今日は朝から出雲大社への参拝がメインで、終えたら益田まで特急に乗って行くという行程。あんまりゆったりはできないけど、天気も良さそうでいい参拝&乗り鉄日和となりそうです。

ニューウェルシティ出雲の朝食バイキングを食べてきた

昨晩食べすぎて少し胃もたれしている感じもあるけど、朝食の時間になったので食べに来ました。まずはご飯のお供がズラッと並ぶエリア。しらすとか乗せてしらす丼ってのも美味しそう。
見えにくいけども、横に温泉たまごとかトロロなんかもありました。

朝食バイキングのメインは「海鮮茶漬け」らしく、カツオのタタキや明太子・松前漬け等がおいてありました。

反対側にはもずくや梅こんにゃく・野沢菜わかめにアジの南蛮漬けといったさっぱり系のメニューが並びます。左上に置いてあるのはだし巻き玉子。

島根らしくシジミの味噌汁とコーンスープ。

サラダコーナーは夕食と同じラインアップ。レタスをはじめにブロッコリーや玉ねぎ・パプリカなど色鮮やかな野菜が並びます。

すぐ焼けるアラジンのオーブントースターが置かれたパンコーナー。クロワッサンとロールパンがありました。

シリアルと牛乳、その横にあるのは湯豆腐です。

こちらはベーコンとウインナーだけ。ちょっとさみしい感じもする。

なお目玉焼きとアジ・カレイの焼き魚をオーダーすれば作ってくれるみたい。焼きたてなのはうれしいね。

白米とカレーコーナー。カレーは夜に比べると具材少なめな感じ。

デザートはフルーツとヨーグルト。フルーツポンチにヨーグルト掛けても美味しそう。

ドリンクバーは夜と同じく利用可能でした。

スカスカだけど持ってきたのはこちら。あんまり品数もなかったのでこれくらいかなーって感じ。まああまり食べすぎなくて良かったかもしれない。ごちそうさまでした。

それでは出発。お世話になりました。
レンタサイクルを借りて出雲大社に行って来た
出雲大社に行くのにバスに乗るか電車で行くかと迷ったんだけど、毎回時間に追われて走ってた記憶を思い出してレンタサイクルで行くことに。出雲市駅から借りられるみたいなので、まずは出雲市駅に向かいます。

出雲市駅東の駐輪場で借りられるのは、普通の自転車が1日510円で電動自転車が830円です。この金額差なら電動のが良いかなってことで電動自転車を借りました。なお借りるときには身分証明書が必要なので、準備していくようにしましょう。

自転車を走らせていると工事中の「100満ボルト」を発見。エディオングループのお店では唯一屋号が変わっていなかったけど、ついに「エディオン」に統一されてしまうようです。
出雲大社に参拝してきた

晴れ晴れとした青空の元、自転車を走らせること40分ほどで出雲大社の大鳥居に到着。何度見てもめちゃくちゃ迫力ある鳥居です。

自転車を駐輪場に停めて出雲大社へ。午前中だからかあんまり人は多くなかったので、混みだす前に参拝しちゃいましょう。

ちょうど桜の時期だったこともあって、境内の桜は満開。絶好のお花見日和です。

境内のあちこちに居るウサギ。因幡の素兎がモチーフとなった「ご慈愛の御神像」と呼ばれる像で、なんだかご利益ありそうです。

もしかして、メルちゃんのお友達だったりするの?

メルちゃんと桜の撮影タイム。やっぱりメルちゃんかわいい。

なんか持って見ているだけでも笑顔になるよね。サンリオのキャラクターではメルちゃんが一推しです。

「ムスビの御神像」と呼ばれる像。大国主大神が国作りに悩んだ時に目の前から神が現れたときの様子を表現しているんだとか。

出雲大社の拝殿に到着。出雲大社は参拝の手法が少し変わっていて、普通の神社では「二礼二拍手一礼」が基本だと思うけど「二礼四拍手一礼」だったりする。

日本一大きなしめ縄。昔はここにお金がたくさん挟まっていたような気がするけど、今はどうなんだろうか。

満開の桜をもっと眺めていたいけど、あんまりのんびりしている時間もない。そろそろ出発しましょう。

毎年やってくる春。さて私の冬はいつ明けるんだろうか……。
岩の上に祠がある「稲佐の浜」へ

出雲大社から自転車で数分走った場所にある稲佐の浜にやってきました。ここは国譲りや国引きの神話で知られる浜で、海岸から少し先にある「弁天島」という島には小さな祠が設けられています。

島の前には賽銭箱があるんだけど、波がバシャバシャ来ていて入れられない。干潮のときならばいいのかもしれないけど、今だと靴がびっしょりになっちゃいそう。
大社線の廃線跡を見ながら出雲市駅へ
数十年前までは出雲大社に近い駅として「大社駅」がありました。出雲市から大社までの7キロほどの短い路線だった大社線だけど、廃線跡を巡る良い機会ってことで跡地を回りながら出雲市を目指します。
出雲名物の「割子そば」が食べられる「手打ちそば本家大梶」で昼食

廃線跡巡りをする前に、出雲そばを食べに「手打ちそば本家大梶」にやってきました。出雲大社からは結構離れていることもあって激混みじゃない穴場スポット。出雲に来たら毎回ここで食べているような気もする。

メニューは割子そばのほか、月見そばや山かけそばなども用意されています。今回は通常の割子そばと炊き込みご飯を注文。

割子そばというのは小さな器にそばが入ったものが3段重ねになっていて、ちょっとずつそばをいただくというスタイル。全部大きな器に入れたほうが良いんじゃないなんて言ってはダメ。

こちらが割子そばと炊き込みご飯。ここのつゆは甘めなのが特徴で、大目に掛けてもそんなに塩辛くないので食べやすい。炊き込みご飯は初めて食べたけど味がしっかり付いていて美味しいね。ごちそうさまでした!
駅は無くなっても残る「駅前稲荷神社」

大社駅にほど近い路地に「駅前稲荷」という稲荷神社が鎮座しています。この神社は大社線が開通して商店街が賑わうようにと願いを込めたお稲荷さんらしい。既に路線はなくなってしまったけど、神社は今でも街を見守っています。
大社駅は現在改修工事中

昼食を食べたそば屋の向かいにあった旧大社駅。今は修繕工事中なので外観を見ることができません。

一応ホーム側は見ることができるので、廃線跡としては来る価値はあると思う。観光客的にはどうかわからないけど。

良い雰囲気の田んぼ道をサイクリング。気温もちょうどいい塩梅だったのでサイクリング日和です。
ホーム跡と踏切設備が残る「荒茅駅」跡

荒茅駅跡にはホーム跡がそのまま残されていました。結構ホームの高さが低いように見えるけど、アスファルト舗装したときに高さを調整したんだろうか。

ホームの上には特に看板などは無し。せっかくだしレプリカの駅名表とかあれば良かったのになぁ。

ホームに記された「1958-3」の文字。荒茅駅が開業したのが1958年4月なので、開業当時に記されたものっぽいですね。
橋の名前に残る「出雲高松駅」

次の駅「出雲高松駅」の近くに来たら、信号に「高松駅前橋」と書かれてる場所を発見。ちなみに「たかまつえきまえばし」ではなく「たかまつえきぜんばし」と読むらしい。

橋には大社線の営業当時の写真が残されていました。立派な駅舎があった駅だったみたい。

キハ40系でしょうか。列車の運行されている写真も展示されています。

SLが運行されていたのっていつごろまでなのだろうか。ヘッドマークついてるから何かのイベントだったのかな。

草に覆われてよくわからないような状態になっているのが出雲高松駅の跡。立派な駅舎などは全部なくなってしまっていて、今はホームの跡だけが残っている状態です。

反対側に来ると広いスペースがあるけど、何かあった場所なんだろうか。

出雲高松駅から廃線跡を進む。サイクリングロードとして整備されてるみたいだけど……?

ATSって書いてあるから自動列車停車装置関連の器具なのかな。なんでこれだけ残ってるんだろう。

廃線跡を進んでいくと、桜のトンネルみたいになってる場所がありました。バスや電車では味わえない光景なので、自転車で来て良かったなぁ。

横から山陰本線がやってきて合流。営業当時は踏切が並んでいたんだろうか。

そうして無事に出雲市に到着。乗る予定の列車の30分前とちょうどいい時間に帰ってこれました。今回初めて自転車で出雲大社に行ったけど、天気が良くて暑くなければアリだね。
萩・石見空港から関東へ帰還
今回の旅行では行きと帰りの空港が別で、帰りの空港は益田駅近くにある「萩・石見空港」です。なので特急スーパーまつかぜに乗って益田を目指します。
出雲市から益田まで(山陰本線)

雲のような形をした駅名標が置いてある出雲市。やくももそうだし神様も雲の上にいるイメージあるよね。

- 2005D
- 出雲市→益田(山陰本線)
- 特急(スーパーまつかぜ 5号)
- 鳥取→益田
- 出雲市→益田
- 13時27分→15時20分
出雲市から益田までは2時間の乗車。新幹線がメインになって在来線特急がほぼない山陽側に比べて、山陰側は在来線特急の宝庫。時間はかかるけど旅行の楽しさとしては山陰側のが良いよなぁ。

車両はキハ187系で、なんとも言えない前面スタイルが特徴。自治体からの補助によって造られた車両でコストカット最優先でこんな事になってしまったんだとか。
でもまあ乗ってしまえばデザインとかどうでもいいので、ある意味正解なのかもしれない。

それでは乗車。187系は以前スーパーおきに乗って一度は運休して途中退場、2回目は無事に新山口に到着した経験があって乗るのは3回目だね。

たくさんある座席の中から「1D」を予約。この席は1席しかない前面展望が楽しめる席で、益田方面だと日本海と前面展望という双方を楽しめるプラチナチケットのような場所です。なんか普通に空いていたので予約しておきました。

前面展望はこんな感じ。置いてある扇風機がちょっと邪魔だけど仕方ない。

途中江津駅に停車。以前はここから「三江線」が分岐していたけども、廃止となってしまったので山陰本線の単独駅となりました。以前三江線が発車していた3番線がなんとも寂しげ。

ところで、江津発車時点で指定席の1号車が貸切状態。基本的に自由席でも座れるので安い自由席に乗る人が多いんだろうけど、さすがに乗車率が低すぎます。

さてここからは美しい日本海を車窓に楽しめるエリア。快晴で絶好の車窓満喫日和です。以前の山陽では天気に恵まれなかったけど、山陰側はバッチリだね。

水がきれいなのか、浅瀬がエメラルドグリーンに輝いていました。こういう光景は沖縄とかの印象が強いけど、結構本州でも見られる場所多いんだよね。

夏になったら海水浴が気持ちよさそうな海岸。ちょっと波が強いのが気になるけど。

鎌手駅の少し先から撮影した写真。漁港のある街ってこんな感じだよねってのをそのまま現実にしたような雰囲気でびっくり。見た目が出来すぎている。

定刻で益田駅に到着。午前中に風が強かったのもあって心配だったけど、運休とかもなく無事にたどり着いてひと安心。

益田駅からは山口線が分岐していて、特急スーパーおきは直通して新山口までの運行。始発駅の鳥取から終点の新山口までの距離は378.1キロで、本州の特急の中では最長の距離を誇ります。

なんか降りた記憶があるなーと思っていた益田駅。駅を出てみたら確信しました。うん、降りたことあるよここ。調べてみると2018年に来てるらしく、当時は青春18きっぷで山陰のあたりを全部乗り尽くしてて、やる気と元気に驚いてる。

益田駅前にはなにもない。喫茶店でもあれば休憩しても良かったんだけど、ないからどうしたものか。

とりあえず近くのウエルシアで半額のパンを入手。特に夕飯はこだわりないからコレでいいでしょう。

ブラブラしてると「山陰中央新報」を発見。サービス終了してしまう「さんさんクラブゴールドカード」の聖地巡礼(?)とでもしましょうか。結局「さんさんクラブ」の特典も使えずじまいで終わってしまった。
益田駅前から萩・石見空港まで(石見交通・石見空港線)

適当に時間潰しをしてバスの時間が近づいてきました。そろそろバス停の前で待ってましょう。

萩・石見空港行きのバスが到着。お値段は340円で交通系ICカードが利用可能です。そして途中のバス停から乗ればマックとかコメダがある側に行けたようで、ちょっと確認ミスだったかも。
萩・石見空港から羽田空港まで(ANA/NH728便)

萩・石見空港に到着。全然記憶なかったけど、前もここから羽田に飛んだみたい。来たことないからという理由でやってきたので、飛んだことなかった岡山にでも行けばよかったのかも(でも日本海きれいだったからいいか)。

小さな空港なので保安検査も同じ便だけで遅れる心配もない。とはいえラウンジもないのでさっさと保安検査を済ませてコンセントのあるテーブルで作業です。旅行記終わんね〜〜よと昨晩の私を怒りたい。

萩・石見空港から離陸。ぐるっと回るので空港を上空から眺めることもできました。そういえば山陰本線の長門市〜下関を真っ暗なときにしか乗ってないから、いつか昼間に乗りたいんだよな。その「いつか」ってのは結構危ないんだけど。
出雲大社のご利益に期待したい!!!
今回の旅行、最終的にはまあこれなんですよ。30歳にもなったしそろそろ……ねぇ。周囲の結婚ラッシュにも少し焦りを感じているこの頃です。
でもまあこれはそれこそ「縁」なので、その縁を見つけるしかないのかなぁ。
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