東京メトロ、24時間券を700円に値上げへ。定期券売り場での前売り販売も終了に

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東京メトロは自社線が24時間乗り放題となる「東京メトロ24時間券(磁気/IC)」を2025年3月15日発売分から「700円」へと値上げすると発表しました。私鉄とのセット券に関しても値上げとなります。

東京メトロ24時間券が「700円」に値上げへ

画像:東京メトロ、以下同

東京メトロは2025年3月15日の発売分より、現在600円で販売している「東京メトロ24時間券」を700円へと値上げします。2015年に710円から600円に値下げしていたため、10年ぶりの価格改定となります。

都営地下鉄とのセット券に関しては発表無し

価格変更になるのは「東京メトロは24時間券」のほか、私鉄各線とのセット券として販売されているものも対象で、東京メトロの値上げに合わせて100円の値上げとなっています。なお都営地下鉄とのセット券「都営地下鉄・東京メトロ共通一日乗車券(900円)」や「Tokyo Subway Ticket(800円)」に関しては価格改定の対象とはなっていません。

また、前売券の販売箇所に関しても変更となり、定期券売り場での発売を廃止してオンラインのみに。24時間券を買いに定期券売り場に行くと「定期券売り場に行くためのきっぷ」を無料発行してもらえたりしたので、地味に困るって人も多いかも。

なお前売券は定期券売り場では3か月、Amazonなどの通販では半年程度の有効期限が設定されています。そのため、値上げ前に買っておけばしばらく改定前の値段で利用することが可能なため、普段から多く使う人は改定前にまとめ買いしておくことをおすすめ。

QRコードやタッチ決済対応の商品も登場予定

プレスリリース内には、価格改定に合わせて「QRコード」や「タッチ決済」対応の商品が登場するという記載もありました。前売券をスマートフォンで購入したり、一定回数利用すると自動的に24時間券になるようなサービスが登場するかもしれません。

気軽にスマートフォンから事前購入ができれば、前売券を買わなくても他社線からの直通などで便利に使えるかもしれませんね。

参考リンク

「東京メトロ24時間券」及び他事業者との共通企画乗車券(各種メトロパス及び共通1日乗車券)の発売額改定について(東京メトロ)

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