台北松山空港に飛んで台中まで行って来た – 台湾の西部を台鐵と高鐵で往復する乗り鉄旅行:1日目

2025年の旅行記

前回台湾に行ったときに、成田空港からの帰りの電車で予約した往復ANAの台湾フライト。3回目の訪問でようやく往復直行便で確保できました。でもやっぱり最初に中国・香港経由は何をしたかったんだと今でも思ってしまうよ……。

前回は台湾の東部を台鐵で回ったので、今回は西側を台鐵で行って高鐵で帰ってくる行程。とりあえずホテルだけしか予約してないけど、時間があったら観光とかも楽しみたいな。

フライトは9時なのに始発で羽田空港へ

今日は羽田空港の第2ターミナルからの出発。第2ターミナルにはプライオリティパスで入れる「POWER LOUNGE PREMIUM」と「ANA LOUNGE」があるので、それぞれ入ってみようかなと思ってます。ご飯とかいろいろ食べて、機内食食べられなくならないようにしないと……。

押上から泉岳寺まで(都営浅草線)

今日は押上からスタート。土休日では全然メリットが無くなってしまった都営浅草線経由だけど、平日ならば最速ルートとしての利用価値があります。値段的にはずいぶん高くなってしまったけど。

  • 526N
  • 押上→泉岳寺(都営浅草線)
  • 普通
  • 京成高砂→西馬込
  • 押上→泉岳寺
  • 5時51分→6時15分

都営浅草線の西馬込行きの列車。次の羽田空港行きだと到着時間が結構遅くなってしまうので、途中の泉岳寺で乗り換えて羽田空港に行くという乗り換えの手間が発生します。これが羽田空港行きなら良いのになぁ。

車両は京成……と思ったら、住宅・都市整備公団に所属する9100形電車でした。この住宅・都市整備公団は現在の「UR都市機構」となっていますが、車両などは専用の「千葉ニュータウン鉄道」という会社に移管されています。

泉岳寺から羽田空港まで(京急本線・京急空港線)

  • 650SH
  • 泉岳寺→京急蒲田(京急本線)
  • 京急蒲田→羽田空港(京急空港線)
  • 快特
  • 泉岳寺→羽田空港
  • 泉岳寺→羽田空港
  • 6時16分→6時34分

泉岳寺駅では反対側のホームに止まっている快特に乗り換え。泉岳寺始発なので今まで座れなかったことはありません。でも結構席は埋まっているような状況なので、品川から乗ったら座れないよねって状況。

車両は京急1000形。真ん中くらいの世代で軽量ステンレス感が満載の時代です。座席は結構フカフカなので好き。

羽田空港で保安検査と出国手続き

無事に羽田空港に到着。第2ターミナルの先にある国際線乗り場へと向かいます。

初の羽田からの出国!

日本人が日本から出国する場合、それはもう一瞬で出国審査は終わります。国内線みたいに出発の30分前に空港着では厳しいかもしれないけど、1時間前に来てれば余裕だと思う。

搭乗するのは9時40分の台湾松山(SongShan)行きのフライト。搭乗時刻までは2時間以上の時間があるけど、今回はラウンジに行くために早めに来ました。普段はまだ寝てるよ……。

プライオリティパスが使える「POWER LOUNGE PREMIUM」

まずは羽田空港でおなじみのラウンジ「POWER LOUNGE」です。ここはプライオリティパスで入場できるラウンジ。

なおプライオリティパス以外でも、一部のクレジットカードがあれば入れるっぽい。プライオリティパスを取得した方が楽だとは思うけどね(同伴者も2名まで行けるっぽい?)。なお一般入場は4,400円って高い……。

室内は国内線POWER LOUNGEと同じような雰囲気なので、特に新鮮な感じはしません。成田空港にあるプライオリティパスに比べたら快適に過ごせる印象です。

入口近くにある席。薄暗いので落ち着いて過ごせそうです。

奥にあるソファー席。4人グループでゆったり使うのも良さそうですね。やっぱり国内線に比べると使える人が少ないからか空いていました。

ダイニングコーナー。国際線ラウンジなのでソフトドリンク以外にもアルコールや軽食が提供されています。

ソフトドリンクコーナー。コーヒーのほかジュースがビンに入れられて置いてありました。

ワインやウイスキー、ビールなどのアルコール。私は進んで飲もうとは思わないタイプなんだけど、好きな人からしたらアルコール飲み放題だけで結構元?が取れるのかもしれない。

ホットミールコーナー。白米にカレー、鮭の塩焼きに焼き野菜のほか、唐揚げとミネストローネが用意されていました。

口直しなのか「なます」と、クロワッサンやカヌレなど。カヌレがあるって珍しい気がする。

みそ汁とヨーグルト、マンゴーなどのデザート。適当な定食が出来そうなラインアップですね。

というわけで持ってきました。まああるだけ良い気はするんだけど、成田空港と同じようにちょっと品数が少ないなって感じます。羽田空港の国際線メインは第3ターミナルだからってのもあるのかもしれないけど。

めちゃくちゃ広い「ANA LOUNGE」へ行ってきた

「POWER LOUNGE PREMIUM」が物足りなかったので、本命の「ANA LOUNGE」へ向かいます。場所はPOWER LOUNGEのすぐ先のエスカレーターを上った先。

入るためにはスターアライアンス・ANA運航便のビジネスクラスの搭乗か、ANAグループ運航便のプレミアムエコノミーの搭乗、もしくはスターアライアンスゴールドかANAのプラチナ(スーパーフライヤーズ)以上のステータスが必要です。

画像:ANA

結構人が多くいたので全体写真は公式サイトから引用。入った第一印象は「広っ!」ってことで、先ほどいた「POWER LOUNGE PREMIUM」の数倍の広さがあります。まるで大きなホールのような雰囲気。

入口近くにはゆったり座れそうなソファー席。足を伸ばしたりしてくつろぐのには良いかも。

仕切りがあるコワーキングスペースのような場所もありました。仕事などを集中して行いたい場合には便利そう。

一番数が多い1人掛けのソファー席。横幅も広いので狭さは感じません。

入口近くは結構混雑していたけども、奥の方はまだまだ余裕がある感じ。9時前後でもかなり空きがあったので、そこまで混雑を心配することもなさそうです。

ちょっと高めのカウンター席もありました。立ったり座ったりするなら案外良かったりする。

人が多かったので近影になってしまうけど、パソコン作業などもできるテーブル席も完備。もちろん無料のWi-Fiサービスもあるので、無料の喫茶店のようにも使えます。

画像:ANA

なお今回は使用しませんでしたが、無料で利用できるシャワールームも用意されています。夜遅い便とかだと家でシャワーを浴びないでここでっていうのもありかもね。

品数豊富なフード・ドリンクコーナー

それでは「ANA LOUNGE」のフード・ドリンクコーナーへ。以前テレビで見たんだけど、結構ラインアップが多かったので楽しみ。

まずは冷蔵庫に入ったトマトジュースと牛乳。これは国内線ラウンジでもあるやつだね。

ビールサーバー。一番搾りやスーパードライなど、4種類から選べるようになっています。

ウイスキーや日本酒などとおつまみ。他にコーラやオレンジジュースの飲めるドリンクバーと、コーヒーサーバーが用意されていました。ドリンクに関しては国内線ラウンジと大きな差はない印象です(アルコール飲まないから差がよくわからないだけかもしれないけど)。

続いてはフードコーナー。まずはご飯盛り付けロボットが置いてありました。好きな量を選ぶと自動で盛り付けてくれます。隣にあるのはチキンたっぷりのオリジナルカレー。

お稲荷さんと昆布と赤飯おにぎり。もしかして最近国内線で始まった軽食ってこのお稲荷さんなのかな。

3種類のパン。大きすぎる気がするから半分にしてほしいって思うのは自分だけかな。

海外のラウンジでも見かける丸ごとフルーツ。誰が食べるんだろうと思っていたら、欧米風の人がかじりついて食べていました。日本人的にはカットしてほしいって思っちゃう。

小さめなサンドイッチとフルーツポンチやシュークリームなどのデザート。

旅行中には不足しがちな野菜を摂取できるサラダコーナーがありました。ノンオイルドレッシングもあってうれしい。

ミートソースを掛けたパスタ。食べやすい大きさです。

豚肉と野菜を甘辛タレで炒めたもの。回鍋肉っぽい味。

スペイン風オムレツ。中に入っているのはほうれん草かな。そのままでもおいしい。

機内ドリンクでおなじみのビーフコンソメスープも置いてありました。

鉄板で焼き立てのウインナー盛り合わせ。これで美味しくないわけがない。

その他にもそば・うどんやラーメンなどがオーダーできるカウンターもあり、小さな器に入れられた状態で提供されます。何杯でも食べられるけど、食べきれる程度にしておきましょう……。

いろいろ持ってきた1回目。どれも味付けは濃すぎず薄すぎずのちょうど良い塩梅。とんこつラーメンは濃厚だったけど、麺は一般的な中華麺。この見た目だったら細麺が良かったかも(福岡じゃないんだから)。

2回目はカレーとサラダ。カレーはかなり深いコクがあるし、ゴロゴロとした鶏肉で食べ応え十分。でもあんまり食べ過ぎると機内食が食べられなくなるのでこの位にしておきましょう。

ドリンクは国内線と同じようなコップで提供。落ち着いて過ごせる快適なラウンジでした。正直入れる権利があるならば、POWER LOUNGEとか素通りでこっち来ればいいと思う。

羽田空港から台北松山空港まで(ANA/NH851便)

国内線に比べて搭乗開始時刻が早い国際線。30分前に搭乗口にってことなので搭乗口近くで待機。GROUP 2で乗れるのでさっさと乗って席でゆっくりしたい。

行先は台北の松山空港。日本の羽田と成田のように松山と桃園があるので、特に出発時には注意しておきたいところ。結構遠いし。そして機内Wi-Fiが使えない……? テキストベースの通信ってどんなもんか確認したかったのに。

機体はボーイング787-800で、国内でも散々乗っているモデルです。バス移動だったので近くから撮影できました。

機内は国内線と大きな違いはないように思えます。席もエコノミーだしね。

各座席にモニターが付いていて、USBの充電プラグが搭載。スマートフォンとかカメラとかを充電しておくのには便利です(一応大きなモバイルバッテリーは持ってきているけど)。

機内で台湾の入国カードを配っているのを見て、忘れてたとオンラインにて申請。紙に書くのも面倒なのでオンラインで申請してしまった方が楽です。これしておけば入国審査ではパスポートを渡すだけで問題なし。

羽田空港では離陸待ちでしばらく待機してから出発。ちょっと松山空港着が遅れそうだけど、そんなに時間に追われる行程じゃないから大丈夫かな。

シートベルト着用サインが消えたら機内食が運ばれてきました。メニューはオリジナルの親子丼とパンとかがあるメニューで、今回は親子丼をチョイス。濃すぎない味付けの親子丼に豆腐ハンバーグ? みたいなものとサラダ、杏仁豆腐が付いたセットでした。

しばらくフライトしていると沖縄上空までやってきていました。なんか外を見ると飛行機雲見たいのが見えるけど、下を飛んでいた飛行機があったのかな。

ANA国際線の「テキスト通信」ってどんなもん

機内Wi-Fiが使えないって書いてあったけど、繋いでみたら使えたので気になっていた「テキスト通信」って何ができるのか調べてみました。最初に結論を言ってしまうと「LINEくらいしか出来ない」って感じ。

これだとNG
こうなったら使える

接続方法は機内で「ANA Wi-Fi Service」というSSIDに接続し、専用の認証アドレス(機内モニターで確認可能)に接続するだけ。衛星通信ができる状態だと「インターネット接続」というボタンが出てくるのでタップします。

するとプラン選択画面が出てくるので、今回は無料の「テキスト通信プラン」を選択。ちなみに有料プランは30分と3時間・無制限があるけど、台湾くらいなら3時間でずっと使えそう。それでもお値段3,000円以上するからそれだけの価値があるかの検討は必要だけど。

接続完了するとインターネットに繋がるってことで自分のサイトを見てみようとしたらSquid(プロキシ)のエラー画面が出てきました。どうやら接続先制限をしているようで、遅いけど使えるってもんじゃなく全く使えないらしい。

ANA公式はつながる
スターアライアンスもOK

いろいろ試しつつ、ANAのWi-FiだしANAの公式サイトくらいは見られるよなと試したところ、無事に接続。フライト情報とか予約情報の確認などはできるようです。他にはスターアライアンスの公式サイトは繋がるみたい。

じゃあ逆に「テキスト通信」って何と思って代表的なメッセージアプリである「LINE」を試してみたところ、メッセージの送受信は問題なくできました。確かにテキスト通信だ……。

あとはGoogleのFCMを使用した通知は来るみたいで、X(Twitter)の「通知だけ」は飛んできます。返信はできないけど。エバー航空みたいに30分だけでも無料で通信させてくれないかなーって思う所です。

台湾松山空港に着いたら櫻坂46の出待ちがたくさん

気が付いたらもうすぐ台北。こうしてみると与那国島ってめちゃくちゃ近いよなー。

オンラインで入国カードを書いていたので、特に話すことも無く入国審査が完了。日本人ならビザ免除で入れるのでらくらく。

そして到着口から出ると、なんだか物凄い人だかり。誰か来るのかなーと思って待っていると、何やらアイドルグループらしき人がやってきました。誰だろうと思いながら動画を撮っていたんだけど、後から調べたら台湾初上陸だった櫻坂46だったとか。なんというタイミングに出くわしたんだ……。

距離として数メートルくらいの位置を歩いてるのをのんびりと撮影してたんだけど、もしかしてこれ運使い果たした?

台湾5000元キャンペーンは……?

実は動画を撮る前にやってみたんです。またゲームの雰囲気変わってるし……。

惜しくもハズレて運が悪いと思っていたけど、櫻坂46を目の前で見られたほうがよほど運が良いんじゃないかって気がしてきた。元々松山か桃園どっちなのかもわからなかったみたいだし。にしてもかわいかったね。

台北松山空港から台中へと台鐵に乗って移動

今日の目的地は台湾西部の中央辺りに位置する「台中」という街。以前高雄から高鐵に乗って通ったことはあったけど、今日は台鐵に乗って在来線で目指します。

松山機場から忠孝復興まで(台北捷運・文湖線)

松山空港から台北駅に行くには、MRTに乗るのが一番楽っぽい。ということで空港直結の駅からMRTに乗車します。

台湾のMRTの注意点としては、改札を入ると一切の飲食が禁止なこと。ペットボトルの飲み物を飲むのもNGなので、入る前に飲んでおきましょう。

ちょうど行ったばっかりで2分待ち。秒まで乗っているんだよねこれ。

忠孝復興から台北車站まで(台北捷運・板南線)

忠孝復興で板南線に乗り換えて台北駅へ。似たような駅名が続いてるので降り間違えに注意。

台北駅で食料やお金を調達してきた

空港を出てから飲み物を飲んでなかったので、近くのセブンイレブンでお茶を購入。130円くらいでした。

台湾では現金を多く使う機会があるので、円高に振れてることもあって大目に出金。Revolutの無料出金枠マックスまで引き出しておきました。まあこれだけあれば足りるでしょう。なおクレジットカードが使える場所に関しては、海外手数料無料のIDAREを使用。日本では還元率0%で使い道が少なくても、海外だと戦力になってくれるカードたちです。

台北駅の広い広場。正面にはきっぷ売り場があるので乗車券などを購入することが可能。

台北駅を外から。かなり立派な建物なんだけど、地下をぐるぐる歩いていると上まで出てこない時もしばしば。そして大きすぎて全体が入らない……。

台北から台中まで(台鐵縦貫線<山線>)

券売機なら話さなくてもきっぷが買えるし、クレジットカードも利用できるのでここで購入。14時半のを買おうとしてたらなんかエラーになるので、しかたなく15時のを購入。時間制限だったのかもしれない。

台北から台中までの所要時間は2時間14分。お値段は375元(1,652円)でした。2時間の運賃と特急料金が乗ってこの値段は安い。

ホームに降りてきました。台北駅は地下にホームがあるので、ちょっとした地下鉄のような雰囲気です。

時刻表の雰囲気は日本と同じなので見やすい。横に細かく書いてあるのは停車駅一覧で、降りたい駅にちゃんと行くか見て乗りましょう(指定席ならそういうことはないんだろうけど)。

自強というのはいわゆる特急列車という意味合い。「新」が付いていないので立席的な乗車も可能なので、結構車内は混雑しているみたい。台北からじゃなくてもう乗ってるって、いったいどこからこんなに乗っているんだろうか。

新自強は新しいEMU3000型が使用されているけど、無印の自強で使用されているのは旧型の「E1000型」でした。でも乗ったことが無いからちょうど良いかな。

台鐵縦貫線は山線と海線があって、目的地の台中に行くのは山線。海線に行くと台中は通らないので注意。でも本数的には山線のが多いから乗り間違えは少なそうだけど。

それでは台北から台中までの乗車。15時出発で17時14分着なので2時間14分の乗車です。結構ゆったり過ごせるのかなーと思ったけど、かなり混んでいてバタバタ。想像以上の乗車率にびっくりです。

小腹が空いたので、ファミリーマートで売っていた「パイナップルパン」を購入。見た目的にはメロンパンみたいに見える。台湾らしいメニューです。

台湾で美味しいって思ってるコーヒー。チルドパックのような味で美味しいんだよね。先ほどのパンとセットで49元(216円)でした。やっぱり物価安く感じる。

無事に台中に到着。今日はここまでなので下車して宿へと向かいます。

数分後にやってきたのは、普悠瑪新自強号の列車。本当はこっちに乗りたかったんだけど、満席で載れなかったんだよね。

台中駅から明日は高雄に行くんだけど、海線にも行きたいんだよね。さてどうしようかな。

台鉄は長距離列車が多いのが面白いところ。ここから台東ってほぼ反対側じゃないか……。

日本統治時代の旧駅舎が残る台中駅

2016年に高架化されて立派な佇まいになった台中駅。今の駅は3代目となっていて、すぐ隣に2代目の駅舎が残されているようなので見に行ってみることに。

こちらが台中駅の旧駅舎。1917年の日本統治時代に建築された駅舎で、約100年もの間利用されてきた歴史ある建物です。現在では駅としての役目は終わりましたが、歴史的建造物として保存されています。

駅の入口には歴史が書かれた看板が設置されていました。残念ながら日本語での解説はなし。

駅の中は現役当時のまま。イベント会場とかにも使われることがあるみたい。

改札もなんだかレトロな雰囲気。今はQRとかになっているけど、当時は有人でやってたのかな。

ホームにも自由に入ることができるようになっていました。なんかこういう所で撮影とかできたら楽しそうだなぁ。

駅構内には引退した車両も展示されており、中は雑貨屋? のようになっていました。

なんだか東急っぽい電車が置いてある。普通列車として使用されていた車両のようです。

この車両はDR2700型というらしく、製造会社は東急車両。やっぱり東急だった。

古い駅舎と新しい駅舎を合わせて1枚。こうして日本統治時代の建物を残してくれるのは、日本人としては嬉しい思いがあります。しかし同じ植民地になった台湾と韓国、なんで印象が違うんだろうなぁ。

台中駅前にある「台中輕行旅(Hotel Leisure Taichung)」に宿泊

本日の宿は台中駅の目の前にある「台中輕行旅(Hotel Leisure Taichung)」というホテル。Agodaで4,500円くらいで朝食付きプランを予約しました。キャッシュバックがあるので実際はもう少し安いかなという感じ。支払いは現金のほかクレジットカードも利用可能です。

ちなみにどれくらい近いのかというと、こんな感じ。雨が降っていても諦めて行けるレベルの距離感です。近くには商業施設も多いし、コンビニも徒歩0分の位置にあるので買い出しなどにも困りません。

今回は10階の部屋でした。いったいどんな感じのお部屋なのか楽しみ。

ちょっと小さ目なテーブル。ミネラルウォーターが用意されているので、飲料水とか歯磨きとかに使おうかな。台湾の水道水は飲んだらお腹壊しそうだし。なお台湾はコンセントのプラグ自体は日本と同じだけど、電圧が「110V」とちょっと違うので、ドライヤーやヘアアイロンなどを使う際は要注意。

テレビの下にはチューナーなのか謎の機械がぶら下がってました。前のホテルもそんな感じだったような感じだけど、こういうのがデフォなのかな。

ベッドはシングルサイズ。近くにコンセントがあるので、スマホの充電などをしながら寝られそうです。

バス・トイレです。台湾でバスタブがあるのって珍しいような気もする。なおアメニティは基本的に提供禁止となったので、置いてあるのはバスタオルくらい。日本から持参してくるのが無難です。

窓からは台中駅前の光景が一望できました。高層階ってこともあって遠くまで良く見える。

昼ごはんに食べたかった台鐵弁当をようやく実食。骨付き肉が入った排骨弁当で、丸ごと大きな茹で卵も入ってました。見た目の割にボリューミーなお弁当でした。これで80元(割り引かれたのかな)なら安いね。

夕食を求めて台中の街を散策

さっきのお弁当はあくまで「昼ごはん」ってことで、しばらく休憩してから夕食を求めて散策しに出てきました。あらかじめ店を見つけてから行くのも良いけど、ぶらぶらして良さげな店に入るのも良いかなーと。

旧駅舎のようにレンガ造りの建物。これも日本統治時代の建物なのかな。

たくさん路駐がある路地。なんだかこれも台湾らしいなと思いながら歩いていると、気になるお店を見つけました。

路地にあった牛肉麺や魯肉飯のお店「德利麵食館」で夕食

路地をぶらぶらしていたら、何だかおいしそうな香りが漂ってきました。その香りの元はこの「德利麵食館」というお店のようで、メニューを見てみると牛肉麺とか魯肉飯といった台湾名物の料理が並んでいました。お値段もそんなに高くないので入ってみることに。

メニューはこんなラインアップ。今回は目的の牛肉麺150元(656円)と魯肉飯40元(175円)を注文。オーダーは台湾でよく見る記述式で、これなら言葉話せなくても注文しやすい。

香辛料などの調味料は横から好きに取ってくるスタイル。本場のやつなのであんまり入れ過ぎたらめちゃくちゃ辛そう。

先にやってきたのは魯肉飯。牛肉麺も頼んだので小サイズにしたけど、お茶碗1杯ほどの量で結構ボリューミー。たっぷりのお肉と甘辛タレでご飯が進みます。

魯肉飯を食べ終わってしばらくした頃に牛肉麺がやってきました。太めのもちもちとした麺に香辛料で味付けされたスープとたっぷりの牛肉が入った一杯。スープはあんまりしょっぱくなかったので、ついつい飲み干してしまいそうに。写真の見た目以上に麵がたっぷり入っていたのでお腹いっぱいで満足です。ごちそうさまでした!

駅の反対側にあるショッピングモール「大魯閣新時代購物中心」へ

食後は駅の反対側にある「大魯閣新時代購物中心」というショッピングモールへ。目的は地下にあるディスカウントストア……なのかな、スーパーマーケットの併設された「家樂福德安店」というお店です。コンビニで買うとやっぱり高く付くので大き目な烏龍茶を購入してストック。でも台湾の烏龍茶は美味しすぎてあっという間に飲んじゃうんだよね。24時間空いてるらしいから朝にまた行かないとかも。

買い物を済ませて旧台中駅に戻ってきたら、暗い中で電気が付いていて良い感じの雰囲気に。

ホテルに戻ってきたのは、日本時間では22時くらい。でも台湾だと21時くらいなので早く感じてしまうから危ない。体内時間は日本で動いているからきっと体的にはもうそろそろ寝たくなる……はず。これが海外旅行の注意点だよね。

明日は台中から高雄まで行くけども……?

明日の目的地は高雄。台中から単純に新自強とかで行くと数時間で到着するけども、海線に行きたいとかいうのもあるんだよね。色々時間調べて良い感じになれば良いけど、さてどうしようかな。最終日に台鐵で戻るのはリスキーだし、やっぱり明日に巡っておくのが無難なのかもしれない。

朝から列車に乗りっぱなし、客車列車に4時間乗ってきた - 台湾の西部を台鐵と高鐵で往復する乗り鉄旅行:2日目
今日は台中から高雄まで台鐵で向かいます。もう本数が少なくなっている客車列車「莒光號」に長々乗ってきました。

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