過去の歴史を知れる「アユタヤ遺跡」を見てきた – JAL往復エコノミーで行く「タイ」2泊3日の旅:2日目

2025年の旅行記

今日は2日目。Klookの寺院巡りツアーを予約しているので、1日観光ツアーに任せるような行程です。個別で巡っても良いけど、任せてしまったほうが絶対楽だと思うし(タイ語分からんしな)。出発は朝8時で帰還は18時というかなりの長丁場。途中でお昼ごはんの休憩もあるらしい。

タイのグルメとBTSの乗り鉄を楽しむ1日 - JAL往復エコノミーで行く「タイ」2泊3日の旅:1日目
初のタイへ出発! 今日はバンコク中心をメインにグルメを楽しんだりBTSの乗り鉄をしてきました。

朝食は適当に買ったカップラーメンで済ませる

今回は素泊まりなので朝食としてカップラーメンを確保しておきました。日本でも見かけることのあるパッケージだけど、日本版って乾燥のお肉入ってたっけ。お値段14バーツ(61円)ほどでリーズナブルに帰るのもうれしい。肉が入ってない味のなら持って帰ってもいいかもしれない。

Klookのアユタヤ寺院ツアーに参加してきた

今日はKlookで予約したアユタヤ寺院ツアーに参加。朝から夕方まで丸投げのような行程です。あんまり国内外含めてツアーに参加することはあんまりないんだけど、日本語が分かるガイドがいるってことで参加することに。

SukhumvitからThailand Culture Centerまで(MRT-ブルーライン)

BTSで移動しても良かったんだけど、まったりする時間考えたらMRTの駅まで歩いた方が早いなってことで20分くらい歩いてきました。なんだか駅の中は撮影禁止っぽいのでここから。Visaのタッチ決済で乗車可能です。

「Future Cafe & Restaurant」で集合して出発

無事に集合場所の「Future Cafe & Restaurant」に到着。店内で受付と無料の保険加入を行います。なんだか日本人とそれ以外で区別されているようで、日本人は日本語の話せる人が対応するみたい。なお他の日本人参加者は4人でした。

ちなみにここはカフェとしても営業していてドリンクや軽食を頼めるんだけど、ドリンク1杯120バーツ(524円)とか手が出ないよ……。

しばらく待っていたらバスが到着。どんなバスなんだろうと思っていたらちゃんとした観光バスみたいなのがやってきました。窓全開の古古バスじゃなくてよかったー。

車内はこんな感じの4列シート。コンセントなどの設備はありませんでした。それでは出発です。

アユタヤまでは車で1時間20分ほどの道のり。想像以上に距離が長いけど、一応鉄道でも行くことができるようです。もしまた来ることがあったら鉄道でも行ってみたい。

バイパスなのか高速道路なのかという道をひた走る。たっぷり寝たはずなのに、バスの揺れでねむねむ……。

バーンパイン宮殿で宮殿を見学してきた

話を色々聞いていたら、いつの間にかバーンパイン宮殿に到着。バスを降りて見学です。ここはアユタヤ王朝24代目だった「プラサート・トーン王」が建てた宮殿で、その後の王様も別荘として利用していた場所なんだとか。広い公園のような場所にさまざまな宮殿が建っているような雰囲気です。

1767年にアユタヤ王朝が滅ぼされてからはしばらく放置されていたようですが、ラーマ4世によって再建が進み、ラーマ5世によって立派な宮殿が多く作られたという経緯があります。

ここではドレスコードがあり、あんまり肌の露出がある服装はNG。日焼け止め対策にもなるので、長袖長ズボンの服装で来るのが無難です。

入り口ではネコちゃんがお出迎え。どこの国でもネコはかわいい。

ここはお祈りをする場所っぽい。前に居るのはシーサーなのかな、狛犬なのかな。

これはラーマ4世によって作られた黄金の離宮である「プラティーナン・アイスワンティップアート」です。太陽の光でめっちゃキラキラしてる。

「プラ・ティナン・ワロパット・ピマン」と呼ばれるルネサンス風の建物。中も見てみたいけど、内部公開はされていないので外部から眺めるしかできません。

「プラ・ティナン・ウィトゥン・タサナー」と呼ばれるポルトガル式の展望台。以前は上がることができたようですが、現在は工事中となっていて入れないようです。

「プラ・ティナン・ウィハット・チャムルン」という中国風の宮殿。中華総商会から寄付されたものだそうで、内部の見学もできるらしい。でもどこから行けば良いのかよくわからなかった。さて、ここまではガイドが付いていましたがこの先は自由行動。適当にぶらついてみましょう。

池から見えた建物は、休憩所兼売店となっています。ちょっと喉も乾いたので寄り道。

10バーツ(43円)の水と25バーツ(109円)のドリアンアイスを購入。どんな味なんだろう。

開けるとドリアンの味がただよってきます。成分表を見る限り7%しか入っていないようだけど、それでもこれだけの強さってことは100%の果肉だったらどうなっちゃうのだろうか。怖いけど食べてみたいかも……。ココナッツミルクがメインということでドリアンの味はほんのりって感じだったけど、さっぱり美味しかった。

売店の裏口からは池に出ることができ、魚にエサをあげることができます。投げるとたくさん寄ってきてちょっと怖い。

入口に戻っていると犬が走ってきました。宮殿で飼っている犬なのかな。

館内は撮影不可となっている博物館。多くの小さな像や宝飾品などが展示されていました。

さて、そろそろ集合時間が近づいてきたので戻りましょう。置いて行かれたら大変だし。

バスに戻ったら渡されたお水。何本あっても困らないから助かります。

アユタヤ王朝の仏教寺院の遺跡「ワット・チャイワッタナーラーム」へ

続けて向かうのは、アユタヤ王朝時代の仏教寺院の遺跡「ワット・チャイワッタナーラーム」です。ここでは当時建設されたレンガ造りの建築を見ることができます。

注意事項。まあ大体当たり前のような内容ですが、タイ語と英語と共に日本語が書かれているのが気になる。

入場料は50バーツ(218円)。中に入ると大きなレンガ造りの寺院が目前に広がります。写真では見たことあったけど、実際に見ると迫力が段違いです。

正面から見るとこんな感じ。長い階段と奥には入り口らしき場所が見えます。残念ながら上に上ることはできないので、ここから見るのが限界。

ところで、ここに置いてある仏像はほぼ全て首が無くなっています。これは当時のビルマ(ミャンマー)との戦争に負けた後、ビルマ側に盗まれてしまったんだとか。

小さな部屋のような場所にある像も頭が無くなっています。これを見た当時の人は一体どう思ったんだろうか……。

一方で一部だけではあるものの、頭も残っている像もありました。表情はちょっと怖いような感じもするけど、もしかしてだから取られなかったのかな。

入口近くにある工事中の建物は、王様の火葬場だった場所らしい。火葬場というには大規模すぎる大きさだけど、これが王様の権力とかを示していたりしたのかな。

長い歴史を遺すワット・チャイワッタナーラーム。あまり人は多くないので、ゆったり観光出来そうなスポットでした。でも公共交通機関とかでは来ることできるのかな……?

大きな仏像をお参りできる「ワット ローカヤスタ」へ

デーンと大きな仏像があるワット ローカヤスタ。以前は結構劣化していたようだけど、ここ最近きれいに改装されたみたいです。何とも凛々しい光景。

裏手には遺跡のような広場がありました。ってことは当時は大きな仏像と共に、裏に建物とかがあったってことなんだろうか。

象がたくさん歩いている光景が見られる「ワット プララーム」へ

続いてはアユタヤ王朝初期の寺院とされる「ワット プララーム」へ向かいます。

入場料50バーツ(218円)を支払って中へ。目前にある大きな3つの塔堂が迫力満点。

先に進むと崩壊した建物の残骸が残っており、特に規制線もないので目前まで行くことが可能。今まで行ったところよりも一番「遺跡」って雰囲気を感じる。

奥にも遺跡が広がっています。先も見てみたかったけど、あんまり時間も無いのでこの位で退散。ツアーだから仕方ないけど、自分のペースで見て回れないのは残念。やはりセルフツアーを敢行するしかない。

とにかく暑いので、いったんアイスクリームを購入。お値段は20バーツ(87円)でした。

礼拝堂のような建物。中には大きな大仏があるようなのだけど、今は改装中で見られないみたいで残念。誰でもお参りができるようなので、お布施をしつつお参りしてきました。

ところで、ワット プララームの辺りではたくさん「ぞうさん」が歩いているのを見かけます。上に人が乗っている通り「像乗り」なんてアクティビティをすることもできます。なお外国人価格は結構高くて20分くらいで500バーツ(2,185円)+チップが掛かります。

とはいえ乗らなくてもめちゃくちゃ近くを歩いて行ったりするので迫力満点な光景を楽しめます。こんなに近くで見られるのはタイならでは。

「ヴェニス レストラン」で昼食

昼食は「ヴェニス レストラン」というお店に連れてこられます。ツアーで来る飲食店なんて期待をしてはならないと思っているけど、ここも入った時点で外国人向けな雰囲気で価格が心配。

セットメニューもあったけども単品を見てみることに。全体的にバンコク市内よりも1.5倍ほどのプライス。まあこういうのが嫌ならばツアーに参加しなければ良いんです。

今回はメニューの中でもリーズナブルだったガパオライスを注文。豚肉のは昨日食べたので鶏肉にしてみました。

日本みたいに「水で良いです」とも言えないのでコーラを注文。瓶なのに炭酸が微妙……。

出てきたのがこちら。目玉焼きが固すぎるのが気になったけど、ライスやメインのお肉は美味しくてひと安心。薬味を付けて良い感じの辛さで楽しめました。

根に埋まった仏像がある「ワット プラ マハータート」へ

食後に訪れたのは、ワット プラ マハータートという遺跡。最初の遺跡の時は「うわぁ!」って驚きがあったけど、だんだん似たような光景を見続けていると驚きが薄れてくるような気がする。

道の横に放置されているような仏像の部品。みんな頭が無いのが特徴です。

ここの名所がこの根の中に埋まった仏像。昔の戦争で頭を取ったはいいものの、置き忘れて帰った結果長い期間を経てこんな状態になったんだとか。なんか不思議な光景です。

この場所では記念撮影をすることができるんだけど、仏像の頭部よりも上に立たないようにと注意書きが記されています。すぐ横に警備員が居て、守ってない人を見ると逐一注意しているほどの徹底ぶり。

頭部を復元した仏像もありました。たくさんの仏像の先に大きな仏像があるという場所だったようです。何かの儀式とかやっていたのかな。

日本だと木造建築が多いのであんまり遺構が残らないことが多いので、こうして残っているのを見るのはやっぱり新鮮。それ以上に結構自由に行けるような場所なのがすごい(柵とか全然ないし)。

3つの大き目な仏像がありました。何をしていた場所なんだろう。

中央部分の宮殿らしき建物があった場所。上の方は崩落してしまっています。

別の角度から。ちょっとした岩山みたいな風貌です。

少し上れる場所に行って撮影。この場所って元々屋根みたいになっていたんだろうか。当時の再現図とか有るのかな。

さて、ぐるっと回ったけど暑すぎるからバスに戻ろうかな。頭痛いしこれはダメなやつだ……。

近くの屋台でお水を購入。コンビニよりも少し高い10バーツ(44円)でした。

さらに近くで売っていたココナッツアイスを購入。水と同じ10バーツ(44円)というのは水が高いのかアイスが安いのか……。

大きな仏像がある「ワット ヤイチャイモンコン」へ

最後にやってきたのは、遺跡ではなく現役の寺院として解放されている「ワット ヤイチャイモンコン」です。にしても見た目以上に暑いんだよな……。

敷地内にある大きな仏像。ぐるっと周りを回ることができます。同じ仏教でもやっぱり日本とはちょっと違った雰囲気。

いわゆる本堂的な場所に鎮座する仏像。多くの人がお祈りをしていました。

室内にも参拝スペース。日本語で話して通じるのかわからないけど、周囲を見ながらやり方を真似て参拝。邪心を捨てて無の境地になれたかな。

大きな宮殿みたいな建物。上に上ってコインを落とすといいってことで上がってみました。

なかなかの高さからコインを落とします。5バーツだからかあんまり音はしなかったけど、10バーツとかなら結構響いたのかな。

ツアーを終え、夕食を食べて即就寝

帰りアユタヤからバンコクまで冷房に打たれながら寝てたんだけど、結局頭痛は収まらずに完全にアウトコース。頭痛薬とかほしいけども、外国の薬を飲むのも怖いので耐えるしかありません。

タイにある「マックスバリュ」に寄り道

MRTに乗ってSukhumvit(スクンビット)まで乗車して、そこからは朝と同じく徒歩でホテルへ。途中日本でもおなじみの「マックスバリュ」を見かけたので寄り道してみました。

購入したのは14バーツ(61円)のパンと19バーツ(83円)のおにぎり。マックスバリュ(イオン)ならおにぎりもマシかなと思ったんだけど、やっぱりなんか米が美味しくない。やはりタイではインディカ米しか食べてはならないらしい。

「イム・チャーン」でパッタイを食べてきた

夕食は昨日と同じく「イム・チャーン」でいただくことに。何を食べようかな。

メニューを見ていて気になったのが「クリスピーポークのパッタイ」でお値段は100バーツ(437円)。ちょっと高いかなー? と思ったけど、食べたいものは食べようと注文。

そうしてやってきたのがこちら。たっぷりの野菜と共に炒められた平麺が特徴のパッタイに、カリカリの豚からあげのような揚げ物が乗った一品。見た目よりも食べごたえがあって美味しかった。ごちそうさまです!

アユタヤ寺院めぐりは良かったけど……

本日はツアーに任せてアユタヤ寺院めぐりを楽しんできました。実際日本語の話せるガイド付きだったのは良かったけど、ツアーで自由が利かないのが難点だったかなーと。

あとは完全に脱水症状になってしまったので、塩分確保できる物を持ってこなかったのは大失敗だったと思う。もしまた来るときがあれば「塩タブレット」と万が一の「頭痛薬」「胃薬(今回は食あたりはなかったけど)」は必須かな。

さて、明日は最終日。市場の真ん中を列車が通るという「メークロン市場」へと行ってこようと思います。

目の前を列車が通過する「メークロン市場」に行ってきた - JAL往復エコノミーで行く「タイ」2泊3日の旅:3日目
最終日は市場の真ん中を列車が通る「メークロン市場」に行ってきました。あとはラウンジ巡りして帰国です。

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