いつぞやのANAのセールで予約した往復2万円ほどの羽田新千歳便。今回は珍しく(?)親と一緒の旅行。なのに全然行程考えられてないよ!? どうしましょ!
朝早く羽田空港からの便で出発
今日のフライトは朝8時。始発で急ぐこともなかったんだけど、早々と行ってしまってもいいよなーってことでほぼ始発。気分的にはちょっぴりゆとりのある時間って感じ。
浜松町から羽田空港まで(東京モノレール羽田空港線)
京浜東北線から東京モノレールへの乗り継ぎが悪くて毎回困ってるけど、今回も23分に京浜東北線が浜松町に到着して24分に空港快速が発車。1人ならダッシュで間に合うかもしれないけど、親と一緒じゃ無茶である。

| 路線名称 | 浜松町→羽田空港(東京モノレール羽田空港線) |
| 種別 | 空港快速 |
| 運行区間 | 浜松町 → 羽田空港 |
| 乗車区間 | 浜松町 → 羽田空港 |
| 発着時刻 | 6時36分 → 6時55分 |
車両は少し古めの1000形。並び列はすごいことになっていたけど、前の方にいたので座席は無事に確保。車窓を見ながらの快適なアトラクション……移動です。

ANA LOUNGEで小休憩
羽田空港に着いたら保安検査場が大渋滞。普段ならプレミアムチェックイン(だっけ)で専用保安検査場に行っちゃうけど、あれは同伴者不可なので一般の列に並びます。でもスマートレーンだし、思ったよりは列の動きは早い感じ。
そしてまだ時間があるのでANA LOUNGEへ。ここは同伴者でも同じ便に乗っていれば入ることができます。なおJALはワンワールド便(JAL含む)なら何でもいいので、ここはちょっとした差かもしれない。

羽田空港から新千歳空港まで(ANA|NH53便)
搭乗時間が迫ってきたので搭乗口へ。なんだか後発のADO便が運休になっているからか、満員御礼で大混雑。10分前でもGROUP 3の搭乗が終わっていない状態でした。やっぱり幹線はこんな感じだよね(一方で閑散路線では15分前でもお呼び出しだったり)。

1時間半ほどのフライトで無事に新千歳空港に到着。さて「あんまり天気運が良くない」と話す親と、「比較的天候に恵まれている」と思っている私が一緒に行くとどうなるか。晴れてもないけど雨でもないという何とも言えないお天気になりました。でも何だか、明日は晴れてくれるっぽい。

ウトナイ湖や登別地獄谷の観光をしてきた
今日はもともと積丹町方面に行こうかなと思っていたんだけど、見てわかるどんより天気なので予定を変更(時間も足らなさそうってのもあるけど)。千歳近くにある「ウトナイ湖」や「支笏湖」に加えて「登別温泉の地獄谷」を回って行く予定にしました。そこまで終わって何時になるかで考えようかな。
まずは足となる車をレンタル。特に車種指定してなかったらライズとなっていました。燃費的にはそこそこかなという感じ。ルーミーよりはいい。

野鳥がほぼいなかったウトナイ湖
レンタカー屋を出発して、最初に向かったのは苫小牧市内にある「ウトナイ湖」です。以前沼ノ端駅近くの宿に泊まった時に行こうかなと思っていたんだけど、遠いわ無理だと行けてなかった湖です。
このウトナイ湖、数多くの野鳥がやってくることでも有名な場所だそうで、無料で入れる展望台にも野鳥の資料が貼られていました。しかし……居なくね。1羽だけ遠くに見えるけど、他には何もいなくて残念。天気が悪いからだったりするのかな。

支笏湖にやってきたら雪虫の大量襲撃にあった模様
千歳市内というのが信じられない雰囲気の支笏湖。以前から東側からは見てきたけど、西側から見たことが無かったので、西側にあるビューポイントにやってきました。ちょっと分かりにくいんだけど、国道453号線から「美笛キャンプ場」方面に曲がった先から行ける「西岸船着場跡」です。
船着場跡ってことで、船が乗りつけられそうな砂地が残されています。でもこの場所は関係者以外立ち入り禁止となっていました。

自由に立ち入れる場所から撮影した1枚。遠くに山を見られるほか、あまり人も居ないので支笏湖の景色を一望できる穴場スポットのような感じでした。晴天だったらもっときれいだったんだろうなぁ。

周囲の木々は徐々に紅葉が進行中。北海道なのでもう紅葉の見ごろかと思ったんだけど、まだこれからっぽい。ところで、写真で見るとわからないけどここには雪虫が超大量発生中。目がおかしくなってしまったのかと思うほどでした。
案の定、服にはたくさんの雪虫が。少し離れた場所に車を停めて服をパタパタさせる羽目に……。

白老にある「光る海」で名物の“かにめし”を食べてきた
お昼ごはんは時間的にも白老かなーと思って探していると、評判も良さそうな海鮮レストランを発見。ラストオーダーも15時で、遅めのランチにもうれしい営業時間です。
すぐ横にあるのは、一部で有名な「かに太郎」というお店。あれで営業中だって言うんだから驚きである。

それではお店へ。結構人気のお店のようだけど、14時過ぎという時間だったこともあって待ちなく入れました。

メニューをいろいろ見ていると、苫小牧名物のホッキやホタテなどもあったけど、やっぱりかにめしかな。イクラ乗せも気になるけど、お財布とも相談してかにめしのみに。お値段は1,650円でした。


料理を待つまでの間、窓から外を眺めます。このお店はオーシャンビューが売りの一つなんだけど、今日はお天気が悪いので荒れた海しか見えませんでした。残念。

しばらく待っているとかにめしがやってきました。ズワイガニのむき身を甘く煮付けたものをご飯の上にたっぷり乗せた一品。中央にはプチプチのいくらも乗せられています。
セットにはタコと漬物、アサリのみそ汁も付いていました。

一見して見ると「少ない……?」と見えちゃいそうだけど、食べてみるとご飯もカニの身もたっぷり入っていて食べ応えも十分。かにを満喫できる一杯でした。ごちそうさまです!

登別温泉にある「登別地獄谷」を散策してきた
まだ雨が降っているけども、そこまで強くないので登別温泉にある「登別地獄谷」にやってきました。駐車場停められなかったらどうしようと思っていたけど、特に問題なく停められたのでひと安心。なお駐車料金は500円でした。
ちょうど来たタイミングで、外国人観光客の観光バスがズラーリ。韓国人と中国人だらけで日本語が聞こえてこないよ……。

結構広い地熱帯になっている登別地獄谷だけど、迫力的にはあんまりないなって感じ。迫力を求めるのだと川湯温泉近くの硫黄山とかのが良さそう。

奥に進むと美しい紅葉も見られました。でも裏の場所の名前は「三途の川」だったりする。

温泉が流れている川は「三途の川」と呼ばれている場所。渡ったら地獄に行っちゃうのかも……?

鉄泉池と呼ばれる間欠泉。タイミングが良ければ噴き出す温泉を見ることができるんだとか。

大きな沼が温泉になっている「大湯沼」
登別地獄谷の駐車場代で、山道を進んだ先にある「大湯沼」の駐車場も停められるので車を走らせます。自然散策路経由でも行けるみたいだけど、雨降る中では行きたくない。
灰黒色の硫黄泉が湧き出て池のようになっている「奥の湯」。泉温は130℃にもなるとのことで、落ちたらゆで上がってしまいそう。

灰黒色のお湯なので、なんだか底なし沼のような雰囲気。それでこれだけ湯気が出ているとなると、これこそ「地獄」のようにも見える。

奥の湯の反対側にある大湯沼。こちらは奥の湯とは違ってエメラルドグリーンの美しい湖面が広がっています。深さ22メートルにもなる深い沼で、表面で50℃、一番深い場所では130℃の高温のお湯が湧き出ています。なんか卵とか茹でられるコーナーがあれば楽しそう。


洞爺湖温泉の宿「北海ホテル」に宿泊
さて、登別の地獄谷を見たらそろそろ良い時間。今日の宿泊先となる、洞爺湖温泉にある「北海ホテル」へとやってきました。温泉宿が連なっている場所からはちょっと外れているので、あんまり喧騒を感じずに落ち着いて過ごせる温泉ホテルです。

ロビーにはゆったり談笑できそうなスペース。こういう温泉旅館だと結構あるよね。奥には洞爺湖側に出られるドアがありました。

売店コーナー。あんまり品数は多くなくて、必要最低限って感じでした。

売店の一角には一律150円のアイスクリーム。スーパーに比べたら高いかもしれないけど、こういうホテルでと思うと逆に安く感じてくる。でも21時くらいに見たらもう閉まっていて、食べたいなら早めに買っておかないとっぽい。

自動販売機。ビールやジュース、紙パックジュースなど色々な飲み物を買うことができます。それにしても自動販売機の値段上がったよなぁ。そろそろペットボトル系が200円になりそう。

洞爺湖が一望できるお部屋
それではお部屋へ。到着時には既に布団が敷かれていました。10畳ほどの広さで、3人くらいなら1部屋で過ごせそうな感じです。

テレビや金庫、加湿器など。コンセントがあんまり多くないので、OAタップなどを持ってきた方が良いかもしれません。

旅館でおなじみの広縁。椅子は結構座り心地も良くて、湖を眺めながらゆったり過ごせます。横に置いてある冷蔵庫は水が入っているほかは自由に使える感じです。

窓からの景色はこんな感じ。今日は天気があんまり良くないけど、明日の朝は良い天気になってくれればいいな。

バス・トイレはユニットバス。温泉に入るから浴槽は使わないので、独立洗面台のが良かったな……と思ったり。

浴衣やアメニティはクローゼットの中に入っていました。シャンプーやボディーソープもあるけど、これはお部屋用で大浴場にはボトルが設置されています。

品数豊富でお腹いっぱいになる夕食
夕食の時間になったので会場へ。特段豪華な品目があるわけではないけども、大きな魚の塩焼きやお刺身に焼き物など品数豊富でボリューム満点。ご飯はお代わり自由だったので、ついつい食べ過ぎちゃいました。

中央に置かれた塩焼き。身はサーモンみたいな色だったんだけどマスとかかな。

うどん入りのつみれ汁。きのこもいっぱい入ってて美味しかった。

焼き物は良いタイミングで蓋を持っていってくれました。ラー油を入れてピリ辛のタレに付けていただきます。

結局ご飯は3杯も食べてしまってお腹いっぱい。ごちそうさまでした!
大浴場は源泉かけ流しの天然温泉
北海ホテルの大浴場は、洞爺湖温泉の源泉かけ流し。「ナトリウム-塩化物泉」のさっぱりかつポカポカになれる温泉が楽しめます。

温泉は内湯と露天風呂があり、内湯は夜も通しで入れるけども露天風呂は22時まで。朝も入れないので、昼間に入りたいなら早くチェックインしないとならないのがちょっと残念。ポカポカになって良い温泉でした。


季節限定で毎日花火が見られる
洞爺湖温泉では4月後半から10月後半までの期間限定で、毎日20時45分から21時05分までの20分間「洞爺湖ロングラン花火大会」として毎日花火打ち上げを行っています。部屋からも花火は見られるんだけど、外に出てみると迫力ある花火を見られるってことで外で見てみました。
20分間という短い時間ではあるけども、サッと花火を見て帰るというのができるのは良い。なんか花火大会って混雑した場所に行って疲れに行くような印象が結構強いんだよね。




明日は昭和新山とか地球岬、廃線跡を見てきたい
明日は天気の回復次第だけど、室蘭にある地球岬とか岩内線の廃線跡を見てきたいなぁと思っていたりする。でも廃線跡は結構変な場所にあったりするので、なかなか厳しいかな……。
あとは神威岬も興味はあるんだけど、やっぱり天気次第。すべては明日の朝になってだな。


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