えびの市にあるレトロな「真幸駅」とおいしい湧き水を楽しんできた – 鹿児島県の離島「甑島」に行く2泊3日の旅:3日目

2026年の旅行記

最終日の今日は、鹿児島市内で車を借りてえびの方面に行ってくる行程。あんまり天気が良くなさそうな予報だったけども、朝起きてみたら晴れてていい感じ。タイミングよく雲が先に流れていってくれたみたいです。今回は天気運に恵まれていますね。

展望所をめぐって景色を堪能してきた - 鹿児島県の離島「甑島」に行く2泊3日の旅:2日目
朝早くから出発して各所の展望所から景色を楽しんできました。お昼にはお刺身を食べて夕方に鹿児島市内に帰還する1日。

かごしまプラザホテル天文館のバイキング朝食

朝食付きプランで予約していたので朝食タイム。昨日の夜食でカレーを食べた場所が朝食会場になっています。

まずはカツオのたたきに蒸し鶏、レタスやトマトなどの生野菜サラダコーナー。レタスとかはよくあるけど、トマトがあるのはうれしい。トマト好きなんだよね。

サラダコーナー

枕崎産のカツオ。独特のにおいやえぐみもなくておいしいカツオです。これだけでカツオ丼にしてもおいしそう。

カツオの刺身

隣にはきんぴらゴボウといんげんの胡麻和えがありました。自家農園での手作りみたい。

いんげんときんぴらゴボウ

昨晩も提供されていたオリジナルのリサーナカレー。朝食では数量制限などはなく何杯でも食べられます。

自家製のリサーナカレー

ごはんに梅干しや味噌などのお供と、奄美群島の名物の「鶏飯」を作れるコーナー。奄美大島、また行ってみたい気もするんだけど、2回くらい行ったらほぼ全部巡れちゃったような感じもしてる。

ごはんのお供と鶏飯を作れるコーナー

小さめな食パンにデニッシュパン、横にはみかんゼリーやヨーグルトがありました。

パンとデザートコーナー

めっちゃくちゃブレてるんですが、食べ放題のジェラートコーナーです。ミルクやイチゴ、チョコなどのジェラートがどれでも食べ放題。自家農園「農園ガーデン空」で作った物なんだそうです。

ジェラートが食べ放題

続いてお総菜コーナー。黒豚シュウマイにソース焼きそば、揚げナスの味噌和えがありました。

総菜コーナー①

デミグラスソースのハンバーグにウインナー、黒豚のなんこつを軟らかく煮込んだ煮込み。

総菜コーナー②

納豆やたまご焼き、鹿児島名物のさつま揚げ。冷奴と生卵です。

卵もなんだかおいしそう

最後にドリンクコーナー。グレープフルーツジュースに牛乳、コーヒーとお茶などがありました。

ドリンクコーナー

持ってきた料理がこちら。サラダにカツオ、その他にもいろいろな食べ物を持ってきてもぐもぐ。野菜やお肉、魚などバランスも取れる食事で満足。ごちそうさまでした!

持ってきた朝食バイキングの料理

レトロな駅舎が残る「真幸駅」に行ってきた

今日の目的地はえびの市にある肥薩線の「真幸駅」。鹿児島空港近くにある「嘉例川」のようにレトロな駅舎が残る駅で、九州に引っ越したフォロワーさんと会ってポトレ撮影をしてくる計画。ずっと天気が雨ばっかりでげんなりしていたけど、当日になって「晴れ」になってハッピー。毎日天気予報を見ていた甲斐はありました。

桜島が噴火して火山灰だらけの鹿児島市内

ふとホテルの部屋から下を見ると黒いものが降ったような感じに。もしかして……と思って調べてみると、その日の早朝に桜島が噴火して風向きの影響で鹿児島市内に灰が降り注いだみたい。さらに雨が降っていたこともあってそこらじゅうが灰だらけになっていました。

外を見ると灰だらけになってた

チェックアウトを済ませて外に出ると、歩道にも火山灰が積もっていて真っ黒。積もっていない部分との差がすごい。

ビルのそばは積もってないみたい

空を見上げると晴れ間の間から黒い煙のようなものが立ち上っています。火事のようにも見えるけど、これ全部火山灰。少しずつ市内からはズレていっているものの、まだかなり飛んできているみたいです。

空に漂う火山灰

屋外に停まっていた車は灰で真っ黒(真っ白なのかな)に。これは大変そうだ……。

停まっていた車にも灰がどっさり

路肩に生えていた小さな木にも灰がちらほら。植物って灰かぶったらどうなるんだろう。時機になくなるのかな。

葉っぱにも灰がたくさん

灰が雨で積もっているので大変らしいけど、こうして屋外を歩いている分には幸いな状況。というのも濡れているおかげであまり風に舞っていないので、砂ぼこり状態にはなってなかったんだよね。

何かに襲われているような空

そして車を借りて出発。すっかり灰が被っていたのでホースで流していました。それでもまだ灰は残っているけど大丈夫でしょう。

撮影場所は違う場所

だんだんと路面の灰が乾いてきて、道路を車が走ると風で灰が舞い上がっていました。こんな状態で歩いたら荷物も灰だらけになってる……。

奥のほうを見ると灰が舞い上がっている

鹿児島中央駅にある観覧車。本来はきれいな朱色をしているけども、灰を被って真っ黒に。これ運転できるのかな。

灰を被って真っ黒になった観覧車

市街地から離れて桜島が一望できるエリアに来ると、火山灰が風に乗って市街地方面に流れていく世紀末のような光景が。なかなか撮れない光景なので運が良かった……のか……?

市内に流れていく火山灰

肥薩線のスイッチバック駅「真幸駅」へ

鹿児島市街地からえびの市方面に進んでいくと、だんだんと天気が晴れてきたけども天気雨もポツポツ。やっぱりきれいに晴れないのかなーと思っていたけど、到着数分前には雨も止んで青空が眺められるいい天気に。数日前までは「大雨予報」だったんですよこれ。

大雨予報がこのいい天気に

真幸駅は肥薩線の途中に位置するスイッチバック駅で、鹿児島県と熊本県、そして宮崎県の県境が近い山間に位置しています。現在は災害によって運休中となっており、列車が来ることは無い状態に。でも復旧する方向で進んではいるので、いずれ列車がやってくる光景が戻ってくることでしょう。

のどかな光景が広がる真幸駅

真幸駅の駅舎は1911(明治44)年の開業時から同じものが使い続けられています。駅名の看板は国鉄時代のものでしょうか。英語のフォントがそんな雰囲気を感じる。

歴史がある駅舎

ホーム側に行くと、駅舎に駅名標が設置されていました。隣の矢岳駅は熊本県で吉松駅は鹿児島県、そして真幸駅は宮城県と3駅連続で県をまたぐ区間になっています。

駅舎に駅名標が設置されている

ホームには何やら鐘のようなものが。なんだろう。

ホームに鐘っぽいのがある

この鐘は幸運の鐘で、ちょっとの幸せを願うなら1回、もっと幸せを願うなら2回、いっぱい幸せの方は3回鳴らすと説明書きがありました。でもよく考えたら「願う」と書かれているのは2回のみなので、願うなら3回鳴らしちゃダメだったのかもしれない。

意外と大きな音でびっくりしちゃった

そしてホームの先に転がっていた大きな石。これは1972(昭和47)年に起きた土砂崩れで流れてきた石をそのまま保存しているものなのだそうです。こんなでっかいのが落ちてきて、もし当たったら……一瞬でお陀仏になりそう。

こんな石が落ちてきたら……。

駅舎の手前に置いてあったきっぷ入れのような箱。でも近くに寄るとピヨピヨと声がすると思って覗いてみると……?

きっぷ入れかな

中には小鳥が! そして横を見てみるとヒナが何羽か居るようで、親鳥が「なにしてんだよ」と言わんばかりな表情。いい巣箱を見つけたみたいだね。

巣箱の中に小鳥が住んでいた

駅舎の中には昔の肥薩線の写真が展示されていました。今でも蒸気機関車とか走らせたら観光名所になりそうだけど、スイッチバックのあるような過酷な路線だと厳しいかもしれない。

駅舎の中に展示されている写真

そろそろ出発しようとして車に戻っていくと、松の木の下に大きなキノコが。調べてみるとおそらく「オオシロカラカサタケ」で、食べると嘔吐や腹痛などに襲われる毒キノコだとか。見た目にはきれいだけどねぇ……。

下手に生えているキノコは食べてはいけません

道の駅 えびのにある「食堂 えびのっ娘」でランチ

お昼時間だったので近くにあった「道の駅 えびの」にやってきました。売っている物を買って外で食べるのも良いかなと思ったけども、中にあるレストラン「食堂 えびのっ娘」が気になったので行ってみました。お値段1,650円で地元の食材も使ったビュッフェを楽しめるお店です。

1,650円というお値段の割に、宮崎県名物のチキン南蛮や肉野菜炒め、サーモンやエビ、イカなどのお寿司に生野菜サラダなどと品数豊富。1時間の制限時間のおかげで比較的回転率も速く快適でいろんな料理を食べられて満足。道の駅でアクセスも良いのでランチにおすすめです。

ゴーヤの天ぷらや野菜炒めに小さなエクレア。朝食に引き続きバイキングだけど、夜の分まで食べたと思えば問題ないはず……! ごちそうさまでした!

エクレアのサイズが小さくて食べやすい

食事を終えて外に出ると曇り空。天気を見てみると10時から12時の間だけ晴れていて、それ以外の時間帯は曇りらしい。ちょうど撮影したいタイミングだけ晴れてくれるとは……神だ。

鹿児島空港に戻って羽田空港に帰還へ

帰りの飛行機は15時半なのでそろそろ空港に出発。レンタカー屋に14時くらいに帰れればいいなと思いつつ、途中で気になる場所があれば寄ろうかな。きっと14時にと思っても14時半くらいになりそう。

湧水町にある「丸池湧水」でおいしいお水を飲んできた

えびの市から鹿児島空港に向かう途中に通る湧水町。名前からして湧水がありそうだなと思っていると、近くに湧水スポットがあると看板を発見。すぐ近くだったので立ち寄ってみました。

透き通っていて美しい池があるのは日本名水百選にも選ばれている丸池湧水。毎日約6万トンの水が湧き出ている場所で、地域の生活用水に使用されているようです。

こういう時にPLフィルターが欲しくなる

池の横には水を汲める場所も用意されていて、ペットボトルなどに水を入れて持って帰ることが可能。飲料水としての水質検査も合格しているので、そのままごくごく飲めます。

新鮮な水が汲み放題
水質検査もばっちり

飲んでみると柔らかくて甘みを感じるおいしいお水。何杯かその場で飲んでからペットボトルに詰めて持ち帰り。道中の水分補給に活用させてもらいましょう。

お水を汲んで出発

鹿児島空港から羽田空港まで(ソラシドエア|SNA78便)

鹿児島空港の最寄にあるレンタカー屋に車を返却して送迎者で空港へ。市内からやってきたと思われる車はみんな灰を被っており、これじゃ細かい傷はわからないんじゃって状況に。

洗車が大変そう

空港に着いた時間は出発の40分ほど前。ラウンジで過ごす時間もあまりなさそうだったので、そのまま保安検査場を通過して搭乗口近くのテーブルで作業。ANAやJALなら制限エリア内のラウンジが使えるけど、ソラシドエアは使えないからなぁ。

搭乗するフライト

乗る飛行機は行きと同じB787-800の機体。すっかり天気は曇っていてポツポツと小雨も降るような状況でした。でも飛行機の運行には影響はないので安心。さすがにここまでは火山灰も飛んできていなかったし。

すっかり曇り空

座席指定を直前まで忘れていたけども、直前で前席が解放されて2列目の窓側を選択。特にUSB充電設備なども無い機体でした。残念。

2列目を確保できた

フライト中に空を見るとふわふわとしたクッションのような雲が。飛んだらトランポリンみたいに跳ねそうって思っちゃうけど、そんなのはドラえもんの世界じゃないとない。

ふわふわとした雲

天気運に恵まれた3日間だった

そして無事に羽田空港に到着。ラウンジに行こうかなと思ったけども、タイミングよくエアポート快特が出ていたのでそのまま乗って帰還。まだ日が出ているような時間に家にたどり着けました。

最終的に家に帰るときは雨に濡れてしまったけども、旅行中は晴れてほしいときは晴れてくれて天気運に恵まれた3日間だったな。甑島は景色を楽しむ場所だったので、比較的天気に恵まれて満足。おいしいお魚も食べられたし、天気の中で撮影もできて楽しい鹿児島旅行でした。

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