
旅行最終日の3日目。昨日はハーモニーランドに行こうかなと思っていたけど、時間を考えると3時間くらいしか居られなさそう。
しかも推しキャラ「メルちゃん」も居ないみたいだし、今日は行くのやめようかな……ってことで別案に。天気も良さそうなので景色を見に行こうかな。
朝食は海鮮丼やご当地グルメも楽しめるビュッフェ
ゆっくり休んで朝。客室のテレビから朝食会場の混雑状況が見られるので、タイミングを見て1階の朝食会場にやってきました。野乃別府の朝食は海鮮丼やご当地グルメがならぶビュッフェスタイル。お値段は3,000円だけど、朝食付きプランにすれば金額が気にならないマジック。
まずは海鮮丼コーナー。マグロやいかそうめん、いくらのほか、大分名物の「りゅうきゅう」などが並びます。りゅうきゅうというのはブリやアジなどの新鮮な魚をしょう油、酒、みりん、ごまなどの調味料を混ぜたタレを掛けていただく料理です。宿泊時ではブリのお刺身が提供されていました。

お刺身の隣にはとろろや海苔、ガリなどがありました。とろろって家で作ると手がかゆくなるから、こういう時に食べたくなる。

横にはしょう油が何種類か並んでいます。お好みの味を探してみましょう。

裏手にはサラダコーナー。レタスや玉ねぎ、大根サラダなどが並びます。

隣にはプチトマトやツナサラダ、かぼちゃサラダなどがありました。ところで、プチトマトって元々はミニトマトの中でも特定の品種をさす言葉だったんですよね。今となってはミニでもプチでも小さいトマトの総称って印象が強いけど。

続いて大分県のご当地グルメコーナー。最初の「てんしょの炒め煮」というのはいわゆる切り干し大根の炒めみたいなもの。大分では大根を細く切って干したものを「てんしょ」と呼ぶんだとか。下にあるのは平べったいだんごにきな粉をまぶしたもので「やせうま」って呼ばれています。

大分といえばの「とり天」に「煮ぐい(筑前煮)」、ニラと豚肉を炒めた「にら豚」と魚のすり身に野菜を混ぜたものにパン粉を付けて揚げた「ぎょろっけ」が並んでいます。ぎょろっけって大分県から海を挟んだ愛媛県のご当地グルメ「じゃこカツ」と同じような感じかな。

朝食の定番「納豆」と焼きのり、さらに温泉たまごです。

お隣には牛肉と玉ねぎの煮込み……ってこれ牛丼の具ですね。と出汁巻き玉子の餡かけです。普通の出汁巻き玉子もこうやってアレンジするとおしゃれな感じする。

せいろ蒸しの中にはポークウインナーと海老肉焼売が入っていました。

キッチン側にはさつま揚げに赤魚と鮭の塩焼き。赤魚好きなんだよね。

できたてふわふわのオムレツです。チーズと明太子の2種類が用意されていました。

韓国料理の「チヂミ」のようなねぎ焼と、大分県名物のニラ多めな焼きそば。スタミナ付きそう。

ドーミーインでも良く見かけるサイズの海老フライとマカロニグラタン、ミートソースのデミグラス煮込みです。ハンバーグだと大きすぎるからこれくらいのサイズのが食べやすくて良いね。

お隣には土鍋のような容器に入ったナポリタンが入っていました。イタリアンってイメージがあるけど、ナポリタン自体は日本発祥なのであながち間違ってないのかも。

スモークサーモンのマリネ。サラダと合わせて食べるのでも良さそう。

秋刀魚山椒煮や薩摩芋のレモン煮などの和惣菜が小鉢に入って並んでいます。山椒煮ってどんな味なんだろう。ピリッと辛い感じ?

ご飯は盛り付けマシーンが完備。白米と酢飯を小盛、中盛、大盛のボタンを押すと器によそってくれます。ハイテクだよね。

隣にあるのは椎茸カレー。実は大分県って乾燥椎茸のシェア4割を持つ一大産地なんだとか。知らなかったよ。

続いてきのこのクリームスープに浅利のみそ汁、そして大分名物の「だんご汁」です。だんご汁っていうのは先ほどの「やせうま」に使われていたような平たく伸ばしただんごが入った汁物で、中には白菜やお肉などを入れて作る料理です。特に具材に決まりは無いようなので、家庭ごとに「ウチの味」がありそう。

梅干しとお漬物。口直しにちょうど良いラインアップです。

隣にはパンコーナー。ミニ食パンとチョコデニッシュ、クロワッサンなどサイズは控えめで食べやすいサイズのパンが並んでいました。

パンのお供(?)とデザートコーナー。サラミやチーズのほか、デザートにはマロンケーキにごま団子、わらび餅にプリンなど。デザートも「和」が多い感じ。

大分名物の「かぼす」を使ったゼリーもありました。さっぱりしてて美味しそう。

洋梨やリンゴ、メロンなどのフルーツ、ヨーグルトもありました。

自分で焼くパンケーキ。ホイップとかチョコレートとか好きなトッピングを好きなように掛けて食べられます。こういうのを見るとついつい作りたくなっちゃう。

最後にドリンクコーナー。ジュースのドリンクバーにトマトジュースや牛乳、コーヒーなどがありました。さて、ご飯タイムです。

ご飯にとり天、お刺身にだんご汁など、ご当地グルメを中心に食べたいものを持ってきました。なんだか野菜が少ないような……? でもだんご汁の中に大根とか入ってるから大丈夫かも(?)。

続いては海鮮丼。まぐろとブリにいくらを乗せて豪華な海鮮丼が完成。思った以上にブリが脂がのっていておいしかった。これならいくらでも食べられそう。

3回目は食べていなかったものと美味しかったブリなど。左上にあるのは「やせうま」なんだけど、きな粉が付いてるから甘いのかと思ったら甘くない。ごはんなのかおやつなのか頭が混乱しちゃった。
なんだかインバウンドばっかりで日本語よりも外国語が聞こえてきて、ここは日本だよな……と思ってしまうような朝食会場だったけども、食べたいものをたくさん食べて満足。ごちそうさまでした!

最上階の休憩処からは別府湾の景色が一望できた
昨晩は天気が微妙だったから景色が良く見えなかったけど、今日はいいお天気なので最上階の13階へ。朝なので湯上がりサービスの乳酸菌飲料が置いてあります。見てみたら2種類あった。

13階からの景色がこちら。別府タワーや別府湾の景色を一望できる絶景が楽しめます。この景色を見ながらアイスを食べたかったなぁ。

別府駅前でちょっと贅沢に過ごせる和風ビジネスホテル
今回は別府駅前の「御宿 野乃別府」に泊まってみました。靴を抜いで過ごすという畳の日本スタイルではありつつ、設備やサービスはビジネスホテルなので気兼ねなく泊まれる温泉ホテルです。
一般的なビジネスホテルでは味気ないけども格式高い旅館は手が出ない……という人など、ちょっとした「ごほうび旅行」にもちょうどいいじゃないか、そう思えるホテルでした。

別府周辺をぐるっと回って大分空港へ
朝食を食べて温泉に入り直して気づいたら10時過ぎ。特に予定も無いとこうしてのんびりしすぎてしまう。まあそんなに行く場所も無いから良いんだけどね。それでは出発です。お世話になりました(なおここのタイミングで宿の記事を何も書けてないやばい)。
それにしてもインバウンドだらけだったな。日本語聞こえなかったよ。

モーニングサービスのコーヒー。朝にアイスコーヒーがあると買わなくて済むから良いよね。最近はネスカフェのコールドブレンドにハマっているので、それ持ってくれば良いってのはあるけど。

ホテルから歩いて「タイムズ亀の井ホテル」の駐車場へ。お値段は無事に300円でした。やっぱりホテル併設の駐車場高すぎるよ……。

キャンプも楽しめる「志高湖」に寄ってきた
最初の目的地は、別府から湯布院方面に行く途中にある「志高湖」です。以前も来たことがあったんだけど、なんか天気が悪い時だったのでリベンジ。それにしても別府に車で来ると毎回天気があんまり良くない気がする。
今回は晴れ間も広がり美しい湖面を見ることができました。やっぱりこういう湖って天気が良くないとね。ちなみにここ、スワンボートなどを借りたりできるみたい。他にもキャンプ場としても営業していて、ちらほらキャンプを楽しんでいる人も見られました。

湖畔を歩いているとパンを投げ入れている人を発見。近くに行ってみると大量の鯉と白鳥がパン食い競争のような状態に。ここって鯉がいたんだ……初めて知った。

人気の少ない「神楽女湖」はバッタやイナゴの楽園になっていた
志高湖から出発しようと思ったときに見つけた「神楽女湖」。そんなに遠くなさそうなのでやってきたんだけど、湖っぽいのが無くて植物がいっぱい。どうやらこれは「菖蒲」だそうで、今の時期は花は咲いてないっぽい。そして奥の方にある建築物の辺りが湖らしいので行ってみましょう。

そして道を歩いているとぴょんぴょん跳ねる物体が。近寄ってみてみると正体は「イナゴ」でした(他にもトノサマバッタとかショウリョウバッタも居た)。なんだか昔はたくさん見かけたような気もするけど、最近はあんまり見なくなったような気もする。自分が居るような場所に行ってないだけかもしれないけど。
そういえばイナゴといえば佃煮として食べたりするんだよね。食べたことないんだけどどんな味なんだろうか。

そして湖のエリアに到着。なんだか湖というより「池」や「沼」と呼ぶ方がしっくりくるような雰囲気でした。なんだか「ヌシ」が居そうだよね。

高千穂が有名だけど由布にもある渓谷「由布川渓谷」へ
九州で「渓谷」というと多くの人が思い浮かべそうなのが「高千穂渓谷」だけど、由布にも「由布川渓谷」って渓谷があります。先ほどの湖からもそんなに遠くないからと向かっていたんだけど、Googleマップに変な道を案内されてしまいました。
なんだか森林の間を通る林道で、ある程度の幅は確保されているけども大きい枝が落ちて来ていたりもしていて危なっかしい。近道なんだろうけどもなかなかハードだよこれ。

道は狭くて大変だったけど、距離としては短かったようで由布川渓谷に到着。ここは駐車場に車を停めて少し歩くと目の前に渓谷が広がっています。ちゃんと設備を整えていけば川を上って渓谷ハイキング(?)のようなことも楽しめるようだけど、特に準備も無いので入り口からの景色を楽しむだけ。

上流方面に向かって歩いていくと神秘的な岩があるみたいなんだけど、行くには50分も掛かるらしい。携帯なども繋がらない場所にあるようなので、複数人行動が必須だろうね。

それにしても上からは落ち葉がひらひらと落下してくるし、きれいな水が流れていく由布川渓谷。高千穂みたいに長々と歩いてこなくても良いから気兼ねなく来られるのでおすすめです。ちなみに駐車場に集金箱があって、協力金100円が必要になっていました。

昨日のリベンジで由布院を眺められる展望台に来たけど……
昨日は雨降る中でやってきた狭霧台だけど、今日は天気も良いし“絶景”が楽しめるんじゃないかと心躍らせてきたら、どんどん広がっていく雲たち。展望台に来たらすっかり雲がたっぷりで、昨日とあんまり変わらない景色になってしまいました。これなら来なくても良かったかもしれない。

緑が美しい山肌も、日が差していないのでイマイチな状態に。何とも天気に恵まれない。

大分空港から羽田に飛んで帰還
今日の飛行機が17時前ってことで、レンタカーの返却は15時にしてた今日。気づいたら時間が迫ってきたので、観光は中断して空港に直行ルートに。
以前来た時にレンタカー指定ガソリンスタンドは超高い(179円/L)のを知っていたので、別のスタンドで満タンにしてからやってきたら、1Lも入らなかったのでダメージは最小限。それにしても12円の差はさすがに高すぎるでしょう……。
それにしても大分空港に着いたらとてもいい天気。なんだこれ。

お昼ご飯を食べてなかったので何かないかなと思っていたんだけど、これってのが無かったので195円の鶏めしおにぎりだけで終了。食べたいものが無いとこういう食事になりがちです。
その後は保安検査を受けて「ラウンジくにさき」で休憩。大分空港のラウンジは制限エリア内に有り、ソラシドエアの搭乗口の目の前に入口があるので使いやすい。

大分空港から羽田空港まで(ソラシドエア|SNA96便)
気がついたら搭乗20分前。窓側座席なので早めに搭乗口に並びます。あんまり通路側に人がいると荷物を入れたりするのがやりにくいんだよね。

飛行機に乗るための通路にもサンリオキャラクターが描かれています。よく見るとメル様を発見!! 前に来た時には気づかなかったよ……。

航空路混雑で少し離陸が遅れていたけども、10分ほどの遅れで出発。特に急ぎでもないのでそれくらいなら許容範囲。でも西から東に帰るのだとあんまり遅延回復は期待できなさそう。

夕暮れなので上空から町並みを一望できます。夜のフライトだとあんまり良く見えないので、このくらいのフライトも悪くはないと感じる光景。

高度を上げて雲の上に。こうやって飛行機から見るとふわっふわで気持ちよさそうに見えちゃうけど、実際に乗ったら落下一直線なんだろうなぁ。

そうして無事に羽田空港へと到着。時間としては5分ほど遅れての着陸となったけども、ほぼ定刻みたいなもんでしょう。乗り継ぎを焦る時間でもないし。

羽田空港から品川まで(京急空港線・本線)
羽田空港に到着したのは19時前。まだ早いので快特なども多く運行されている時間。座って帰りたいので19分発の快特に乗って品川まで向かいます。座って行けるとか思ったんだけど、11分駅で立つのじゃあんまり変わらないのでは……。

- 1931N
- 羽田空港→京急蒲田(京急空港線)
- 京急蒲田→品川(京急本線)
- 快特
- 羽田空港→印旛日本医大
- 羽田空港→品川
- 19時19分→19時36分
| 列車番号 | |
| 路線名称 | |
| 種別 | |
| 運行区間 | → |
| 乗車区間 | → |
| 発着時刻 | → |
この時間というか、都心方面の列車に乗ると京急車両はやってこない。座り心地とかを考えると京急車両のほうが良いんだけど、待ってられないしな。

天気は微妙だったけど温泉や食事を楽しめた3日間
なんだか大分県に車で来るとあんまり天気が良くないような気がするのは気のせいだろうかって感じだけど、3日間のうちで2日はどんより具合。最終日は少し天気は回復したけど、最終的に晴れ渡ったのは大分空港に着いたタイミング。なんというか……微妙。
それでもおいしい食事を食べたり温泉もいろいろ楽しめたので、旅行としては楽しめたかなって思える3日間でした。やっぱり温泉はいいね。

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