今年は旅行頻度を抑えようというのはなんだったのか……と思うほどに結局行っているけど、今回はソラシドエアで行く大分への旅行です。目的としては別府にある遊園地のケーブルカーに乗ることだったりする。他にはちゃんとしたとり天を食べたりもしたいかも。
ソラシドエアで大分へフライト
大分空港へのフライトは6時台と9時台というタイムスケジュール。さすがに6時台は間に合わないので、9時台のフライトを予約して大分へと向かいます。早めに起きてラウンジでゆったり過ごそうかな。
品川から羽田空港まで(京急本線・京急空港線)

運賃の安さと乗り換えの少なさを求めて京急に乗りにやってきました。でも品川からだと座れないので、20分くらい立ちっぱなしになるのがネック。

- 526T
- 品川→京急蒲田(京急本線)
- 京急蒲田→羽田空港(京急空港線)
- 急行
- 宗吾参道→羽田空港
- 品川→羽田空港
- 6時50分→7時16分
羽田空港までの所要時間は26分。家から北千住くらいまでの所要時間が掛かるって遅すぎる。安いけど遅くて混む……悩むな。

車両は都営(東京都交通局)5500形でした。結構乗り心地も良くて好きな車両です。
羽田空港の「POWER LOUNGE」でゆったり過ごす

天気があんまり良くないから大丈夫かなと思っていたけど、羽田空港からの飛行機は特に問題なく出航しているっぽい。でも行き先によっては強風で条件付き運行や欠航になっている所もあるみたいです。

搭乗券を発行。搭乗口が「52」となっていて、普段のソラシドエアが出る場所から少し離れた場所のようです。分かれ道から250メートルほどって遠いよ。

それではPOWER LOUNGEへ。飛行機の時間までしばらくあるので、充電とかしながら作業を進めようかな。家でやっていても良いけど、空港に居たほうが飲み物も無料だし降りればすぐ乗れる安心感もある。
羽田空港から大分空港まで(ソラシドエア/SNA93便)

ANAがズラッと並ぶ手前にポツンと居るソラシドエア。今回搭乗する飛行機はこれっぽい。

10分前くらいに到着して搭乗。遅かったかなと思ったけどちょうど良いタイミングでした。

関東近郊は天気が悪かったけど、広島辺りまで来ると晴れてて瀬戸内海の島を眺められました。この辺も行きたいんだよなぁ。

大分空港着陸前に見えたのは、四国の佐田岬と佐賀関です。こうしてみるとめちゃくちゃ細長いな……。

離陸前にソラシドエアの公式アカウントから「今日は黒糖を配っている」というポストを見かけたので、降りる前に聞いてみたらもらえました。好きなだけ持って行っていいですよって言われたけど3つだけに。ちょっとしたおやつに良さそう。

「大分ハローキティ空港」と相性が付けられた大分空港。到着ロビーにはハローキティと温泉を合わせたモニュメントが置かれていました。でもハーモニーランドまで行くのが不便なんだよねここ。

天然温泉を使った足湯コーナー。後で温泉には入るからいつもスルーだけど、待ち時間とかあるなら入っても良さそうな感じ。
八幡様の総本宮である「宇佐神宮」に行ってきた
今日はどうしようかなと思っていたところ、空港で「八幡様の総本宮」として紹介されていた宇佐神宮を発見。特に予定も無いので行ってみることにしました。場所もそんなに遠くない(?)し。
パジェットレンタカーで車を借りて出発

今回は安かったパジェットレンタカーで車を借りてきました。車種はルーミーなので「ちょっとハズレ」な印象です。ブレーキの利きがあんまり良くない……。

杵築市大田付近を走行していると、方言を使った交通安全の標語があちらこちらに。逆に気になってよそ見しちゃう気がするのは気のせい?
宇佐神宮近くの「宇佐の家」でとり天を食べてきた

宇佐神宮に参拝の前に昼食を食べたいと周囲を散策していると、「とり天」と書かれた旗を発見。今回の目的として美味しいとり天を食べたかったというのがあって、値段も良くわからないけど入店。高くても2,000円はしないっしょ。

メニューを見てみると、かつ丼や親子丼は700円とか800円、とり天定食は1,000円とリーズナブル。ふらっと入った店だけど当たりっぽい。

こちらがとり天定食。とり天とみそ汁、漬物に筍とフキの煮物がセットになっていました。とり天はからしとポン酢でいただきます。

とり天はサクサクふわっふわ、お肉も柔らかくてとっても美味しかった。店に入った段階で「これは美味しい気がする」と思ったけど大正解でした。あんまりレビューとかも見ないでふらっと入るのも良いもんだね。ごちそうさまでした!
広々とした宇佐神宮を参拝してきた

表参道前にある駐車場に車を停めて参拝。12時間停められて400円でした。結構広そうだけどどれくらい時間かかるかな。

鳥居を入ってすぐの場所に展示されていた蒸気機関車。これなんなんだろう。

前の道に説明の看板が置いてありました。大正5年(1916年)から昭和40年(1965年)までの49年間運行されていた宇佐参宮線で運行されていた「26号蒸気機関車」とのこと。そして当時の駅跡はこの場所らしい。

110年間という時が経った車両なので劣化も著しかったようだけど、ライオンズクラブによる保存活動によって保存修復を行って今のようなきれいな状態に。さらに宇佐神宮によって保護施設も設置され、雨も防げるようになったみたい。

ちなみに当時の駅跡は今では駐車場になっています。さすがに60年も前に廃止された路線ということもあって、遺構などは何も残されていません。ネット上で調べても動画は残っていないようで、写真しか存在してないっぽい。

それでは気を取り直して先に進んで行きます。関東は雨っぽいけどこちらは晴れていて参拝日和。

境内には大きな池があって、岩の上には亀が甲羅干しをしているような光景が見られました。なんだか昔の豪邸のような雰囲気。

池のほとりを歩いていくと、森の中にある湖のような感じに。

池の中にある神社へと向かう石橋。危ないからか立入禁止になっているけど、いつからあるものなんだろうか。

池のほとりの道を進んだ先にある「御霊水」。湧き水なのかなと思って来て見たけども……?

見てみたら井戸のような場所でした。飲用は控えるようにと書いてあったけど、見た感じ飲もうとは思えないな。

道を戻って表参道に戻ってきました。地図を見ると上宮へ行くのは御霊水の横から上がって行けたっぽい。まあ表参道を進んで行きましょう。

道中にあった灯篭。しれっと置いてあるけど設置日は元禄……って江戸時代じゃん。

上宮は高台のような場所にあるので、ここからは階段を上って行きます。鳥居を潜るとちょっぴりヒンヤリした感じ。

上宮の入口に到着。朱色の門がきれい。

入り口を入ると開けた場所に出ました。参拝する所はもう少し先っぽい。

ところで、宇佐神宮には高齢者や足の悪い人向けにモノレールが用意されています。どんな感じなのか見に行ってみると、無人でボタンを押すと来てくれるような仕組みっぽい。

下で呼ばれたのかドアが閉まって降りていきました。結構スロースピードだから時間かかりそう。

それでは上宮に参拝。3つの参拝口があるみたいだけど、全部行く方が良いのかな。中は1つだから1か所だけでいいかなーって参拝して来ちゃった。あとここの特徴として「2礼4拍手1礼」という作法のようで、一般的な方法とは違うので注意。なんだか出雲大社みたい。

横にあったのはご神木。触れてご利益を受けましょう見たいなことが書いてあったので触れて見ました。パワーもらえたかな。

上宮から降りる道に看板があり、下宮にも同じ御祭神が祀られているので片参りにならないようにとの注意書き。そういうことなので下宮に行ってみましょう。

こちらが下宮。上宮と同じような雰囲気で3つの参拝口がありました。上宮に比べると人が少なかったので、上宮だけ行って帰っちゃう人も多いのかもしれない。

下宮から表参道に戻る道にあった高倉。塗装が薄くなっていてこれはこれで味がある感じ。

なんか水の音がするなーと思って見ると小さな滝がありました。もっと近くみられる場所が用意されているんだけど、封鎖されてて行けないのが残念。

表参道から少し横道にそれた場所にある八坂神社。こちらにも参拝しに行きましょう。

境内には立派なご神木も。周囲の他の木に比べても太さが違う気がする。

入るとなんだか「ハッと」する空気を感じる。柵があるだけで繋がっている場所なのになんでだろうか。宇佐神宮の上宮や下宮よりも神聖な感じ。

八坂神社の隣にある広場は弥勒寺というお寺があった跡。基礎のような石だけがちらほら残されています。

弥勒寺跡をキョロキョロ見ていると、森の方にひっそり鳥居を発見。稲荷神社っぽいなと思って近寄って見ると「正一位朝日稲荷大明神」という神社らしい。やっぱり稲荷神社ですね。

キツネの像が何匹もあったけど、奥の白狐がかわいい。なんかちいかわの付いてる。

普段は封鎖されている「光の参道」と呼ばれる橋。西参道からの道に繋がっていて、タイミングが合うと太陽が奥に見えるらしい。前にテレビで見たことがあるような……。

橋の手前にあるのは、江戸時代に作られた金属の鳥居の跡。青銅製だったようだけど、戦時中の金属類回収令で持っていかれてしまったんだとか。それで今は土台だけになってしまっています。
大分空港(国東)側をぐるっとドライブしながら別府へ
宇佐からはまっすぐ帰れば近いけど、大分空港を経由して海沿いをぐるっと回るルートを選択。以前から走ってみたかったんだよね。2時間くらいかかるらしいから時間があるタイミングじゃないと行けないし。
マテ貝取りの人がたくさんいた「真玉海岸」

海沿いの道は「恋叶ロード」と呼ばれているらしい。何も知らなかったけど、走ったら恋が叶うのかな。そうしてトイレ休憩も兼ねて寄り道をしたのは、「恋叶ゆうひテラス」という軽食や展望台がある施設です。

展望台からは干潟が一望でき、3年ぶりに解禁されたという「マテ貝」採りに来た人がたくさんいました。そして夕日の時間には絶景とのことだけど、さすがに1時間は待てないので退散。
縁結びのご利益がある「粟嶋社」へ

海沿いの道を走っていると「縁結び 粟嶋社」と書かれた神社を発見。縁結びのご利益はできれば回収していきたい。本殿は左の鳥居の下にあるみたい。

めちゃくちゃ海の近くにあるみたい。風が強い日だと波が上までやってきちゃいそう。

こちらが本殿。岩場に御本尊が設置されているみたいです。ご利益を祈って参拝。

反対側からは海が一望できます。水平線が見えて良い景色。
人間魚雷の基地だった「回天大神訓練基地」へ

道沿いに「人間魚雷 回天実物大模型」という案内があり、気になったので寄り道。ここは戦時中に人間魚雷(特攻)の訓練基地として使用されていた場所のようで、当時の遺構や模型の展示などが行われています。薄暗くなってきたので暗くなる前に見て回らないと。

これが人間魚雷「回天」の実物大模型。一度入ったら敵艦隊にぶつかるのが目的なので、二度と戻ってこられないという片道きっぷ。今から思うと異常な攻撃だけど、戦争末期にはこういう武器で多くの命が失われたのは事実。

魚雷調整プール。一度沈めて穴が泣いてないかなどをチェックするらしい。

広場の隅に置いてあったのは、海軍戦闘機のプロペラ。海に墜落した航空機の残骸のようで、数年前に海から引き揚げられたものらしい。

コンクリート製の基礎も残っており、調理室の残骸と記載がありました。

少し離れた場所にある燃料格納庫。中に入れそうかなと思ったけども……?

めちゃくちゃな藪になっていて無理そう。断念。

こちらは回天格納庫。長いトンネルのような場所になっています。中に置いてあるのは足元がゆるいので濡れないようにしてあるみたい。

中は真っ暗。反対側からは光が見えているので繋がっていそうだけど、暗いし遠そうなので入り口近くだけで戻ってきました。


続いては酸素圧縮ポンプ室壕に来てみました。なんか薄暗くて怖そう。

洞窟のようになっている穴の中にはコンクリート製の建造物の跡が残されています。どんな建物があったのでしょうか。

そんなに深くないのかなと思ったけど、意外と奥まで会って広い。暗くて怖いな~と思って歩いていると、コウモリが出現! ギャアア。退散!

先ほどの酸素圧縮ポンプ室壕の上にある回天神社。戦争で犠牲になった人を祀っています。

車を停めるスペースの横にある木は長崎の山王神社で被爆した木の種から生えた木と記載がありました。植物の生命力って凄い。

こちらが住吉神社(左)と回天神社(右)。回天神社は以前基地内に有ったけど、ここに移設されたらしい。今の平和のお礼も兼ねて参拝。

回天神社の鳥居はなんかとんがっていて特徴的なデザインです。なんか意図しているものなのかな。

ここには魚雷の模型や実際の魚雷の部品が展示されていました。

境内には古そうな金比羅神社もありました。海の近くに良くあるよね。

鳥居に記された元号は「弘化」でした。江戸時代から残されている鳥居ってことか……。

神社から海を眺めます。今は平和で静かな光景が広がっているけど、これが未来栄光続くことを祈りたいです。
ゆめタウンの中にある「海鮮すしダイニング寿司めいじん」で夕食
夕食何食べようと思ってゆめタウンへ。レストランエリアにお寿司屋さんがあったのでここで夕食にしましょう。

本日のおすすめと書かれた紙には地場産のお魚も色々ラインアップされていました。どれ食べようかな。

こちらは佐賀関のサバ。ブランドサバだけど大分以外ではあんまり見た記憶がないな。

なんだこれと思ったら炙りカンパチのポン酢仕立て。水っぽ過ぎてお寿司として食べられないんですけど。

りゅうきゅうの軍艦巻き。漬け丼のお寿司みたいな感じ。

あん肝おいしいよね。見つけると食べたくなっちゃう。

普通のサーモン。2貫で150円の割にはクオリティも良いと思う。

こちらはブランドの美山サーモン。上品な味と濃厚な脂がおいしい。やっぱりブランドが付けられているだけはあるなって感じ。

謎の貝。コリコリしてて美味しい。

わさびが入った「なみだ巻」。辛いけどそこまででもないかな。

最後に鯨をいただきました。こういうお寿司屋さんであるって珍しいな。色々食べて合計は1,500円くらい。ごちそうさまでした!
別府ステーションホテル西館「ホテルスター」に宿泊

本日は別府駅の目の前にある「別府ステーションホテル西館(ホテルスター)」に宿泊。以前も宿泊した宿で、系列ホテルの温泉に入り放題なのが特徴。値段は朝食付きで5,500円くらいでした。

駅前だけど無料の駐車場が提供されているのは嬉しい。至れり尽くせりな感じ。
部屋は別府駅を一望できるトレインビュー

部屋は4階のシングルルーム。リニューアルされているので古さも感じずきれいな印象です。

テーブルにはコンセントも用意されており、作業スペースは十分。冷蔵庫はテレビの下に設置されていました。

ユニットバスは狭いけど、大浴場に行く人が多そうだから問題なさそう。以前にも泊ったことはあるけど使ったことはない。

部屋の窓を開けると別府駅が一望できます。列車の音なども聞こえてくるのは人によっては良いけどうるさいって思う人も居そう。
系列ホテルで温泉に入って来た

このホテルでは系列の「ホテルはやし」「別府ステーションホテル」「ホテルシーウェーブ別府」の温泉に入り放題という特典があります。フロントで専用の紙をもらって出発。何枚でももらえるので好きな場所に何度でも入れます。

まずはこちら。知らないと入るのに勇気がいりそうだけど、最上階に天然温泉があります。源泉35度ほどの単純温泉で、他の2軒とは泉質が違うんだよね。

入浴後は「ホテルシーウェーブ別府」に移動。こちらはさまざまなシャンプーやボディーソープも用意されており、ちゃんとドライヤーなどの設備も充実。最後に入りに来て体とか洗って戻るのがおすすめ。
泉質は温度が59℃ほどで「ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・塩化物泉」でポカポカさっぱり。温度的に加水も無く掛け流しっぽいし、塩素臭も無いのが良いね。まあでも思うのは、雨の日には泊まらない方が良さそうってこと。巡っている間に濡れそう……。
明日は別府の遊園地「別府ラクテンチ」へ
明日の目的は別府市内にある遊園地「別府ラクテンチ」に行くこと。遊園地?? って思うかもしれないけど、一番の理由はそこにあるケーブルカーです。これに乗らないと九州全部の鉄道路線に完乗にならないんだよね。
他は特に決めていないけど、今日みたいに何とかなるでしょう。

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