知床で流氷と雪見風呂を楽しんできた – 女満別から紋別へ、オホーツク道東旅行:2日目

2026年の旅行記

旅行2日目。今日は屈斜路湖から知床経由で紋別まで向かう予定。昨日は流氷が羅臼にあったとコタン温泉にいた人が話していたけど、今日はまだあるのでしょうか……。他にも道中にある場所に立ち寄っていければいいな。

おいしいお寿司と屈斜路湖の温泉を楽しむ1日 - 女満別から紋別へ、オホーツク道東旅行:1日目
昼の飛行機で女満別空港にフライト。地場の魚介類を使ったお寿司と屈斜路湖の温泉を楽しんできました。

屈斜路湖荘の朝食はお魚に納豆などの和定食

朝起きて朝食。焼き魚に納豆、お味噌汁などが並ぶ和定食。この細長いお魚は何だろう。あんまり骨も多くなくて食べやすかった。ごちそうさまです!

屈斜路湖荘の朝食

朝食を食べ終えてひとっ風呂。チェックアウトを終えて宿の外に出ると、木から降りてくる影を発見。見てみるとそこに居たのはエゾリスさん! 木の実っぽいものをもぐもぐ食べてるかわいい。

お食事中のエゾリスさん

木陰に隠れてこっちをのぞき見しているエゾリスさん。表情も動きも全部かわいい。

ジーっとみられている

それでは出発。お世話になりました。

出発!

半分凍った屈斜路湖と摩周湖を見てきた

心配だった天気は一面の青空。風が強いこともあって雲の流れは早いけど、おかげで雲があってもさっさと飛んで行ってしまうようです。だから天気予報がコロコロ変わってたんだな……。

宿をチェックアウトして最初にやってきたのは、屈斜路湖にある無料の露天風呂の一つ「池の湯温泉」です。この温泉はコタン温泉よりも広々としているけど、中は藻が多いので滑りやすい。でも人はあんまり来ないので、ゆったり入れるんだよね。でも今回は写真撮影のみ。

池の湯温泉

湖畔に近づくと、溶けた氷が波によって岸に押し寄せられて氷が積み重なっていました。この光景は氷が溶けてしばらくしか見られないと思うので、逆にレアなのかも。

積み重なった氷の山

少し移動して砂地を掘ると温泉が出てくることで有名な「砂湯」へ。時期によっては観光客が多くいるんだけど、さすがに時期的にも時間的にもまばらでした。

屈斜路湖でも有名な砂湯

こちらでも波打ち際に大量の氷が積み重なっていてなかなかの迫力。大量の氷が立ちふさがる壁のようになっていました。

結構氷の高さがある

ドローンを飛ばして上空から境目をみてみました。なんだか北極とかの寒冷地帯の光景のようで、日本じゃないみたい。それにしても風が強くて寒いよ……。

上空からの光景

迫力ある湯気が見られる硫黄山

屈斜路湖を後にして、川湯温泉の源泉でもある硫黄山へとやってきました。4月から10月の間は駐車場が500円掛かりますが、冬季は無料。個人的には冬のほうが湯気の迫力があっていいと思う。

硫黄山にやってきた

箱根の大涌谷とかだと遠目に見るしかできないけど、ここでは湯気が噴き出す場所まで行くことができます。特に柵などもないので触ることもできるけど、やけどしても自己責任で。あとは硫化水素で若干息苦しく感じるのも注意。

勢いよく噴き出す湯気

近くでは硫黄泉が湧き出しています。ちょっぴり触ってみるくらいなら大丈夫そうだけど、どうみても熱そう。タマゴとか持ってきたらゆで卵にできるかな。

これぞ源泉かけ流し(?)

ぐるっと回って摩周湖へ

硫黄山から摩周湖へは峠道を越えていくのが定番ルートだけど、冬季は通行止め。なので一度弟子屈の街中まで降りてから折り返す必要があります。とはいえ快走路なので距離の割に時間は掛かりません。

摩周湖に到着

大きなカルデラ湖で、水の深さと透明度で知られる摩周湖。静寂の中で神聖な雰囲気も感じられる場所ですが、今日はとにかく風が強い。湖面も風にあおられて波打ってました。それでも美しい青の濃淡を味わえたので満足。天気は良かったしね。

めちゃくちゃ寒すぎた

おいしいソフトクリームが食べられる「摩周湖のあいす」へ

こんな寒い時に……と思ったので同行者に「クソ寒いけどおいしいアイス屋さんあるから食べる?」と聞いたら快諾。ってことで摩周湖へと向かう道のふもとにある「摩周湖のあいす」ってお店にやってきました。

このお店は夏季にはジェラートなども販売しているけど、冬季はソフトクリームのみ。でも今回はソフトクリームが目的なので問題ありません。

雪があるなかでアイス屋さんに行く

注文したのはフロマージュチーズソフト。お値段400円ですが、ベネフィット・ワンのクーポンで20円引き。見た目はミルクソフトだけど、食べてみると濃厚なチーズがたっぷり。以前食べておいしかったので、また食べに来たかったんだよね。ごちそうさまでした!

濃厚なチーズ入りのソフトクリーム

流氷を求めて知床・羅臼に向かう

昨日コタン温泉にいた人から「羅臼に流氷があった」と話を聞いていたのと、羅臼にある露天風呂に行きたいって気持ちで知床方面へ。100キロ以上の道のりだけど、約2時間くらいで着いちゃうらしい。

真っ白な雪原を一望できる「開陽台」へ

知床に向かう道中、中標津町にある開陽台へと立ち寄り。高台にある展望台で地球が丸く見えるほどのパノラマを見られる絶景スポットです。

夏季には展望台から景色を楽しめるんだけど、冬季は閉鎖中。仕方がないのでドローンを飛ばして上空から撮影。冬なので草原がすべて雪原になってしまっているけども、果てしない地平線を見ることができました。しかし全然建物がないなぁ

どこまでも続く地平線
夏季は展望台に行くことができる
なんかソリとかで降りてみたくなる光景

道の駅「知床・らうす」で昼食

羅臼に近づくにつれてだんだんと雲も厚くなり、目的地の道の駅に着くころには雪がちらついていました。ここは知床峠の手前にある道の駅で、おみやげ品や地場の食べ物を使った料理を食べられるレストランも併設されています。

ウトロの道の駅に比べると小さめな建物

まずは屋上にある展望台(?)へ。ここからは遠目に国後島を眺めることができます。さらにスマホで調べるとロシアの「Tele2」の電波を受信。今はローミングが遮断されているので通信はできませんが、戦争始める前はローミングが繋がることもあったんだよね。

近くて遠い国後島

おみやげ品の2階にあるレストランへ。魚介類を使った料理がいろいろ並んでいますが、注文したのは「サメガレイ煮付定食」。これも昨日コタン温泉に居た人においしかったとオススメされたものなんだよね。

サメガレイ煮付定食をオーダー

しばらく待つと注文していたサメガレイ煮付定食がやってきました。大きな煮付に小鉢が3つとお味噌汁のセットです。ちょっとご飯が少ないから大盛りにすればよかったかも。

サメガレイ煮付定食

サメガレイは見た目以上に柔らかく、脂も乗っててめちゃくちゃおいしい。肉厚な身だったけどもう一セットあっても余裕で食べ切れそうなほどでした。ごちそうさまです!

ところでこの店、めちゃくちゃ「個別会計はご遠慮ください」って書いてあってVisa割がそれぞれできなくて残念。できたら10%ほど割引になったのになぁ……。

柔らかくておいしかった

車で行ける知床の北端を目指して

食後は流氷を求めて知床半島を北上。あまり天気は良くなかったものの、海上には流氷がちらほら。なんだかアザラシとかが乗ってそうな雰囲気のものもありました。

アザラシとか居そう

そして北端の少し手前にある「瀬石温泉」までやってきました。この辺りでたくさん流氷が見られたって話ですが、まだ流氷は残っているのでしょうか。

さすがに今の時期には入れない温泉

海の方を見るとそこには大量の流氷が流れ着いていました。沖合の方にはあまり見られなかったので、おそらく波によって岸に押し寄せられたみたい。こうしてみると乗れそうって思うのもわからなくはないけど、専用のツアーみたいなのが網走とかでやってたはずなので、そういうのに参加したほうが無難です。

たくさんの流氷

知床半島の東側。一面の銀世界ですが、空から陽の光が差し込んでいて不思議な感じ。風が強いから晴れたり雪になったり忙しい天気でした。

瀬石温泉から来た方向を眺める

瀬石温泉から少し先に行った場所が羅臼側の北端。この先に道はなく、歩いていくしか先に進む手段はありません。知床岬まではここまで車で走ってきた距離よりは短いけども、歩いていくしかないので何時間掛かるんだろ。

この先は車で行くことはできない

極寒の風に吹かれながら入る「熊の湯」

流氷を見るって目的も達成したので、続いては知床峠の手前にある天然温泉「熊の湯」へと向かいます。知床岬は冬季通行止めになるけど、熊の湯までは行けるようになってるんだよね。

10台ほどが停められそうな駐車スペースに車を停めて温泉へ。川を渡る橋が掛けられてるんだけど、路面は雪が凍ってカチコチ。気を付けないと滑って転びます。

熊の湯に行く橋から見える川

熊の湯は一応無料の天然温泉だけど、地元民以外は寄付金が推奨。だいたい300円くらいが相場のようです。泉質は「含硫黄−ナトリウム−塩化物温泉」でpHは7.1。そして泉温は69.5℃と高温なので、冬の寒い時期でも源泉かけ流しでぽっかぽかです。

温泉成分表

女湯は壁に囲まれて景色が見られないけど、男湯は大自然を見ながら温泉に入れる贅沢。一面の雪景色を見ながら極寒な風の中で入る温泉は格別です。やっぱりいい温泉だよここは。

雪見風呂(強風付き)を楽しめる

宿泊地「紋別」を目指して北へ

今日の宿泊場所は紋別。もともとガリンコ号に乗るために紋別にしてたんだけど、今日の時点で欠航となってしまったので行く意味は微妙な感じに。でもあの宿のようすも見に行きたいし、ホタテも食べたいから無意味ではないんだけど。

羅臼から南下していくと左手に国後島がくっきり。もし不法占拠されていなければ、羅臼は国後島への船乗り場としての役割を持っていたかもしれません。

国後島がはっきり見えるポイント

根北峠を超えて標津町から斜里町へと向かう道。左右は一面の雪原で北海道って感じがする。羅臼で降っていた雪も落ち着いて、晴れ間も見えてきました。

真っ直ぐな道を進む

国鉄根北線の未成線跡がある

冬季の標津〜斜里のルートとなる国道244号線の途中には、知床斜里から根室標津駅までを結ぶ計画だった「国鉄根北線」の未成線跡の「第一幾品川橋梁」が残されています。

戦時中に造られたコンクリート橋が現在でもそのまま残っていることに驚きを感じつつ、この橋がタコ部屋労働(要するに強制労働)で造られた歴史があると思うとなんとも言えない気持ちに。道路からは下からしか見られないのでドローンを飛ばしたかったけど、風が強すぎたので断念。また来た時にかな。

根室標津方はある程度の長さが残されている
知床斜里方はわずかに残る

ずっと真っ直ぐな道が続く「天に続く道」

斜里町から小清水町まで、距離にして28.1キロにもなる直線の道は、まるで天に続くかのように見えることから「天に続く道」なんて呼ばれています。起点のフォトスポットが有名だけど、途中にある防風林も夕暮れとマッチしてきれいなんだよね。

夕暮れの天に続く道

ところで斜里町側の起点は結構有名だけど、反対側は特に看板もなくすんなり終了。道の真ん中だからあんまり人が集まっても危ないからってことなのかもしれないけど。意識してないと通り過ぎてしまいそうな場所です。

ここから28.1キロの直線となっている

常呂にある「レストハウスところ」で夕食

夕食は北見市常呂にある「レストハウスところ」で食べることに。このお店は何回も通ったことはあったんだけど、これまで入ったことはなかったんだよね。それにしても暗すぎてやってるの……? と少し不安になっちゃう。

周囲が暗すぎる

ホタテをメインに色々な定食や丼メニューなどがある中で、今回オーダーしたのは「ホタテづくし定食(2,750円)」です。お値段はそこそこするけども、せっかく来たので奮発。

1,000円前後のメニューも豊富

しばらく待っていたらホタテづくし定食が運ばれてきました。お刺身にフライ、焼き物などさまざまなホタテ料理が並びます。おいしそう〜!

ホタテづくし定食

お刺身は生のホタテが4つほどと、ボイルしたエビ。しっかりと繊維質があって、新鮮なおいしいホタテです。冷凍品だとなかなか味わえない感覚。

ホタテのお刺身!

タルタルソースで食べるホタテフライ。刺身とか焼いたりして食べることが多いホタテだけど、揚げてもめちゃくちゃおいしいんだよね。

ホタテフライ

ホタテの貝殻をお皿にした焼きホタテ。すでに塩味がついているので何も付けなくてもおいしくいただけます。それにしても一体何個のホタテが使われてたんだろこれ。ごちそうさまでした!

焼きホタテ(1個の貝殻にたくさん)

紋別市内にある「紋別セントラルホテル」に宿泊

本日の宿泊先は、紋別市内にある「紋別セントラルホテル」です。紋別には大き目のビジネスホテルが何軒かありますが、ホタテを食べたいなら紋別セントラルホテルが一番良いと思う。2022年くらいに最初に宿泊した後、毎年のように来ている気がします。

到着したのはすっかり夜
ホテルの画像
紋別セントラルホテル

マンガやマッサージ機などの館内設備

館内に入ると「観光応援担当」と書かれたイメージキャラクター(?)の氷見凛音ちゃんが居ました。2025年に来た時には居なかったようなので、最近置かれたものなのでしょうか。でも氷見って名前だと富山県の方と勘違いしてしまいそう。

流氷をイメージしたっぽい雰囲気

ロビーから中二階のような場所に上がると、広いテーブルが置かれたスペースがあります。ビジネススペースと名付けられていて、軽くミーティングとかするための場所っぽい。

ビジネスルーム

ビジネスルームの奥にはたくさんのマンガ本が置かれた部屋があり、客室まで好きなマンガを持っていくことができます。あんまり詳しくはないんだけど、かなり多くのマンガがあるので好きなものも見つかるはず。

マンガコーナー

無料で使用できるマッサージチェア。長旅の疲れを癒せるスポットです。

無料マッサージチェア

アルコールやソフトドリンクの自動販売機。もし良いのが無ければ、近くにサツドラとかセイコーマートもあります。

自動販売機コーナー

自動販売機の裏手にはミネラルウォーターと製氷機、電子レンジが置いてあります。製氷機の氷を持っていくカップは大き目のプラスチック製なので、いつも氷を入れてそのまま部屋でお茶とか飲んでたりする。

製氷機と電子レンジ

部屋は西館のシングルルーム

毎回一番安い朝食付きプランにしているからか、部屋はいつも西館。本館2階で繋がっています。2階の広場には以前は水が入っていた石で囲われた池があるんだけど、数年前から水は入っていません。もう壊れちゃったのかな。

以前は水が入っていた場所

部屋に到着。一般的なビジネスホテルの広さで、1泊過ごすには十分な広さ。テーブルも広いのでパソコンを広げての作業も問題なくできます。なおテーブルにはコンセントのほか、無料のWi-Fiも提供されています。

客室
テーブルはパソコン作業などには十分な広さ

テーブルの下には冷蔵庫があります。ビジネスホテルでよく見かけるサイズで、2Lのペットボトルくらいは十分入りました。これより小さいと入らなくて困ったりするんだよね。あと横に空気清浄機があったんだけど、加湿機能なしでした。

冷蔵庫

冷蔵庫の隣にはお茶とケトル。カップラーメンなどを部屋で食べるときにも便利ですよね。

お茶とケトル

ユニットバスです。あんまり広くはないけども、お風呂は大浴場があるので問題なし。トイレはウォシュレット付きでした。また、歯ブラシやカミソリなどのアメニティーは部屋に用意されていました。

ユニットバス

サウナも付いている大浴場がある

紋別セントラルホテルでは天然温泉ではないものの大浴場が備え付けられており、サウナまで付いています。好みは人それぞれだとは思うけど、部屋のお風呂にお湯を貯めるのも面倒なので大浴場があると嬉しい派。

大浴場の脱衣所には毎年の流氷の量や期間が記録された資料が置いてあるんだけど、年々減っているのが目に見えてしまって辛い。昭和時代の流氷の写真ってどこかでみられたりするのかな。

明日はサロマ湖方面に行って、オホーツク紋別空港から帰還

元々明日の早朝に出発する流氷観光船「ガリンコ号」を予約していたけども欠航。なので飛行機が出る昼くらいまではサロマ湖方面に行ってくることに。以前に泊まったホテルがどうなっているかの定点観測もしてこられそうです。

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