ランタンで有名な十分に行き、夜は温泉を満喫 – 台北と花蓮で過ごす台湾2泊3日の旅:2日目

2026年の旅行記

今日は2日目。花蓮を出発して台湾の観光地として知られる「十分」に行き、台北に戻っていく旅程。全然調べてなかったんだけど、十分って鉄道の支線のような場所に有るんだね。九分はバスだけだったので、それを考えると行きやすいのかも。

台北松山空港から花蓮まで、3時間の鉄道旅 - 台北と花蓮で過ごす台湾2泊3日の旅:1日目
ANAの直行便で台北松山空港に来て、そこから花蓮まで行くだけで1日が終わっちゃった……?

「Finders Hotel 路境行旅 花蓮文化館」の朝食

朝食付きプランで予約していたので、朝7時にご飯を食べてきました。7時というと早く感じるけど、日本時間では8時。普通に目は覚めてます。1泊4,500円のホテルの朝食、一体どんな感じなのでしょうか。

蒸した玉子。見た目からエッグカスタードなんて呼ばれることもあるようです。

蒸した玉子

蘿蔔糕はラディッシュケーキと書かれているけど、大根を使った米粉のお餅。朝食の定番として親しまれている料理なんだそうです。右側は豚肉の炒め物。唐辛子多めでピリ辛でおいしい。

蘿蔔糕と豚肉の炒め物

豆製品ってそのままだなと思いつつ、大豆を使ったお肉のような料理みたいです。台湾ではちらほら見かける印象がある。右側は青菜の炒め物。野菜だけど油が多いからヘルシーかどうかは謎。

豆のお肉と青菜の炒め物

ご飯やおかゆに合わせて食べるお供たち。辛いソースとか大き目なタケノコもある。

ご飯に乗せたらおいしそうなお供たち

おかゆに白米、魯肉飯の肉に小豆のスープ。魯肉飯のお肉って大体の朝食バイキングで置いてある印象があるね。後でオリジナル魯肉飯を作ってみよ。

ご飯やおかゆなど

饅頭と奶黃包(カスタードまん)が蒸し器に入っていました。饅頭は中に何か入っているわけではなく、何かを付けて食べるもの。最初食べたときに何も入ってなくて驚いた記憶がある。

蒸し器に入ったお饅頭

フルーツ。台湾名産のパイナップルにトマト、一緒にツナサラダもありました。ある意味パイナップルもサラダの一種なのかもしれない。

フルーツとツナサラダ

ロールパンや食パン。バターやジャム、ピーナッツバターなどがありました。

パンコーナー

ドリンクコーナー。いっぱい氷ができるけどあんまり長続きしない印象の氷メーカーとコーヒー、隣にはオレンジジュースやミルクティー、牛乳などが置いてありました。また朝食で食べる人も多いシリアルも。

氷とコーヒー
ジュースやミルクティーなど

持ってきた料理がこちら。近くの人がすごい積み上げていたけど、あんまり食べ過ぎると昼とかも食べられなくなるので控えめに。お肉や蘿蔔糕、青菜炒めにパイナップルなど。そしてミルクティーが甘くておいしい。砂糖が多そうだけど……。

朝食バイキングで持ってきた料理

そしてオリジナル魯肉飯。ご飯の上にたっぷりお肉とタケノコを乗せた一杯です。上から辛いタレを掛けたらかなりスパイシーになっておいしい。やっぱり台湾くらいの辛さがちょうど良いんだよね。ごちそうさまでした!

オリジナル魯肉飯を作ってみた

花蓮から鉄道を乗り継いで十分へ

台湾に何回も来ている割には行ったことが無かった十分。どこにあるのかと思って調べてみると、台鐵の東側幹線から支線に入った所にある駅が最寄りらしい。ランタンとかが有名みたいだけど、いくらくらいするのかも何も調べずに行くことに。まあなんとかなるでしょう(?)

日本統治時代の旧花蓮駅を見てきた

ホテルから駅までは約30分だけど、1時間くらいまでに出発して近くにある日本統治時代の花蓮駅に寄り道。以前はこの場所に駅があったみたいだけど、線路が付け替えられて今の場所に移転しています。もともとの場所だったら夜市も近いし便利だったんだろうけどなぁ……。

まるで学校の入口のような門。無料で入れるみたいだけど、月曜日と火曜日は休みみたい。

公園として整備されている

中に入ると駅前ロータリーのような場所がありました。なんだか単行の気動車がやってきそうな雰囲気。

駅前ロータリーのような場所

中央の木の場所に謎の鳥を発見。見たことない鳥だけど、一体なんて名前なんだろう。比較的近づいても逃げなかったので、そこそこ人慣れはしているっぽい。

見たことない鳥を発見

以前は建物の中を見学できたみたいだけど、2024年の地震の影響で現在は修繕中。そのため今は外観しか見られなくなっていました。いつ頃工事は終わるんだろう。

内部は修繕中のため見学不可

先ほどの建物を出ると中庭のような場所へ。中央には「永怀领袖(指導者を永遠に偲ぶ)」と書かれた、元中華民国の首席だった蒋介石像が設置されていました。

中庭のような場所

これはきっぷうりばでしょうか。古い田舎の駅のような雰囲気です。なお花蓮駅の旧駅舎自体は既に解体されてしまっているようで、となるとこれはさらに古い駅舎の跡とかなんだろうか。あんまり情報を調べてこなかったので、こうして書きながら???になっている。これは調べて再訪が必要そうです。

おそらくきっぷうりばだと思う

奥のエリアには線路とタンク車のようなものが留置。あれSLとかあるんじゃなかったっけと思ったけど、それがあるのは道路を挟んで反対側。それに気づいたのはもう出た後でした。

奥のスペースに置かれていたタンクのような車両

花蓮駅までトコトコ歩いてきた

旧花蓮駅から花蓮駅に向かって出発。バスも運行されているけども、時間もあるし散歩するだけでも海外なら楽しいから歩いて移動。それにしてもまだ4月だっていうのに気温は高くてムシムシ。歩いているだけで汗ばんでくる気候です。これ絶対に真夏とかに行きたくない。

花蓮の街

道端にあった日本でもお馴染みのメガネショップ「JINS」ではちいかわのイラストが描かれていました。ちいかわコラボのメガネがあるみたいです。

ちいかわのイラスト、台湾でも結構見かける

台湾の各地で見かけるPX MART。何か良いものが無いかと入店。スーパーマーケットなのでコンビニよりも安価に生鮮食品などが購入できます。

台湾お馴染みのスーパーマーケット

購入したのは大き目な烏龍茶。既に2Lくらい飲んでいるけど、今日1日の分を考えると確保しておきたい。ちゃんと「無糖」のを購入したので、飲んだらあまーいなんてことはないはず。最初の頃はやらかして甘いのを買っちゃったことも。

違う種類の烏龍茶を購入

花蓮から瑞芳まで(台鐵北迴線、宜蘭線)

花蓮駅に到着。事前にネットできっぷを予約していたので窓口で受け取ります。一応言う言葉を準備して話してみたら通じたようで何より。

花蓮駅

もともと予約していたのは花蓮から瑞芳までの新自強号のきっぷだったんだけど、到着地の瑞芳から数分で十分方面の列車に乗り継ぐ関係で、乗り換え用のきっぷも依頼。台湾で乗り越ししたときの対応とかよくわからないので、事前に買っておけば確実だよね。

2枚のきっぷで十分まで

きっぷを受け取ったら時間が迫っていたので急いでホームへ。もう少しホテルを早く出ればよかったかもしれないけど、結果的に間に合ったのでセーフ。乗り遅れたら旅程崩壊(言い過ぎ)です。

花蓮駅

乗車するのは樹林行きの列車。樹林駅は台北駅よりも少し先に行った駅で、台湾東部を走る列車の多くが始発駅となっています。ちなみに読み方は「シューリン」で日本語の「ジュリン」に似てるっちゃ似てるね。

樹林行きの列車に乗車

全車指定のEMU3000型。日本の日立製作所が製造した車両なので、雰囲気も日本の特急列車のようです。

EMU3000型に乗車

座席は転換リクライニングシートでひじ掛けにUSB-A/Cの充電端子がある他、座席の下にはコンセントも設置されており、充電環境は万端。台鐵の新自強号は台北から高雄など長時間を走る列車も多いので助かります。

座り心地も良い座席

花蓮から乗車して車窓を見ていると、昨日は気づかなかった単線の旧線跡らしきものを多く見られました。場所によっては歩道とかにも使えそうだけど、こんな場所では別の用途も無いと思うからそのまま放置ってことなんでしょうね。

単線用地しかない橋が横に残っている

途中の宜蘭駅。時刻表を見ると遅れは無いようなので乗り換えは大丈夫そうです。各駅で数分ほどの停車時間があるので、その時に小さな遅れは取り戻しているのかもしれません。

定刻通りの運転

車窓を眺めると、日本でもローカル線で見そうなのどかな光景が広がります。こうした光景がゆったりみられるのも在来線特急のメリットかなと思ってる。新幹線だとあんまり見られないからね(高鐵はそこそこ見られるけど)。

のどかな田園風景が広がる

そして列車は目的地の瑞芳駅に到着。ここでEMU3000型とはお別れして乗り換えです。

瑞芳駅で下車

瑞芳から十分まで(台鐵宜蘭線・平渓線)

別のホームに移動して平渓線に乗り換え。平渓線は非電化のローカル線で、三貂嶺から菁桐までを結ぶ路線。しかし境界駅の三貂嶺は區間車しか止まらない小さな駅なので、瑞芳駅から乗り換えるのが一般的です。

平渓線方面の列車に乗り換え

列車はDR1000型で、製造は日本車輌製造。そんなこともあってなんだか見覚えがある顔をしています。日本の非電化ローカル線でもこういう顔、見るよね。

まるで日本の路線みたいな見た目をしている

車内は十分に向かう観光客で立ち客が出るほどの混雑ぶり。運よく次の駅で座ることができましたが、もしかしたら十分まで座れなかったかもしれなかった。

十分駅に到着

十分駅では乗客の9割近くが下車。乗ってきた人の多くは十分目当てだったようです。そんなわけで駅は乗客で大混雑。小さな駅ではありつつも、駅員が何人かで対応に追われていました。

十分駅

十分駅ではホームから線路を渡って改札へ。各方面が1時間に1本程度なので、ゆったり歩いていても列車が来る心配はなし。それもあってみんな落ち着いている感じです。

改札に行くために線路を渡っていく

十分老街と十分瀑布を見てきた

駅を出て少し歩いた場所に有る十分老街。線路の左右にさまざまなお店が並んでいて、みんな縦横無尽に線路を行き来しています。普通に線路のど真ん中で記念撮影をしている人も居るし、日本でやったら即炎上しそうな光景が当たり前のように広がっています。

線路の左右にお店が広がっている

お空を眺めると有名な十分ランタンが空に上がっていました。線路の真ん中で記念撮影をして、火を付けて空に放つのが基本的な流れみたい。お値段は250元(1,250円)と書かれているお店が多く、1人だと悩んでしまうお値段。4人とかなら1人300円位なので気軽に出来そうだけど。

空に上がっている十分ランタン

しばらくすると列車がやってきました。ホーンを鳴らして気づいてもらうって感じじゃなくて、周囲のお店の人が列車来るよ~みたいな合図をして外に出るように案内しているようです。でもめちゃくちゃギリギリを走っていくタイのメークロン市場を見た後だと、そこまでスゴイ迫力……とはまでは感じないかも。メークロン市場は列車との距離が近すぎた。

お店とお店の間を走っていく列車

色々なお店の中には食べ物屋さんも多かったんだけど、観光地なこともあってお値段が高めな設定。さすがに牛肉麺で200元(約1,000円)は高すぎない……? と思ったので、とりあえずファミリーマートでパイナップルパンを買って腹ごしらえ。これ結構好きなんだよね。

メロンパンじゃなくてパイナップルパン

パンと一緒に買うと合わせて49元で買えるってドリンク。杏仁のような雰囲気もあるけど、一体どんなものだろうと飲んでみたら、なんだかアーモンドミルクのような味。ナッツドリンクみたいですね。

怖いもの見たさで買ってみたドリンク

十分を流れる基隆河。自然たっぷりで空気も美味しい場所だけど、ムシムシしてて暑い。まだ4月も上旬だっていうのに、もうすでに7月くらいな気候です。これで真夏とかになったら一体どうなってしまうんだろうか。

基隆河を渡る橋から一枚

十分瀑布歩道をしばらく歩いていくと、大きなつり橋と鉄道橋。この橋は觀瀑吊橋と呼ばれていて、すぐ真横に平渓線の線路が敷かれています。

吊り橋と列車の線路

吊り橋はこんな感じで結構大きめ。100人くらいは乗っても大丈夫なようで、あまり揺れて怖いって感じはありませんでした。なお時間制限があるようなので、あんまり夕方だと通れないかもしれないので注意。確か16時か17時くらいまでだったような気がする。

結構しっかりとした吊り橋

列車の時刻表を見てそろそろ来るかな……と思って待機していたら列車が通過。非電化で架線なども無いため絶好の撮影スポットになっています。列車の中からも吊り橋にいる人が見えるので、お互いに手を振りあったりして和やかなムードに。

十分に向かう列車が走ってきた

吊り橋の対岸からの一枚。ここから列車が着た瞬間を撮れば、良い観光案内のパンフレットに出来そうな雰囲気です。あとは天気がもう少し良ければな……。十分に来た時には晴れ間が多かったんだけど、いつの間にか雲が多めになってしまいました。

吊り橋の対岸からの一枚

吊り橋を渡って下に降りると、なにやら馬の置物などがたくさん並べられた場所に出てきます。ブランコとかもあるので乗って記念撮影している人も多く見かけました。でも何で馬が置いてあるんだろう。

座れる馬の置物が置いてある

その先にはゾウの置物。あんまり台湾でゾウの印象はなくて、タイとかの東南アジアな印象がある。特に解説などが書かれていたわけではないので、なんでここに置いてあるのかは謎。そして奥の木にはおみくじのような紙がたくさん付けられていました。

ゾウの像(ダジャレではない)

そして地面に寝転がっているのは犬の……じゃなくて本物の犬。台湾では野犬なのか飼い犬なのか、リードを付けないでそこら辺を歩いている犬を時折見かけます。人慣れしていてかわいいけども、狂犬病の危険性があるので触ったりしない方が無難。眺めるだけにしておきましょう。

地面に寝そべるワンちゃん

そしてそのまま売店などがある場所を通り過ぎると、左手に大きな滝が見えてきます。これが「十分瀑布」と呼ばれているもので、広い横幅と落差でかなりの迫力です。せっかく十分に来たならば、ここまでは見ておきたい、そんなスポット。

十分瀑布を上から眺める

十分瀑布は正面から眺められる場所もあり、そこから見るとさらに迫力の光景が目の前に現れます。これだけ遠いけども水しぶきが飛んでくるほどの勢い。見れるポイントまでは結構階段が長いけど、階段の上り下りをする価値はある光景です。

十分瀑布を正面から見えるポイント

さて、滝も見て暑い暑いと思いながら市街地に戻ってきました。すると横でマンゴーフローズンを売っているお店があったので思わず購入。お値段60元でした。しっかりとしたマンゴーの味が楽しめて、体も冷えて一息。先ほどパンを買ったファミマで購入した900mlのスポドリもかなり飲んでしまったし、4月だからと油断は禁物です。

飲んで体が生き返ったマンゴーフローズン

マンゴーフローズンを食べながら空を眺めると、たくさんのランタンが空に飛んでいました。ところで飛んで行ったランタンはどこにいくんでしょうか。どこかに落ちてそうだけど……?

空に飛んでいくランタンたち

平渓線と深澳線に乗って北投温泉へ向かう

十分の観光も終わったので、今日の宿泊地である北投へ。せっかくなので平渓線と深澳線を乗り潰してから行くことにしました。後から行こうと思うと大変だったりするからね。

十分から菁桐まで(台鐵平渓線)

十分駅まで戻ってきました。列車が居ないタイミングだったのでホームは誰も居ない状態。大体出発時間は上下線同じくらいなので、それ以外の時間は静かな状態です。

静かな十分駅

改札が始まったのでホームへ。多くの人は瑞芳駅に向かうので逆側のホームは人はまばら。駅員にも一瞬逆じゃん? って思われたけど、きっぷ見せたら納得したらしい。

十分駅から菁桐駅方面へ

菁桐行きの列車は1時間に1本程度。観光をしていくことを考えると必要十分な本数だとは思うけど、乗り遅れたら待ち時間が長いので時間には注意。十分駅では10分程度の停車を行って発車するようです。

1時間に1本程度の運行

車両はDR1000型。十分まで乗ってきた車両と同じです。それにしても1両か2両くらいで運行されそうな車両なのに、4両も連なっているのが珍しく感じる。

DR1000型気動車での運行

平渓線と深澳線は直通運転が実施され、一体路線として運行されています。この2路線のみの一日乗車券も120元で販売されています。でも端から端まで行っても54元なので往復しても元が取れない。普通に乗車券買った方が良さそうだね。

平渓線と深澳線の路線図

車窓はめちゃくちゃローカル感。単行1両編成の第三セクター路線のような光景です。

めちゃくちゃ田舎

菁桐から八斗子まで(台鐵平渓線・深澳線)

終点の菁桐に到着。この駅の周辺も観光地になっているようで。思ったよりも多くの人が下車。でも日本人っぽい人は見かけませんでした。やっぱり十分でみんな降りちゃったみたい。そしてこの駅でもランタンが上がっていて、左上の方にひっそり見えるのがそれ。

菁桐駅に到着

駅の近くに日本語で書いてある看板を見かけたので読んでみると、「ある鉄道員とアイスキャンデー店の娘が『マの囲い』を隔ててロマンティックな恋愛をしました」と書かれています。『マの囲い』って何のことなんだ……。なんだか簡単に出入りできない柵みたいな雰囲気はあるけど。

謎の『マの囲い』

ゆっくり寝ているねこちゃん。こういう体勢になっていると、足と足の間に指を入れて見たくなっちゃう。かわいいね。

お昼寝中のねこちゃんを発見

そろそろ列車の発車時間なのでホームへ。乗り遅れたら1時間後だし。駅に自動券売機が無かったので駅員に話してきっぷを入手。お値段は54元(270円)でした。安い。

八斗子までのきっぷを入手

山あいの静かな街な印象の菁桐。上の方には展望カフェがあるみたいだけど、行く時間も無いので退散です。

菁桐駅のホームから撮影

DR1000型の内部はこのような感じ。ロングシートが並んでいて観光路線というよりは通勤路線のような雰囲気です。クロスシートなら車窓とかももっと楽しめるのになと思ったりする。

車内はオールロングシート

列車から外を眺めていると犬がウロウロ。どこに行こうとしているのかな。

野犬なのか飼い犬なのかは不明

そして十分が近づいてくると、車窓に見えてくるのは飛ばしたランタンの残骸。あちこちにゴミのように落ちてしまっています。飛ばす時は映えかもしれないけど、これでは映えにはならない。

車窓から見えるランタンのゴミ

さらに、火が消えて空からフラフラ落ちてくるランタンも。これ列車とかに当たったりしたら危なさそうだよなぁ。

ゆらゆらと空から落ちてくるランタン

近くには別のランタンが道路に転がっていました。おそらく車でぶつかっても問題はないと思うけど、あんまり良い光景では無いよね。一応地域住民などが片づけはしているようだけど、拾えない場所に落ちるのもあるだろうし何とも言えない気持ちになります。

道路に落下しているランタン

八斗子から瑞芳まで(台鐵深澳線)

そして列車は瑞芳を越えて終点の八斗子に到着。この駅は海岸の真横にあってホームから絶景が見られる……はずなんだけど曇ってるから微妙な雰囲気。そして既に海水浴をしている人も居て、さすが台湾。でも沖縄でももう海に入ってる人居るんだろうか。

大海原が一望できる……が曇ってる

この八斗子駅は一度廃止になってから復活した駅。もともとは濂洞まで伸びていた路線だったのだけど、利用客の低迷で全線廃止に。しかし沿線に國立海洋科技博物館がオープンすることになって再度旅客営業を再開したのだけど、最寄りの海科館駅に列車を止めていたら苦情が起き、当駅跡まで回送していたんだそうです。

そしてその後、正式に駅として再開することになってホームが設置され、今に至っています。

ホームの目の前が海な光景

駅の先はすぐに草だらけな状況で、この先は廃線になったことが実感できる光景に。生まれる前には廃止になっていたとはいえ、ちょっと寂しいよね。

駅の先はすぐ草むらに

瑞芳駅近くで遅めのお昼ごはん

八斗子駅から瑞芳駅にたどり着き、少し乗り換え時間があるので駅前を散策。すると「瑞芳金牛餃牛肉麵」って麺料理のお店を発見。値段も牛肉麵で130元(650円)くらいだったので、お昼ご飯に食べてみました。

お肉の味が染み込んだスープに少し平べったい麺とお肉がゴロゴロと入った一品。小さなお店だったけどもおいしい牛肉麵が食べられて満足! ごちそうさまでした。

注文した牛肉麵(130元)

そして駅に戻ると何やら灯籠のようなものが置かれています。説明書きを見てみると、これは日本統治時代の1936年に瑞芳神社へ置かれていたものらしい。今は神社は残っていないものの、灯籠だけが歴史を刻み続けています。

日本統治時代の神社にあった灯籠

駅構内を通過証のような物を持って反対側の出口へ。先ほどの出口が旧市街で、逆側か新市街のような感じのようです。現在は改装中のようで、工事の足場などが設置されていました。

工事中の瑞芳駅

交差点で信号を待っていると965バスがやってきました。このバスは台北市内から九份まで行くバスなのだけど、これを見てふと思い出す。この駅って前にも来なかったっけ……と。

見覚えのある965バス

信号を渡って屋台などが立ち並ぶ道に来ると、めちゃくちゃ見覚えのある景色。ここ台湾に初めてきた時に、九份からのバスで途中下車した街でした。それからもう2年、時が過ぎるのが早すぎて怖い。

西門や九份などの観光スポットに行ってきた – トランジットで巡る台湾旅行:2日目
九份に行ったら日本人だらけで驚きだった。
瑞芳の街には2回目

瑞芳から南港まで(台鐵宜蘭線・縦貫線)

駅周辺を散策して次の列車が迫ってきたのでホームへ。この辺りからは日本人の観光客も多いのか、私の後ろからも日本語が聞こえてきました。小中学生と一緒の家族旅行みたい。子供のころから海外旅行とかうらやましい。

ここから台北方面へ向かう

列車は樹林行き。17時26分に出発して、乗換駅の南港までは約30分ほどの乗車です。自強号などに乗っても良かったんだけど、そもそも停車してくれる列車が無い。結局區間車で行くのが一番早いオチです。

各駅停車で南港駅に向かう

運賃は53元。八斗子からだと75元でした。台湾って列車ごとの運賃なので、近場は割高に感じてしまう。遠くは安いけど。

QR式だけどしっかりした厚紙なのがうれしい

車両はEMU500型。クロスシートを期待したけどもロングシートしかなくて残念。でも混雑した車内で座席を確保できただけ……良いとしましょう。

EMU500型で南港に向かう

南港から台北車站まで(台北捷運板南線)

南港では台鐵から台北捷運(MRT)に乗り換え。台北まで行っても良かったんだけど、どうせ1日券を買うならここから乗った方が少し安くなる。

台北捷運の南港駅

購入した24時間券。2026年7月にトークン型は廃止されてしまうので貴重な一枚です。お値段は180元なので元が取れるかはとても怪しいんだけど、トークン代と思えば良いかな。後は都度課金されないから気楽ってのもある。

台北捷運の24時間券

そういえば台北捷運では車内やホームでのモバイルバッテリー利用を「控える」ように要請しているんだけど、改札の前にはChargeSPOTが置いてあって矛盾している感じがある。なお飲食のように「禁止で罰金」ってことはないけど、なんか起きたら損害賠償を請求するってことなので使わない方が無難ではある。

ところで日本でも種類が増えてきている準固体モバイルバッテリー、台湾でもあるみたいでスマホのCMに流れてきた。ローミングだと日本の物しか出ないけど、現地のWi-Fiに繋ぐとそういう広告も見られるのが面白い。

実は日本で借りたものを返せたりする

台北車站から北投まで(台北捷運淡水信義線)

台北車站からは淡水信義線に乗り換え。目的地の新北投に行くために北投まで乗車します。すっかり時間は19時前になってしまいました。日本時間だと20時前なので結構遅い。

淡水信義線に乗り換え

北投から新北投まで(台北捷運新北投支線)

北投駅からは1駅しかない新北投支線に乗り換え。この淡水信義線はもともと台鐵の路線だったんだけど、旅客が多くなったことでMRTに置き換えられて廃止に。もともとの台鐵時代には直通列車もあったようですが、今は乗り換えが必要なので少し不便。

北投駅では専用のホームに移動する

乗り換えの手間はあるものの、列車本数は多いので長々と待たされるってことはないので安心。日中時間帯でも約10分に1本ほどの運行間隔となっています。それにしても台北捷運って改札内の飲食が不可なので、飲み物すら飲めないのは結構つらい。

新北投行きの列車を待つ

新北投行きの列車が到着。行き先が温泉街の観光地ってこともあり、車内には観光案内映像などが流されています。初めて台湾に来た時にも温泉を見に行った記憶。

新北投へ向かう列車

そして新北投に到着。すっかり夜になってしまったけど、ホテルに向かいましょう。

新北投駅に到着

お部屋のお風呂で温泉が楽しめる! 「北投馥悦温泉酒店」に宿泊

本日の宿泊先は、新北投駅から歩いて10分ほどの場所にある「北投馥悦温泉酒店」です。北投温泉に入りたいなと思って宿を探していたところ、素泊まりで6,000円位の金額だったので予約。宿泊金額が高騰している台北にしてはリーズナブルな価格でした。

なかなか高級感のあるお宿

館内は宿泊価格からすると豪華な雰囲気。このホテルは2024年にリニューアルしたようで、もしかしたら元々は違うホテルだったのかもしれません。高級ホテルを買収して泊まりやすい価格で提供するのって日本でもあるあるだよね。

入口には温泉街っぽい顔出しパネルが置いてあった

なおロビーフロアには広々としたレストランがあるのだけど、朝食も含めて食事の提供はなし。ホテルから坂を降りたところにあるコンビニで仕入れてくるか、駅近くの飲食店で食事を済ませるのが無難です。

高級そうなレストランだけど食事はなし

レストランの奥には無料のドリンクコーナーが設置されていました。水やお湯、コーヒーなどを飲むことができます。

無料のドリンクコーナー

隣にはお茶やコーヒーのインスタントのほか、スナック菓子が何種類か置かれています。おやつにちょうど良さそう。

スナック菓子とコーヒーなど

別の場所には小さなランドリー。洗濯機と乾燥機が1台ずつではあるものの、選択をできるようです。

最小限のランドリー

ダブルベッドにプライベートな天然温泉付きの客室

客室は2階……というよりかは地下1階と呼ぶ方が正しそうなエリア。窓が無いので閉鎖的な空間になっていますが、宿泊料金も安かったので致し方ないでしょう。部屋には大き目なダブルベッドが置かれていて、2人で宿泊しても十分な広さだと思います。

大きなダブルベッド

高級そうな石作りの洗面台。横のスペースにはケトルやミネラルウォーターが置かれていました。一方でビジネスホテルのような椅子と机はなく、パソコン作業とかするにはやりにくそう。

石造りのテーブルと洗面台

テーブルの下には冷蔵庫がありました。開けた感じは「冷えてないな」と思ったけど、飲み物を入れて置いたらちゃんと冷えてました。部屋の電気と連動するタイプだったりするのかな。

冷蔵庫もある

テレビは壁掛けタイプのものが設置。上に置いてあるのはおそらくWi-Fiルータ-ではないかと思います。なんか台湾ってこうやってテレビと一緒に置いてあるのが多いような気がする。Wi-Fiの速度はメチャ早ではなかったけど、一般的なSNSや動画視聴には問題ない速度でした。

テレビと(おそらく)Wi-Fiルーター

クローゼットにはタオルが2セットとスリッパ。フェイスタオルとバスタオルが置いてあるのはうれしいね。

クローゼットにはフェイスタオルとバスタオル

トイレは広いスペースにポツンと。ウォシュレットは無くてペーパーはごみ箱に捨てるスタイル。これだけは絶対日本の方が良いなと思える点です。

日本だと基本ウォシュレットがあるありがたみを感じる

そしてお風呂。シャワーの横にはシャンプー&ボディーソープがあったけど、どう考えてもシャンプーじゃない気がする。頭ゴワゴワしたし。まあ1日位なら良いでしょう。

シャワーとボディーソープ

そしてお風呂は大きな浴槽に自分で温泉を貯めるスタイル。蛇口を左右に動かして温度を調整しつつ、浴槽に貯めていきます。でもこれ、30分から1時間くらいやってないと貯まらないので、部屋に到着したらすぐに貯めだすくらいで良さそう。

蛇口をあげると温泉が出てくる

お湯を貯めるとこんな感じ。泉質は近くにある地熱谷と同じ青磺泉で、温度は50~70℃ほどの高温泉。お湯を貯めると温泉らしい硫化水素の香りが漂い、お湯は若干の白濁が見られます。そしてこの温泉、pHがなんと1-2と草津温泉に匹敵するほどの強酸性。

少しぬるめにお湯を入れて、熱いお湯を追加で入れて良い感じの温度に調整して入浴。長旅の疲れを癒せるいい温泉でした。独り占めできるのって贅沢。

温泉に浸かってゆったり

明日は台北捷運の乗り鉄&台北市内の観光へ

明日は14時くらいに台北松山空港に迎えば良いので、それまでの時間は昨日購入した24時間券を使っての台北捷運の乗り鉄と台北市内の観光。これまで何度も来ている割には台北101も間近に見たこともなかったので、近くまで行って見に行ってみようかなと思ってる。

あとは少し観光らしいこと(?)をして帰国するって流れかな。ちょっと適当過ぎると思いつつ、何度も来ていると「また来る理由のために残しておこう」なんてよくわからない考えが浮かびがち。

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