関東から車で青森県に行くという旅行の際に宿泊したのが「小坂レールパーク」です。ここは旧小坂鉄道の駅を使用した場所で、以前上野から青森まで運行されていた寝台特急「あけぼの」の車両に泊まる体験が可能。
実際の「あけぼの」には乗れなかったので、雰囲気だけでも味わえればなって思います。

宿泊したときは大宮を出発して高崎で合流、そこから車で青森まで往復するって行程でした。鉄路で行ったことはあったけど車は初めて。色々景色も楽しめて楽しかった。
寝台特急「あけぼの」の車両に泊まれる「小坂レールパーク」に宿泊
本日は通常のホテルや民宿ではなく、寝台特急「あけぼの」車両に宿泊できる「小坂鉄道レールパーク」にて夜を明かします。いわゆる「ブルートレイン」には乗ったことが無いので、客車の寝台車に寝るのは初めて。

簡易宿泊施設という立て付けなので、食事は提供されていません。でも近くにコンビニやスーパーマーケットもあるので、食事などは事前に仕入れておくのがおすすめ。近くの飲食店に食べに行っても良いかもしれません。

小坂鉄道レールパークはもともと「小坂製錬小坂線」という鉄道の駅で、貨物路線としては2009年まで営業していました。廃線後、2014年に路線の廃線跡を活用した施設としてオープンし、翌2015年には寝台特急「あけぼの」の車両を使用した「ブルートレインあけぼの」が開業しています。

ホームにはブルートレインが停車中。レールの上に乗っている動く車両なので、本当に寝台列車に乗り込むような感覚が味わえます。

寝台特急「あけぼの」のB寝台に宿泊
今日泊まるのはB寝台で、お値段は1泊6,000円と良心的な金額となっています。ちなみにA寝台に泊まることもできるけど、客室が少なくて人気のようで満室でした(A寝台は10,000円)。

上野行きとなっている行き先表示。ちなみにあけぼの自体は2014年まで運行されていて、乗ろうと思えば乗れたんだよね。でもあと2年くらい長く運行してくれればな……って感じもする。

B寝台の車内へ。通路は1人が通り抜けるのがやっとな狭さで、すれ違うのは厳しそう。大きな荷物などがある場合は慎重に進みましょう(車で来ることも多いと思うから、入らない場合は車で小分けにしてくるのが良さそう)。

チェックイン時に「寝台券」を渡されます。ここに部屋番号が書いてあり、今回は6番のようです。

本日の寝床に到着。B寝台の上段なのであまり広さはなく、サンライズの「ソロ」よりも少し狭いかなって感じ。手前の木とマットを倒してベッドを作って寝る形です。なおコンセントは無いので、モバイルバッテリーなどを持ってきた方が部屋で充電できて良いかも。

食事スペースやシャワーがある共用スペース
客室(寝台車)では飲食禁止なので、食事は共用スペースにて食べる必要があります。共用スペースには電子レンジやポットもあるので、お弁当を温めたりやカップラーメンを食べることも可能。またシャワールームも設置されています。

反対側には浴衣やシーツなどがあるリネン置き場。毛布や枕にカバーを付けるのもセルフサービスなので、自分でカバーに入れる必要があります。なおタオルや歯ブラシなどのアメニティは無いので、必要に応じて持参しましょう。
また、横に充電スペースもありました。充電中は置きっぱなしになるので、やっぱり個別にバッテリーを使って部屋で充電する方が良いかなって感じ。

さて、それではおやすみなさい……。起きたらどこにいるのか
小坂鉄道レールパークで迎える朝
朝7時にモーニングコールのように始まるアナウンス。当時のあけぼのを再現して夜と朝にアナウンスが行われており、実際に乗車しているかのような感覚を味わえます。

起きたら上野駅にいるってわけもなく、小坂鉄道レールパークにて起床。東北方面ではJR東日本が夜行列車を運行する予定があるとのことで、始まったら乗って青森に来て見たいな。

レールパーク内にはいろいろな車両が展示中
小坂鉄道レールパークには当時使われていた車両などが多く展示されています。通常入るのは入場料が掛かるけど、宿泊者なら無料で見ることが出来るので見てきました。まずは小坂鉄道で使用されていた11号蒸気機関車。貨物だけではなく旅客輸送にも使用されていたようです。


車庫の中にはDD130形などの機関車が展示中。運転体験などもできるようで、今でも動く車両です。

奥のスペースに展示されているのは「キハ2101」という車両。あまり保存状態が良くなかったようだけど、2025年7月から9月で修繕工事を実施中。完了後にはきれいになった姿で見られそうですね。


機関車の他にも、車両部品や鉄道用具なども展示されていました。

車庫には資料館となっている部屋もあり、小坂鉄道の歴史や当時の資料などが残されています。


古いきっぷや運行区間を示したサボ、当時の制服などの貴重な資料がたくさん。こういうのを見ていると「乗りたかったな」という気持ちが高まります。

当時の時刻表。1日7往復の運行だったようですね。コピーしたもので良いから欲しくなる。

それではそろそろ出発。もう廃止となった寝台に乗れるという貴重な施設なので、乗れなかったという人も、昔乗ったことがあるって人にもおすすめのスポットでした。今度はA寝台に泊まりに来ようかな。お世話になりました。


廃止された「ブルートレイン」で寝る体験ができる貴重な施設
初めて泊まってみたブルートレインの車両。本当は実際に夜行列車として泊まってみたかったけど、北斗星をケチって乗らずに終わってしまったのに悔やんでいました。もう今となっては乗れなくなってしまったけども、起きたら線路の横という寝台列車のような雰囲気を味わえる場所で体験できたので少しは悔いも減ったかなーって思ってます。
またもし来ることがあれば、今度はA寝台にも宿泊してみたいかも。もしブルートレインに昔乗った、乗りたかったけど乗れなかったという人が居たらぜひ来てみてくださいね。


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