだけど、いつの間にかめちゃくちゃきれいになっていました。売店とか飲食店もあってちょっとした駅ビルのようになっています。

米子駅に入ると「特急銀河」という列車案内。これWESTER銀河っぽいね。
米子から出雲市まで(山陰本線)

米子駅のホームに降りてきました。米子駅に来るのはいつぶりだろうか。なんか青春18きっぷで夜中に来た記憶しか思い出が無い。

- 1017M
- 米子→出雲市(山陰本線)
- 特急(やくも17号)
- 岡山→出雲市
- 米子→出雲市
- 17時33分→18時31分
岡山と出雲市を結ぶ特急やくも。陰陽連絡路線の特急で一番本数が多く、1時間に1本くらいの頻度で運行されています。米子と出雲市って結構近い印象があったけど、特急でも1時間くらいと結構遠いんだね。

車両は2024年にデビューした新型特急「273系」です。今回初乗車なので楽しみ。

側面の行き先表示機が1/125でも切れないってのが優秀過ぎる。

緑と青のカラフルな座席。枕も備え付けられているし、ひじ掛けにコンセントが全席装備。岡山からの長旅でも充電を気にせず作業できそうです。

車窓から眺める宍道湖。もう太陽が暮れてしまったので夕陽を見られず残念。

無事に出雲市駅に到着。結構上下の揺れが激しくて最後の方はパソコン作業が難しかったけど、快適な移動が出来ました。以前の381系もよかったけど、やっぱり新しい車両は良いね。

側面には大きな「やくも」という文字と雲をイメージしたイラストが記載されていました。

伯備線を駆け抜ける特急やくも。今度は全線新車で乗り通してみたいなー。
出雲市駅から徒歩15分ほどにある、ニューウェルシティ出雲に宿泊

本日の宿泊先は、出雲市駅から歩いて15分ほどの場所にある「ニューウェルシティ出雲」です。2食付でそんなに高くない場所と調べて予約しました。お値段は11,500円。

ビジネスホテルではなくシティホテルのような雰囲気。結婚式場としても使われることがあるみたいです。

ロビーにはちょっとした休憩スペース。ビジネスホテルじゃないのでウェルカムコーヒーみたいなのはありませんでした。

部屋にはアメニティがないため、フロントで必要なものを持っていくスタイル。今は結構定番になってきたよね。
シングルルームの洋室に宿泊

本日泊まるのはこちらのシングルルーム。大きなダブルベッドに広々としたテーブルも備え付けられています。

何故か2つ用意されているドライヤー。どっちも対して風は強くなさそうである。大浴場にまともなドライヤーがあることを祈るしかない。

冷蔵庫は空っぽ。2Lのペットボトルは斜めにしないと入らなさそう。

ベッドの脇には電気のスイッチとコンセントなど。

エアコンは部屋に備え付けなので、暖房冷房のほか設定温度も好きに変えられます。

ユニットバス。トイレはウォシュレット付きでした。
温泉のポンプが壊れてた大浴場

このホテルでは緑白色の「カルシウム・ナトリウム塩化物泉」が入れるはずだったんだけど、ポンプの故障で沸かし湯になってるんだとか。復旧は2025年4月末とのことで、タイミングが悪かった。

お詫びとして、壊れる前から予約してた人に対しては500円分の金券が提供されました。売店で適当にお菓子でも買って消化しましょう。
和牛や「特選握り寿司」が楽しめる夕食バイキング

週末の夕食はバイキング方式。和牛ステーキや特選握り寿司などが食べ放題! ということで期待していきましょう。

てんこもりに盛られたローストビーフに、魚の煮物と「豚キムチーズ」なる料理に揚げたての串カツ。下にあるのは春雨のサラダです。

3食の焼売にオムレツ・手羽先唐揚げ・大学いもが並びます。


そして話題(?)の「特選握り寿司」がこちら。タコと白身魚、エビとサーモンというラインアップのようだけど「特選」かどうかは疑問に感じちゃうかも。100円の回転寿司で出てきそうなレベルに見える……。

クラッカーにチーズを乗せたおつまみっぽいやつと、コーンピザにかに玉子スープです。

もずくとお刺身コーナー。今日のお刺身が何なのかはよくわからない。

レタスやパプリカ・たまねぎにブロッコリーなどが並ぶサラダコーナー。旅行中の野菜不足解消のためにも食べておきたい。

バイキングのメインディッシュともなっているのが、この和牛ステーキ。成形肉ではなくちゃんと固まり肉をサイコロ上にしているようで、中がレアーで美味しい。お寿司はちょっと残念だったけど、こっちは満足できるクオリティーです。

ごま団子に鶏の香味ソースかけ、エビチリと揚げたての天ぷら。エビ天とかあると蕎麦が欲しくなっちゃうのは私だけ?

蟹チャーハンです。カニカマじゃなくて本物の蟹っぽい。

煮込みハンバーグと麻婆豆腐・塩焼きそばです。この辺は子どもが好きそうなメニューってことなのかな。麻婆豆腐もあんまり辛くなかったし。

白米とカレー。カレーの中にはたっぷりのお肉が入っていて食べ応えも十分。ステーキで使ってるお肉が入ってるのかな。

デザートコーナー。フルーツポンチに大福・パンナコッタ・コーヒーゼリーが用意されていました。パンナコッタ美味しいから好き。

最後にドリンクバー。コーヒーやジュース・お茶などが飲み放題です。

バイキングで持ってきたのがこちら。全体的に味は美味しいのでついつい食べ過ぎちゃってお腹が痛い。特に和牛ステーキとローストビーフが美味しかったかなー。お寿司は1回で良いかなって感じだったけど。

〆(?)にローストビーフ丼を食べておしまい。ごちそうさまでした!
ちなみにメニューは固定ではなく日によって異なるみたいなので、今回紹介したもの以外が出てくるかもしれません。


ちなみに入口近くにアルコールを入れられる機械があるけど、アルコールの飲み放題は別途1,800円くらい掛かるらしい。いっぱい飲む人なら元取れるのかな。
明日は出雲大社への参拝&益田に特急で移動の1日
明日の大きな目的は出雲大社への参拝がメインで、あとは出雲そばを食べたいとかもあるかな。そして参拝後は帰りの空港がある「益田」まで列車で移動。行ったことない空港からと思って「萩・石見空港」を選んだけど、なんか以前行ったことがあるような気がしている。

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